せっかく平野啓一郎さまからコメントを頂いたので
全文掲載し、皆様からのご意見を募りますね。
「平野 啓一郎.
今度の一件では、精神的に完全に荒廃しきったような悲惨な言動を数多く目にした。
脅迫映像だけでなく、それらも見たくないから、しばらくSNSから遠ざかっていた。
しかし、そういう反応はある程度予想のつくことで、
僕のペシミズムを一層色濃くしただけだった。
他方で、これまで信頼していた人が、
後藤さんの「素性」に関するゲスの勘ぐりと馬鹿げた陰謀論に荷担して、
それをシェアしているのを目にするのは、何とも言えずやりきれなかった。
僕の中で、知性と感性、品性の評価がガタ落ちしてしまった人が何人かいる。
出来れば、見なかったことにしたい。
後藤さんはジャーナリストで、それ以上でも以下でもない。
彼がどんな人間だったかは、直接会わずとも、
彼の著作やインデペンデント・プレスの彼の取材報告を読めばわかる。
http://ipgoto.com/archives/category/report
取材やその準備には時間がかかり、その期間、
表向きには「空白期間」に見える、というのは当たり前じゃないのか?
どうかしてる」
まず、私は「平野啓一郎」なる人がどなたが存じ上げない。
1975年生まれの小説家という事でよろしいでしょうか?
WIKIによれば
1975年。愛知県生まれ
2歳から18歳まで北九州で育つ
京大法学部入学
在学中に執筆した「日蝕」が芥川賞受賞
誰が見ても、こんなに素晴らしい経歴はないでしょうね。
知識が豊富、文学的才能に恵まれている。
今年、40歳になる。まだまだ若い作家さんですね。
そのような方が、こんな小さなブログにぶしつけに
書き殴りをする筈などないと思うんですけど、とりあえずフルネームを
名乗って頂いたので、礼儀知らずとまでは申しません。
悲しいのは、上記の平野氏の文章。
非常にわかりにくいのです。読みづらいのです。
何でこんなわかりづらい文章を書くんだろうと思い、色々考えて
思いついたのは、私こと「ふぶき」を見下しているのかなあという事。
「ささっと殴り書きしてもこれだけのものが書けるんだ。
ふぶきごとき、ただの主婦にはこの高尚な意味がわかるまい」
あるいは
「ふぶき及びそのブログに集まる人々が高尚な後藤さんをあれこれいいう
資格はない」
そういう話なのかなあ・・・・・・と
確かに私は学歴もないし、頭もよくないし、難しい言葉が大嫌い。
「ペシミズム」ってなんだっけ?と思って、辞書で調べちゃったくらい。
頭が悪くて本当にごめんね。
で、そのない頭を持って上記の文章をわかりやすく書くと
「この件に関(報道とうらはらに)ネットでは後藤さんやその回りの
人々に対するあれやこれやの批判が目立ち、そういうのをみたくないので
SNSから遠ざかっていたんだけど。
でも、こういうのは予想がつく事で、僕の悲観主義により一層確信を
持っただけだった。
この人がこんな事をいうなんて・・・あんな事を言うなんて・・・
そんな人だと思わなかったという人が何人もいて絶望した。
後藤さんはいい人だ。立派なジャーナリストだ。
それは直接会った事のない人だって、取材を見れば一目瞭然。
取材には準備期間があって、その間「空白」だったからって
何だと言うのか?」
・・・でおおむねオッケーですか?
で・・すみません。個人的に、何でこんな事を書かれたのか
さっぱりわからないんです。
私、テレビの報道による「後藤爆上げ・悲劇の主人公」が嫌いなので
テレビはみないし、ネットで「自己責任」と言われている事は確かで
それが間違っているとも思わないので。
でも、上記の文章を見る限り、私の後藤氏へのスタンスを批判しているんですよね。
京大卒のエリート作家さんが、無名の主婦に対して。
私は知識が豊富とはいえないし、難しい文章が書けない人です。
(お役所言葉の意味が呑み込めず、娘のような公務員に馬鹿にされてますが)
だから、彼のイデオロギー(でいいの?)に対して、適切な文章で
お答えする事は出来ないかもしれない。
でもあえて、私らしく分析してみると。
後藤健二 (宮城県出身)1967年生まれ
極左翼系キリスト教団体に所属
ダイヤモンドより平和が欲しい
マザーアースが実の母親
彼がジャーナリストになるまでに紆余曲折があった事は否定しません。
また、彼が湯川氏を助ける為にシリア入りした・・・という事も格別
ひていするものではありません。
問題なのはその思想です。
母親が左翼思想にまみれている事
彼自身もそういうキリスト教団体に所属していたこと
彼はシリアに行く前に「何があっても自己責任で、それでもシリアの
子供達を救いたい」と言ってた事。
石堂順子氏と後藤健二氏は一緒に暮らした期間があまりないのに
ある意味、とても似ていると思うんです。
それは「思想」ですね。
「地球の平和は誠意を見せれば必ず伝わる」
「地球の平和は武力では保つ事が出来ない」
「私が武器を捨てれば相手も捨てるだろう」
・・・・・そういう理想論の行きつく先が
「日本は日本人だけのものではない」
という思想に繋がり、やがて
「人命は地球よりも重い」
「人があって国がある。生き残る事が出来ればたとえ国が滅びてもいい。
国籍も戸籍も人種も言葉も無意味だ」
・・・となるんですよね。
行きつく先は
「国を守る為に戦うなんて憲法9条に反する。日本はたとえ国を失っても
戦ってはいけない。殺すよりは殺される側になりたい」
今日もきょうとて、駅前では共産党のおば様方が声を張り上げて
「子供を戦争にはやりません!」とか言ってましたが。
つまりそういう世界ですよ。
(一体、日本が誰と戦争するの?イスラム国?)
そういう思想の人から見ると、「自己責任で紛争地帯に入ったんだから
こうなる事も覚悟してたんでしょ?
むしろ、(脅されているとはいえ)イスラム国に塩を送るような事を
母・妻ともにするという事が信じられない。本末転倒なんじゃありませんか?」
と言われたからって、それが
「精神的に完全に荒廃しきったような悲惨な言動」になるのかわかりません。
在日云々・・・という話も、石堂順子さんの自宅に金日成の写真があったのを
見た人がいるんでしょう?石堂さんの日本語の不自由さを見ても
もしや・・と思うのは当然。
後藤氏が所属していた反日キリスト教団体もそう。
そして在日の何が問題なのかといえば、それは国籍の問題ではなく
やっぱり「思想」です。
日本で生まれて日本で育って日本の恩恵を受けながら、心はかの国にあると
いうそのあり方です。
私はアメリカやブラジルで暮らす日系の方々を尊敬します。
様々な理由でその国で2世3世を生み出しつつ、根底では「日本人のよさ」を
追及しつつも、自分が住む国に忠誠を尽くすというそのあり方に。
在日の方々とは正反対でしょう?
日本人で東京の都知事にまでなりながら心は韓国にある舛添さんとかね。
後藤氏の思想の中に、その片鱗を見るから、人は彼への反発を
「自己責任」と言うのです。
いわば、隠語だと思って下さい。
今回の一件で、日本は確かに何もできませんでした。
安倍総理の発言が引き起こした・・・という向きもあるでしょうが
そんな発言くらいで人質をとって殺す方が悪い。
フランスで起こったテロも、そもそも新聞社がイスラムを
馬鹿にするような絵を載せなきゃよかった・・・という話では?
なんでそっちは「言論の自由」で、こっちの総理大臣は責められないといけないの?
だけど、やっぱり風刺画を書かれたからって人を殺しまくるのは、殺す方が悪い。
今回の一連のテロは「戦争」にもならない、ただの意地悪な仕返し・報復です。
完璧に「理」がない。
イスラム国の思惑が功を奏したのか、後藤氏が殺された事で一層
「安倍総理責任論」をまくしたてる人達が増えました。
「何であんなこといったの?
日本は少しでもどちらかに味方するような事を言ってはいけないのに。
そのせいで日本人が殺され、日本人が世界でテロの恐怖にさらされる」と。
だけど、テロの恐怖にさらされているのは日本人だけではない。
今回、たまたまイスラム国が日本を名指しで言ったから、そういう経験のない
日本は驚いて「怖い」と思い、誰かを責めずにいられないんです。
だけど、そうやって国論が二分される事自体、あちら側の目的なのだから
絶対に乗ってはいけません。
後藤氏は1967年生まれ。私とそう変わらない。
何歳まで宮城で暮らしたのかわかりませんけど、
宮城と言う土地柄は東北大を拠点に左翼が強い所です。
そういうキリスト教団体もあったでしょうね。
思想の根底がもし、土地柄にあるのだったら・・・・悲しいですけど。
平野氏は1975年生まれ。
ベルリンの壁が崩壊した時、中学生だった
ソ連よりはロシアという呼び方の方がしっくり来るだろし
毛沢東を知らない世代。いわゆる「共産主義」「社会主義」に対して
恐れを知らないんですよね。
私達、みんな戦争を知らない子供達で「日本が侵略戦争をした」事を
今も心のどこかで傷になっている。
後藤氏が危険地帯にわざわざ入って行ったのも、本当の「戦い」の怖さを
知らないのと同時に「俺は(侵略戦争した日本人とは)違う」と思いたかったのかも。
(いくら「日本が戦争をしたのは自存自衛の為」と言っても、ここまで
固定観念で通ってくると覆せず・・・)
世界中のどの民族もそうですけど、
その「民族」「部族」が生き残る為には、よその国や民族がたとえ滅びても
構わないのです。もっと小さく考えると「自分の家(一族)が生き残る為には
隣の家が全滅しても構わない」と言う極端な考え方があるのです。
倫理的に言えばそれは許される事じゃない。
だけど、実際にそういう国や民族がいる。
それがイスラム国であり、中韓であり・・・・理屈が通らない相手に平和を
説いても意味がない。
だから私達は私達で身を守るしかない。それが集団的自衛権ではないですか?
あれ・・・?
平野氏のコメントに対する答えになってないかも。
あーーやっぱりふぶきは学がないので、言いたい事をきちんと表現できませぬ。
許して下さいね。
平野様、人違いだったらごめんなさい。
だけど、本当にあなたが有名な小説家であるなら、まず季節のご挨拶から
入って欲しかったですわ。
人様の家に土足で入るような真似をしてはいけません。
学をひけらかして去って行くのでは皇太子妃と同じですよ。
私はあなたより9歳年上でお姉さんですから言うのです。
まず礼を尽くして下さい。