和歌山の小学生殺人事件。
犯人が捕まってよかったですけど、名前が「中村桜州」ってすごいわーー
しかも犯人の自宅は全部ピンク色。
さらに被害者の家の目と鼻の先。
さらにさらに親は高野山のお坊さんで大学の先生?
親が高学歴・・・子供が心身喪失系の犯罪ばかり 因果関係がわかりません。
桜州という人物は以前から危ない人と見られていたようですけど
それが先天的なのか後天的なのか
私が務めているお役所の周りには、非常に繁栄を誇る一家がありまして。
大元は多分、江戸時代末期の大地震で中部地方から流れてきた
一家だと思うのですが、今は分家が沢山あり
その家族数の多い事・・・・末広がりとはこの事です。
どこが本家が分家かはわかりませんが、しょっちゅう「相続」関係で
戸籍謄本やら住民票やらとりに来るので。
で、そこの家の「嫁」らしき人が戸籍謄本をとりに来たのです。
受けたのはこのブログでも有名になった「44歳」(今年45歳ね)
44歳 「必要なのは・・・」
嫁 「父のなんです」
44歳 「はい。あなたのお父さんですね」
嫁 「はい」
しかし・・・実際には「父」ではなく「舅」だったので、委任状が
ないと戸籍謄本は取れないよーーという話でお帰りに。
その後、44歳が言う事には
「なんで父って言ったんでしょう?父じゃないのに」
そこでうちのロボットのような25歳公務員は言いました。
「実のお父様ですか?と聞くべきでした」
44歳 「実の 実のと言わないとダメなんですね。でも変ですよ。
普通、「お父さん」と言ったら自分のお父さんじゃないですか。
旦那のお父さんは「義理のお父さん」の筈。なのに何で「はい。父です」と
言ったのか・・・さっぱりわかりません」
私 「嫁にとって舅や姑は「父母」と呼ぶでしょう?」
44歳 「呼びません。旦那の親は私の親ではありませんから。絶対に
呼びません」
私 「義理の父、義理の母でも、結婚した以上は親子じゃん?」
44歳 「いや、絶対に違いますから」
20歳そこそこの嫁じゃあるまいし、頑なだよなーーと思いつつ
「もしかして、『私は〇〇さんの妻であって〇〇家に嫁いだんじゃありません』
とか言ってるわけ?」
と聞いたら
「はい。勿論です。私は嫁じゃないし、旦那の親は自分の親ではありませんから」
・・・・・・・ だからーー20代嫁ならそういう事も言うけど・・・44歳でしょ。
「何か嫌な事あったの?」ときくと
44歳 「はい。私が妊娠したら「跡取りだ」って大騒ぎして。
今でも息子を「跡取りだ」と言うんです。跡なんか取らないし、
家なんか継がないし」
でも44歳の息子は一人っ子で御主人は一人息子。
義理の両親としたら「〇〇家の跡取りが出来た」と喜んでいるんじゃないかと。
名前を継ぐというのは、それなりに重要な事だと思うし
先祖の一人ひとりが「〇〇家を絶やすわけには・・」と頑張ったから
今の自分があると思えば。
だけど44歳は頑なに「家なんか継がないし、跡取りじゃない」と言い張る。
何でも「戌の日の腹帯」を舅・姑が勝手に貰って来た事が未だに許せない
んだそうです。
「自分で行きたかったのに・・・・」と。
「妊娠中で大変だからって行ってくれたんじゃないの?ありがたいじゃない?」
「ありがたくないです。自分で行くべきだし、行きたかったです。それが何の
断りもなく勝手に。今でもそれが許せない」
散々御主人に話したけど、「じゃあ、もう一度行けば?」と言われて終わったらしい。
今時の嫁は、こちらが気をきかせても「嫌だ」といい、何もしなければしないで
「冷たい」といい・・・どうすりゃいいのって感じですね。
嫁が来たら、その子が「世話をやかれたい派」か「シカト派」か見極めないと。
うまく付き合っていけないかも。
そういえば、最近、自分の家族の生年月日がわからない人が急増してます。
いざ、住民票って時に「あれ?何年生まれだっけ?」みたいな。
堂々と「妻の生年月日なんて知らねえよ。興味ないし」と言われたこともあります。
高校生が身分証明できないので、誓約書を書かせたら
家族欄には父母の名前と生年月日だけ。
「同居している人全部」と言って初めて「ああ・・兄弟も」という始末。
しかも誕生日がわからず親に電話してるし。
何だか「家族」が希薄になりすぎてませんか?
うちらへんの旧家は、財産を守る為に孫を祖父母の養子にしているようで
当たり前ですが、戸籍上「父」は祖父、母は「祖母」になり、ここに産みの親と
戸籍上の親が発生し、生年月日や関係を知らないと後々大変になるわけで。
そこで「濃密」な家族関係が築かれるのでしょうかねえ・・・・・
まあ、確かに戸籍というのは実の親子の系譜を辿らないととれない代物で
「嫁」は娘ではないわけですが。
私は「父です」とはっきり言ったお嫁さんが偉いなと思うんですけどね。