香淳皇后60代。
ローブ・デコルテの香淳皇后。これぞ日本の誇り。
この頃、日本はまだまだ西洋にコンプレックスを抱いていた時代。
国民は誇らしかったろうなと。
香淳皇后63歳くらい?十二単を着て撮影。
歳を召されても気品は変わらず。
964年。東京オリンピック。
多分、1966年。マスコス大統領来日時。香淳皇后はコートをお召。
一方のイメルダ夫人はすごいドレス姿。時は9月らしい・・・
皇族がコートを着てはいけないという事はなかったんですよね。
197年 エリザベス女王来日。
1971年。訪英時。香淳皇后様のリーブ・デコルテは回りと調和されてますよね。
一方、皇后陛下の60代はバッシングによる「失声症」から始まりました。
その原因の一つとなった写真。
ちょうどバブルが弾けた頃。
本来なら、華やかな天皇・皇后カップルのダンス姿・・・の筈なのですが
なぜ批判されたのか。
軽井沢静養はふわさしくない・・・・皇太子時代、毎年東宮家は軽井沢で静養していました。
プリンスホテル宿泊でしたよね。即位してから「御用邸があるのに」と言われてやめたのです。
奥尻島の地震と津波の後、すぐに慰問に行かなかった事が批判され
「国民と苦楽を共にすべきなのに」と言われ、阪神大震災以後はすぐにかけつけ
膝をおって慰問に。
両陛下もまさか即位して批判されるとは思っていなかったのではないかと。
ただ、あまりにも昭和とかけ離れた皇室がそこにはあった・・といえばいえるでしょうね。
声を失いつつも手話で励ます皇后陛下。
すっかり「慈愛」イメージが定着しました。
こだわりのケープドレス。
遠目から見ると聖職者のようですよね。
皇后陛下は文学者で歌人でもあります。
皇太子懐妊によせて
いとしくも母となる身の籠れるを初凩のゆふべは思ふ