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Channel: ふぶきの部屋
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母親が働くと言うこと

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 いやーー同僚の話、皆さんに反響が大きくて。

やっぱり関心が高いかなと思います。

「共依存」という意見には全く賛成で。何度似たような事を本人に言ったか

わかりません。

4月の段階で彼女、娘が吹奏楽部に入るのを反対してました。

理由は「お金がかかるから」

楽器のリード、楽譜入れ、遠征費、部費、衣装代そのほかモロモロ。

はっきり言ってお金持ちじゃないと入れない部だと。

しかも全国大会に行っちゃったりした部ですから、厳しいし。

「あの子には無理。だから辞めてっていったのにどうしても入るって」

で、入ったらしょうがなく「いきなり3万の支払いがー」とか「衣装は手縫いなの」と

仕事しながら夜中に縫い物して頑張ってたんです。

しかし、1学期の終わり頃から「頭が痛い」と言って学校を休むように。

理由は「部活で3年生の先輩が怒ってばかりいる。その怒り方がいやだ」とのこと。

すでに1年生で挫折者が出始めて。

その時、私は「あんなにあなたが反対したのに絶対頑張るって言った以上は

最後まで続けさせるべき」と言いました。

その時は彼女も「そうよね」って言ってたんだけど。

一度、先生と面接してその点は解決した筈・・・・だったのに。それでも行きたがらず。

今度の理由は「外でマーチングの練習をするのが嫌だ」

暑いから・・・との理由。

その時、彼女は「あの子は体が弱いから絶対に暑さに負けるの。無茶なのよ。

外で延々とマーチングの練習なんて」と言い出し・・・・・

辞めたいがエスカレートしたけど、担任の先生が止めにかかる。

「もうちょっと頑張ってみよう」と。先生のそういうすり寄りも嫌だったよう。

最後は顧問の先生が出てきて「下さる」状況に。

担任いわく「忙しい顧問の先生が時間をとって下さるのだから、学校へ来て下さい」

と言ったら、そのセリフに親子で拒否反応。

「何?その上から目線」って話ですね。

1学期の終わり頃から不登校になってトイレにこもる。

心配した担任が毎日家に電話をかける。娘は出ず・・・一度、父親が出たけど

先生の「みんな一生懸命にやっているんですよ」ってセリフが相当気に食わなくて

「もう辞めさせろ」という事態に。

「先生は娘の気持ち、全くわかってない」と母親は言い出し・・・・

私は「でも芸術の世界は厳しいものだから」

「何でも全体責任にするってのもどうかと思うわ」

「でも宝塚の音楽学校ではね・・・」なんて話もし。

夏休みに入っても毎日、担任の先生が電話をかけてくる。出ない娘。

仕舞には親にもかけてきて「何とか学校で話し合いましょう」

そんな電話攻撃に彼女はすっかりまいってしまい

「もう絶対辞めさせる」って話になりました。

まさに絵に画いたような「共依存」ぶりで、部活辞めても何かしら理由付けて

学校に行かないのではと私は想像しています。

「親と言うのは子供に振り回されるものよね」と掃除のおばさんと楽しそうに

語らっている彼女を見る度「えーーそうか?」と思う自分がいて

確かにそういう一面もあるけど、今回は違うんじゃ・・・なんて口が裂けても言えません。

私自身、子供の部活に口を出した事ないし。

(いや、一回あるか。あんまりぐずぐず言うからコーチした・・・・)

ジュニアは3年間野球部で、そりゃあ大変だったしレギュラーになれなかったけど

いじけもせず頑張り通したからなあ。

こっちも仕事してたし、それどころじゃなかったし。

で、子育ての話とは別に。

「55歳でフルタイムで働く事は当たり前」というご意見。その通りだと思います。

ずっと働き続けてきた人だったらね。

定年まであと5年ないし6年?

定年後は嘱託で働き、年金を貰う年齢になっても何とか仕事をみつけ

70までは頑張って働く・・・・これが定番になりつつあります

 

だけど。

「55歳からのハローワーク」となるとそうはいかないのでは?

私も彼女には「もし、どうしても高給とりでフルタイムでっていうなら

介護の仕事かクリーニングの仕事くらいしかないんじゃないか」と言いました。

よく生保の人がこの二つの職業につき、自立を目指すのですが大抵挫折。

腰を痛め、体力を消耗して倒れちゃうから (そこにはかなりの甘えもあるけど)

そんな話をすると彼女は沈黙しちゃう。

これから体力が衰えていく現実を目の当たりにするのに、若い人と同じか

それ以上に働かなければならない環境ってなんだろうと思っただけなんです。

普通は55歳といえば子育てが終わっている年頃。

専業主婦してても旦那が定年でも、「これからフルタイムでばんばん働こう」とは

思わないよね

そもそも定年というのは「長い間ご苦労さまでした。これからは体力的にも

少しセーブして下さい」という意味でしょ?

ところが、介護保険料やら後期高齢者保険料などの支払いの為にさらにパワーアップ

して働かないといけないっていうのは違うのでは。

人は何の為に働くか。仕事が好き、生きがいだという人を除けば

「生活の為」で。

その生活が歳をとればとるほど苦しくなるのなら、何の為に働いているのかという事。

事前に準備しない自分達が悪いというけれど、、本当に事前準備を考えるなら

二人とも正社員で子供なしで不動産ありでローンなし・・・くらいじゃないと。

40すぎで子供を産んだ人なんて完璧に「計算違いも甚だしい」と言われているみたいで

傷つくなあと。

「歳を重ねる」という事は、病気になりやすい、体力が衰えるという事。

それを認めないで、「いつまでも若く元気に」と「老い」を否定する世の中が

間違っているんじゃないかと思うんです。

 

同僚はしっかり者ですから、オタクな旦那の趣味を支え、子供の部活にお金をだし

自分は一切おしゃれもせず旅行もせず、趣味もなく、本もよまずテレビも見ず

「家族の為」だけに生きてる。

そんな彼女が「旦那が定年だから、私、臨時職員じゃなくてフルタイムで月10

万以上貰える仕事につかなくちゃ」なんて言うのを聞くと、辛くなるんですよ。

 

家で旦那に「あなたが定年になったら私もフルタイムで働かないといけないのかな」と

言ったら旦那はびっくりした顔で「え?そうなの?」と言ってました。

「だってヨンジュナはまだ20歳だよ・・・・」

「学費くらい自分で稼ぐんじゃないの」と言う旦那。

ジュニアでそれは無理だったってわかってるのになあ。

 

 

 


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