お天気がもってよかったですね。
ご結婚おめでとうございます。
典子女王として宮邸をご出発。ご挨拶される女王殿下。
三笠宮殿下もいらっしゃる。
ピンクのスーツにカメオ。帽子の飾が美しい。
千家の使者がお迎えに来て、いよいよご出発。
お式へ向かう千家氏と典子女王。
久子妃のご感想
「典子と過ごした年月を感慨深く振り返りながら、結婚の準備を進めてまいりました。
本日、滞りなく結婚の儀が終わり、安堵いたしました。
多くの方々に祝福していただいたことを感謝申し上げ、温かな幸せと喜びに満ち溢れた時が
彼らを待ち受けていることを祈っております。
婚約内定の時に申し上げたように、典子には、親元で過ごした年月よりはるかに長い時を
千家家の一員として生きていくことになります。
宮司様ご夫妻を親としてお慕い申し上げ、その仰せに従いながら、
国造家の一員として夫を支え、日々の務めを果たしてもらうよう願っております。
また、千家家の皆様方には典子を温かく、しかし厳しくお導きくださるようお願い申し上げます。
今まで学んだことや身につけてきたことが良い土壌となり、
明るく笑顔のたえない家庭を築くことが出来れば何よりと存じます。
最後に、本日の式に至るまで、お世話になりました大勢の方々に、
この場を借りて、心より感謝の意を表したいと思います」
袿に切り袴。すみません。不敬とは思うのですが、
典子女王の「おすべらかし」がどうにも李氏朝鮮時代の「カチェ」に見えて。
あまりにも頭のてっぺんが高いせい? 普通はもっと平面的な感じがするんですけど。
中国や朝鮮の髪型って、こんな風に居丈高で髪飾りどっぷりみたいなねーー
いやいや、思い過ごしですわ。
結婚の儀。
これは先日の貞明皇后より賜ったというもの。
式を終えて歩くお二人。
立派なご夫妻で。
千家氏 「きょうは、台風が近づき心配していましたけれども、無事に済みまして大変心が晴れやかです。
たくさんの方から声をかけていただきまして、大変うれしく思いました」
典子さん 「お儀式が滞りなく済みまして、私もほっとしています」
お天気がもってよかった。それもこれも大国主命様のご加護でしょう。
千家氏 「これまで大変お世話になりました。これからは、二人力を合わせて、
すばらしい家庭をつくっていきたいと思っています」
典子さん 「今までと変わりなく、大変に愛情を注いでいただいていますし、私も愛情を注いでいます」
千家氏 「まちの皆さん方と共に大神さまの下、末永く幸せに暮らしていきたいと思っております」
典子さん 「私も同じように思っています」
三笠宮系の方々は外に出られると男子に恵まれる傾向がおありなので、
ぜひぜひ後継ぎを。
氏子さん達にお礼。すでに夫唱婦随。
華燭の典は続きます。