第一報に「え?」状態。なんせテレビがないもので。
今朝になってやっと一部始終を見る事が出来、ワイドショーの見解も見ました。
色々思う事がありました。
羽生結弦は好きだし、今回の鬼気迫る演技はすごすぎて・・・・・感動もした。
でも、それだけで終わってはいけない事がやっぱりあるのではと。
いわゆる「フィギュアスケート」を取り巻く「問題」がはからずも浮彫になった気がします。
(ゆづるんファンの皆様、ごめんね)
事故について
事故は6分間練習の中で起きました。
ハン・ヤンと羽生結弦がぶつかった・・・かつーんって。
二人とも最初は起き上がれなかったけど、ハン・ヤンが先に立つ。
私は、どうにもハン・ヤンがぶつかって行ったように見えるのですが
ネット上では、羽生結弦も常に6分間練習では他の選手の妨害をする事が
あり、いつかこういう事態になるのではないかと・・・そんな風に書かれていて
びっくり
映像だけ見ると、どうしたってあっちがぶつかって来たように見える。
もし、そうだとしたら「偶然の故意」とか言われるのかしら。
起きてしまった事について日本人は言い訳が嫌い。
特にどっちが悪いとかなんとかいうのはもっと嫌い。
だけど、今後の為にも一応はっきりさせるべきではないかと
日本人が中韓へ行くとろくな事が起こらない。
そして誰も守ってくれないのが事実なんですもの。
ハン・ヤン。羽生結弦に「sorry」だけ?
棄権するべきだったか否か
1日経って冷静になったネットの住人はみな「棄権するべきだった」と言い始めました。
脳震盪の怖さはすぐに症状が出ないこと。
無理する事がいい事という常識を受け付けるのはよくない・・・・(右翼的)という事か
だけど、羽生結弦は滑った。
「本人の強い希望で」とマスコミは殊更強調して言っています。
「スケ連に言われた」「オーサーに言われた」と責任を着せられたらいやだったからです。
個人的には滑って正解だったと思います。
もしこれが・・・棄権させるのが目的の事、あるいはそこまでいかなくても
なんらかのダメージを与える為のものだったら
自分で自分の名誉を守るしか手がなかった。
なんせ、日本人は中韓にはひどく弱くて、相手に非があろうとも責めないし
むしろ、大怪我した方が責められるなんて事にもなりかねなかった。
ゆえに羽生結弦は意地でもリンクに立たなくてはならなかったのだろうと思われます。
それくらい、日本のお偉方は中国に弱いって事を露呈したんですよ。
サンゴを取られて、困り果ててる漁村の人達を見捨てるようにね。
羽生結弦劇場
スケートの映像を見て感動した事は確かです。
転んでも転んでも立ち上がってジャンプする姿は見ててもう・・・・
熱いものがこみあげてきましたよ。
だけど、出た点数には 一気に熱が冷めた感じで。
いや、でもキスクラで点数が出た瞬間に泣きじゃくる彼の顔を見たら
誰も何も言えないでしょう。
どこの国の選手もどこの国の人も
「涙」で全てを封じてしまう王子様。すごいなと思いました。
でも冷静に考えて「銀メダル」はおかしいんじゃないの?
もしこれが高橋大輔だったら、きっと酷い点数が出ていたんじゃないかと思います。
「転んでも回転したと判断されたから〇」って そんな採点ありなの?
浅田真央も高橋大輔もそんな理由で点数が低かったわけ?
転ばないけど回転不足だったから?って。
スケートを知らない私ですらちょっと・・・・・どこかの人の言い訳によく似ているような。
じゃあ、何で羽生結弦は特別だったのか。
そりゃ勿論、ブライアン・オーーサーの弟子だから。
この一言に尽きませんか?
オーサーについてからの羽生結弦は人が変わったというか
元々あった「劇場型」の人格がより一層増幅されたような気がします。
真央ちゃんも大輔もメダルを取らなくても世界中に感動を与え、また世界中から
愛されているけど、それはなぜかと言えば
「どんなに努力しても正当に評価されない世界の中で、それでも黙々と
自分を研鑽し続ける姿」ではないかと思うんです。
今、二人がスケート界からちょっと距離を置いている気持ち、ファンならずともわかるし
もうあんなグレイゾーンに戻って来なくていいよと言ってあげたい気持ちもある。
じゃあ、羽生結弦はどうなのか。
「怪我をしても自分の強い意思でリンクに立ち、感動を与えた王子様」である事は確か。
そしてその「がんばり」にジャッジが下した判定は「銀メダル」
ここに、私達が見たくないものを見てしまったような気がするんですね。
今回、相手のハン・ヤンの怪我の具合とか、その後何で棄権しなかったとか
まだまだ裏の情報が入って来ません。
中国が故意にこういう情報を出さなかったのなら・・・・あるいは「被害者」になる気かもと。
羽生結弦自体は年齢の割に非常に「侍」意識の高い、他人の苦しみや悲しみを
身に受けて強くなるタイプの選手だと思っています。
言葉も丁寧できちんとした日本語を、適切に使う事が出来る。
決して奢ったり高ぶったりせず、自分にいつも「魔法」をかけて頑張っている印象です。
それだけに、そんな純粋な青年が、ブライアン・オーサーという
いわば「権力者」と組んでしまった事が残念でたまりません。
無論、オーサーと組んだからこそのソチ五輪金メダルだったとは思うんですけどね。
ところで車いす。自分で押してたけど誰かちゃんと押してあげたらよかったのに。
重傷とかいうわりには扱いが軽いじゃないの。