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Channel: ふぶきの部屋
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ただいまーー

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 ただいまーー

不肖・ふぶき。

嫁公務を終えて帰ってまいりましたーーー

 

渋滞に巻き込まれ、疲れました。

シルバーウイーク、郡山に行くのは正直嫌でした。

だって、夏にちゃんと郡山宮の傘寿のお祝いはしてあげたし

少しは仙台に・・・・と思っていたから。

なのに「それとこれとは別で」と旦那が言い。説得されちゃって行くことに。

約束したのは腱鞘炎で右手が使えないので家事は手伝わない。

私と宮妃を二人だけにしないで。

勝手に昼寝するな・・・・だったんですけど

 

腱鞘炎がひどくて、整体に行ったらオレンジのテーピングされちゃって。

これで行けばさすがの宮夫妻も、私に家事をさせようと思うまい。

少しは労わってくれるだろうと思ったんですが。

オレンジですからね。かなり目立ちます。

さっそく「その手、どうしたの?」と来たので、「腱鞘炎で」と言ったら

「え?なんで?なんで腱鞘炎になるの?そんなに手を使ってないでしょ。

何が原因?ねえねえ」

とまあしつこいのなんのって。

まさか「ブログで文章書きすぎ」とは言えないし。

実は整体でも「なんでこんなになっちゃったんですか」

と聞かれて「いやーー窓口業務で、パソコンも使い・・」と

言い訳してたんですけど

「よほどすごい量を打つんですね」

「はは・・・まあ・・・」

「窓口ってそんなにパソコン使うんですか?」なんて聞かれて

「ええ・・・まあ」とごまかし。

なのに郡山に来てまでそこまで聞かれ、面倒になった私はテーピングを

外してしまいました

その日だけ、旦那が洗い物をしてくれたけど、あとはずーーっと宮妃の

そばでお手伝い。

一応、私の為に「お刺身とビールを用意したわーー」と言ってくれまして。

旦那たちは焼肉で。

久しぶりに宮と旦那が日本酒を開け・・・宴会は始まったのですが。

饒舌になった宮が言うには

「上の子供たちが小さい頃、ママは自分に余裕がなかったのか、子供たちに

冷たかった。だって子供たちはいつも息子にひっついていたからなあ。

何でもうちょっと優しく出来ないのかと思ってた。母親としてふぶき家の

跡取り達として厳しくしつけようと思っての事だろうがねえ」

と言い出したので、思わず「はあ?」と言ってしまいましたよ。

そして思い出しました。

土日は全面的に子供たちを旦那に任せていたこと。

確かに子供たちはダディが大好きで、いつも一緒にいた事。

だけど、宮夫妻は平日の私達親子を知らないわけですから

旦那はそれを聞いても知らん顔。庇ってもくれないのよね。

腹が立ったけど黙っておりました。

すると、宮がさらに酔ってしみじみと

「それでも姫が毎日電話をかけてくれる。これがどんなに嬉しいか。

そういう子に育ててくれた事は感謝している」と言いましたので

それで許してあげることにしました。

 

姫は本当に毎日仕事に行く前、駅の電車待ちの時間を利用して

郡山に電話をしています。

だから宮夫妻は姫が大体、何時に電話をしてくるか知っているし

私以上に彼女のスケジュールや仕事の内容を知っているのです。

「今回もね、姫が『ママとダディがお世話になります。よろしく』って電話を

よこしたのよ。まあ、まるで母親みたいな娘ねえ」と。

隣に住んでる親戚も、岩手から来た親戚も、二言目には

「姫ちゃん、元気かしら?すっかりお嬢さんになってるわよねーー」と大人気。

みんなが姫に会いたがる。

旦那の家系では女の子は珍しいので。

しかも、姫とジュニアは小さい頃、夏休みや冬休みになると宮夫妻の所に

1週間以上預けていたので、当然、法事にも参加。墓参りにも行く。

ゆえに親戚中が子供たちを知っているのです。

私の両親は今の皇室と同じように、親戚らと疎遠になっていましたから

残された子供である私が後々苦労したのです。

そういう思いをさせたくなかったので、どんなに宮夫妻と喧嘩をしても

子供たちだけは親しくさせておりました。

今は宮夫妻はヨンジュナに夢中です。

宮夫妻は歳をとっていますし、ヨンジュナは手がかかるので、昔のように

預けたりはできませんけど、それでもまあ交流は深い方ではないでしょうか。

 

郡山の朝は5時きっかりに始まります。

「いいのよ。寝てて」という言葉に惑わされてはいけません。

さっさと起きて化粧して朝食の準備にかからないと。

それでも食事を始めるのは8時。

なのに昼食はかっきり12時。

気が付くと食べる準備をしているか食べてるか後片付けしているか・・・・・

何でこんなに時間がかかるかというと

宮妃が家じゅうにある食器や調度品を処分したくて仕方なく

それを私に見せているからです。

「これ、もっていかない?ちょっと値のはる代物なの。捨てられなくて。

この大皿は?すき焼き用の鍋でしょ、グラスでしょ。どうしよう」

こればっかり。

よほど自分たちが死んだあと、私達がこれらを持て余すことを危惧して

いるのですね。

「大丈夫。ここに来てちゃんと使いますからすてないで」とそのたびに言いました。

そんな事より保険証とかそっちの方を教えてくれないとね・・・・

土地の広さ、境界線の話。

相続の事。全部ちゃんとしておくつもりだけど、宮が死んだら親戚が

狙ってきそうだから注意しろとかねーー

 

今後はそういう話が増えるんでしょうね。

お墓参りをして、三春のハーブ園に連れて行ってもらいました。

やっぱりここって大好きだわあ

薔薇を買ってご機嫌。

宮は「ヨンジュナの為に」といって柿の木を購入。

庭のイチジクを抜いて植えました。

「ヨンジュナと一緒に成長していくのを見る」そうです。

 

夜は日帰り温泉に。

そこで、恐れ多くも宮妃に髪を洗って頂き、ドライヤーをかけて頂き

ポニーテールに結って頂きましたわ。

元美容師さんですから、一応プロ。

ありがたい事でした。

26年かかってここまで来たなーーという印象です。

理解されにくい子育てをして来たと思います。

ジュニアも姫も表面的には学歴がないわけだし。

だけど、孫たちは今もじじちゃんとばばちゃんが大好きでいつも

気にかけています。

 

来年は義兄の13回忌。

最大のイベントになるので「嫁」としてはちょっと大変かなあ。

 

ちなみにジュニアにLINEで「ママ、小さいとき、冷たかった?」と聞いたら

「そんなことないよ」というので

「ママに気を遣っているんじゃないの?」と聞いたら

「そんな事、考えた事もないなあ」と。とりあえずほっ。

姫いわく

「ダディは友達。ママはママーーって感じ。怒らせたら怖いぞと。

休みの日しかダディはいないんだから、べったりするの、あたりまえじゃない」

と言ったので、それもそうっかと。

まあね。20年前に散々

「母たる者、おしゃれをしてはいけない。髪を伸ばすな。スカートはくな。

いつも髪を振り乱して子育てと家事におわれるべきだ」

とのたまった郡山宮ですよ。ええ・・・・そう簡単に人間は変わらないって事で。

今はただ、元気でいてくれてありがたいです。

同年代の老人に比べるとフットワークが軽く、まだ判断力がある。

ヨガとグランドゴルフがいいのかしら?

最近はすっかり韓国ドラマにハマってテレビの予約はそればかり。

同じ話を何十回としますが、でもしないよりはましか。

初めて聞くように「へえ」と返事を忘れず。

・・・・・という感じで帰ってまいりました。

まだ腱鞘炎が治らないので、ゆったりとブログ更新をしていきたいと

思っています。

留守中、皆さま、おしゃべりに花が咲いたようで。

 

 

 


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