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Channel: ふぶきの部屋
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改めて見直してみると

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 女性週刊誌は一体、雅子妃についてどう持ち上げようと思っているのでしょうか。

今さら、愛知の帰り、東京駅で涙していた・・・なんて。

泣いたかどうかわからない記述になってるし、一々泣いたり笑ったり・・・そんなのちょっと

クレイジーで決していい印象にならないんですよね。

 

 さて。

例の「メキシコ大統領に紹介して貰えなかった事件」で友納氏の記述と

実際が違っていた・・・という事が宮内庁から発表されています。

友納氏は、天皇陛下が「宮殿松の間」にて紹介が・・・と書き、実際は

「松風の間」であったこと。

ネットでは、それを証明する動画もアップされています。

陛下が国賓に皇族を紹介するのは「松風の間」のようです。

そして、サンプル動画は1993年の東京サミットの時のもの。

 

東京サミットは1993年7月7日から9日まで開かれ、8日に宮中晩さん会が

催されました。

1993年7月8日というと、皇太子と雅子妃が結婚して1か月後の事。

普通なら初々しい「妃殿下ぶり」を発揮され、国民から「素敵ね」という声が

あがってもいい筈だったのですが。

 週刊新潮 1993年7月22日号

「サミット晩さん会で国際的にご披露した雅子妃への驚嘆」

 宇野元首相の話

 「豊明殿の食事のあとに春秋の間でもお茶の席があったけど

ここでも雅子さまは外国人に囲まれていてね・・・一番積極的にお話になって

いたのは雅子さまでした。とにかくあの日は雅子さまデーだった」

 まさに人気スター顔負けだったのだが、それも雅子妃殿下の語学力を考えると

 当然の事だろう。なにしろその実力はハーバード大卒業後、昨年の暮れまでは

 外務省で現役の外交官としてキャリアをつみ、平成3年の日米半導体協定締結を

 めぐっては当時のベーカー米国務長官やヒルズ通商代表の通訳を務めたほど。

 英語だけでなくフランス語もドイツ語にも堪能な為、「お妃教育」で語学が削られたのも

 記憶に新しい。

 皇室担当記者の話

「雅子妃の語学力は皇族の中でも群を抜いています。といっても、これは

外国で長く生活し

最難関の大学を優秀な成績で卒業したのだから、もともと他の人達と

比較すること自体無理ですよ。確かに皇后陛下や紀子様は日常会話くらいは

出来ますが通訳抜きで經濟や外交などの専門的な会話が出来るのは雅子様だけです。

 福田赳夫元首相夫人の話

「初めての大舞台にも関わらず、大変に堂々と外国の首脳の方々とお話をされていて

私などはもう、ただたださすがというか、ご立派でいらっしゃるなあと思うばかりで」

 首脳たちは「松風の間」に招き入れられて両陛下と対面。その後春秋の間で

  食前酒を片手に歓談

 皇太子夫妻は真っ先にカナダのキャンベル首相に挨拶(女性首脳だから)

  その後雅子妃は一人でデハーネEC議長、クリストファーセンEC副委員長の所へ

  いって長い間話す。

  通訳なしで基本的にフランス語とドイツ語で会話。

 ロサンゼルス・タイムズ」のレスリー・ヘルム特派員の話。

 「クリントンはヒラリー相手に雅子妃を絶賛。

  エリツィンは宮沢首相と話した時、シベリア抑留の話を持ち出されて気分を害したが

  雅子妃とあった事で多少は日本を理解したのではないか」

 ニューズウイークのビル・バウエル東京支局長の話

 「英語ばかりでなく、それ以外の外国語も出来る雅子様は素晴らしい。

 日本にとってかけがえのない宝物ですよ」

 イタリアのテレビ局「テルジョルナーレ5」のリマルティレ記者の話

 「雅子さんが元外交官だという事はイタリアでも有名ですが、実際にみた彼女は

 愛らしくてエレガントな女性でした。しかし、それでいて何かこう、場馴れした雰囲気が

 あるのはさすがだと思いましたよ」

 国際化の流れの中で、外国語に堪能であり幅広い教養を兼ね備えた雅子妃殿下の

  ような存在が、いかに我が国にとって得難いものかはすでに先の宮中晩さん会でも

  証明されたといえるだろう。

 ベテラン皇室ジャーナリストの話

「せっかく雅子様のように専門的な知識を持っている方でも国際親善の場では

そうした(政治的な)話題には触れることすら禁じられている。

雅子妃はそのギャップにかなり戸惑われたのではないか」

 南ドイツ新聞のヒールシャー極東特派員の話

「なにしろ雅子様はキャリア外交官だったわけですから、日本と米ロの間にある

問題については当然よくご承知なわけでしょう。

その上、クリントンはちょっとした会話の中にも政治的な入ってくる人だし

エリツィンにしても日露間に心理的な壁がある以上、

いきおい政治的な内容になってもおかしくはない。

もっとも彼女はご自分の立場をよく理解した上でごく自然に対応したと思いますね。

例えば微妙な話題になった時には、私は大学生の時はこう考えましたという風に

答えられるのが雅子さんという方だと思います」

 大役を果たした雅子妃殿下への期待は高まるばかり。

 日本の皇室外交の舵をとるのはやはり、このスーパーレディのようだ。

 21年前からこんなに「架空」の話がでっち挙げられてきたのかと思うと腹が立ちますが

  当時は、このような記事を鵜呑みにした人が沢山いたのであり、その印象が今も強い事は

  確かです。

  まず、馬鹿みたいに沢山出てくる「語学堪能」という言葉。

  このサミットでは英語だけでなくフランス語とドイツ語を通訳なしで喋っていた・・・だろうと。

  「へえ、雅子様って英語・ドイツ語・フランス語・ロシア語まで出来るのか。すごいな」と思った人

  沢山いたでしょう。

  しかも

  ・ 語学が堪能だからお妃教育から「語学」が削られた

  ・ 皇后と紀子妃は日常会話くらいしか出来ないが雅子妃は専門用語で話せる

  ・ 語学堪能なお妃は国際化の流れの中で貴重

 と書かれていて、これとほぼ同じ記事が毎週のように女性週刊誌に書かれていたのですから

  洗脳されないわけがない・・・・と。

 さらに「キャリア外交官」という言葉が頻繁に出てきます。

  正確には「外務省北米二課勤務の職員」にすぎなかった雅子妃が、なぜに「外交官」と

  言われ、それを誰も否定しなかったのかという事。

  福田首相夫人やら宇野元首相やら・・・・政治家やその夫人がこぞって彼女を褒め称えた

  わけですから、反論する人などいるわけがない。

 そして、今思えば、あまり有名とはいえない外国人ジャーナリストたちの証言。

  だけど、あの当時は「〇〇っていう国の〇〇って記者がこう言っている」と書けば

  それこそ「国際的に認められた妃殿下」と思われたんですよね。

 そこで。動画です。

 

 

 この動画を最初から見ていると・・・・・

  あれ?エリツィンと通訳を介して話してるけど。

  入場の時点で雅子妃の目は少し泳いでいる印象。横の皇太子に何か聞いている。

  動画が始まって3分強、雅楽を見る皇族方はみな、横の公賓としゃべっているのですが

   皇太子夫妻は二人の世界に・・・(決して微笑ましい場面ではなく)

  他の人達の塊から離れた所でカナダのキャンベル首相(?)と話し込む皇太子夫妻。

  皇后陛下はエリツィンらを紀子妃に紹介。ちょっと戸惑い気味ながらにこやかに

   対応する紀子妃。

   人の輪の中から外れた雅子妃は、宮沢元首相に軽く会釈後、一人でぶらぶらと歩き出す。

    ここから先の雅子妃お「華麗な皇室外交」シーンは、よく流れているので記憶にある方も。

   でもよく見ると、一人でしゃべくりまくっているんですね。

   自然に人の輪が出来たというより、「あの人、何を一生懸命に喋ってるのかしら」って感じ。

  晩さん会の席に到着すると、紀子妃はすぐさま隣のメージャー首相とにこやかに歓談。

   こちらが思わず微笑んでしまうようなシーン。一方雅子妃は誰とも目を合わせる事がなく

   着席。

 会話が弾む両陛下、紀宮、常陸宮妃。紀子妃はクリントンと楽しそう。

  雅子妃は最初こそエリツィンと通訳を通して会話。というか、ここでも雅子妃は

  一方的に話しをしたのではないかと推察(エリツィンが頷く場面しかないので)

 やがてエリツィンは黙ってメニューを見る。

  きづいた雅子妃が話しかける。

 紀子妃は通訳なしでクリントンとお話し。聞き入るクリントンと「僕もまぜて」状態のメージャー。

 しかし、雅子妃とエリツィンの間には微妙な空気が流れている。

 みな、それぞれ隣の人と楽しそうにおしゃべりをしている中でこの光景は異様。

  相手がエリツィンだったから・・・・秋篠宮殿下の隣の人も無口でしたけどね。

 そして有名な

 

この写真になるわけです。

クリントンは紀子妃と楽しそうに会話。雅子妃がそれを凝視。

接待しなくちゃいけないエリツィンはまっすぐ前を向いてる・・・というシーンです。

 要は何が言いたいかというと、当時から週刊誌等、マスコミが持ち上げる言葉や文章と

  映像がまるで違っていた・・・という事。

  国民の多くは映像をみて、心の底では「何か変。ちっともキャリアウーマンに見えない」

 「皇室外交しているように見えない」と思いつつ、「でもマスコミがそういうんだからきっと

 違う場面ではちゃんとしていたんだろう」と思ったろうと。

 今回のオランダ国王夫妻の晩さん会ででは、結婚直後よりさらに「礼儀」の「れ」の字も

  無視して、髪は乱れたまま、乾杯の時は隣の外相を無視・・・というとんでもない失態を

  演じています。

 1993年当時、笑顔だけが武器だった紀子妃と、ちょっと無造作な秋篠宮。

  それが2014年にはご立派に「皇族の鏡」になられた。

  これが「人の成長」であり、そういう部分に国民は惹かれるのです。

  21年前と今年と少しも変わらない・・・・29歳時と51歳時で全くやることが変わらない。

  しかも11年も前の話を持ち出して「傷ついた」と恨み節を歌うのは、

  日本人の本分ではないだろうと思います。

 この動画を見ると

 ・ 雅子妃は外交の達人でもなんでもない、ただのKYな女性

 ・ 雅子妃は「自分が主役」である事が大好き

 ・ 語学が堪能・・・・と言われているけど、本当は・・・・

という事がわかります。そして皇太子も初めての大舞台に立った妻を

フォローするというよりはほったらかし。

礼儀を教えると言うよりは一緒になって別世界に入り込んでいるという事がわかります。

 皇后陛下がエリツィンを紀子妃に紹介したシーンは、ちょっとびっくりして戸惑う紀子妃に

  容赦なく「あなたに任せました」みたいな雰囲気をかもしています。

  なぜ、それを皇太子妃にしなかったのだろうか・・・・と。

  そうすれば、雅子妃が人の輪を潜り抜けてぶらぶらすることもなかったろうにと。

  この頃はまだ・・・・?

  色々想像できちゃう短い動画なのでありました。


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