とにかくすごい歓迎ぶり。親日度があがりますね。
まずお着物編をじっくり。
柄がはっきりわかります。百合?桔梗・・・えーーっと・・・・
わかるかた解説をお願いします。
すごい歓迎ぶり。宮家のプリンセスとしては最高でしょう。
サンチェス大統領を表敬訪問。
眞子さまのお言葉全文
「サルバドール・サンチェス・セレン大統領閣下ならびに令夫人、ご列席の皆様、
ただいま、サンチェス・セレン大統領閣下よりいただいた温かいお言葉に深く感謝いたしますとともに、
このたびのエルサルバドル共和国の訪問に際しての様々なご配慮に対し、厚く御礼申し上げます。
本年、日本とエルサルバドルは外交関係を樹立してから80年を迎えました。
また、エルサルバドルを含む中米5か国が日本との外交関係樹立80周年にあたることから、
「日・中米交流年」にも定められております。このような記念すべき年に、
エルサルバドル政府からのお招きで、私にとって初めての海外公式訪問の機会として、
エルサルバドルを訪問できましたことを、大変嬉しく思います。
また先ほどは、サンチェス・セレン大統領閣下とお話をする機会をいただきましたが、
閣下が日本との友好関係の増進にお心を配っておられることを伺い、誠に有り難く存じました。
日本とエルサルバドルとの友好関係は、経済や文化の面をはじめとして、
地道な交流と協力の上に築かれております。
その例として、経済の面では、エルサルバドルの綿花と日本の紡績業とのつながりが挙げられます。
エルサルバドルから日本に輸入された綿花は、かつて日本の経済発展の一翼を担った紡績業を支えました。
また、日本企業の戦後初の海外直接投資は、エルサルバドルでの紡績関係企業の設立でした。
その企業は、今もこの地で操業を続けています。
いっぽう文化の面では、日本とエルサルバドルの研究者の、考古学、歴史学、
民俗学など広い分野における協力関係を挙げることができます。
とくに考古学分野での学術交流は、遺跡の発掘とそれにともなう調査・研究に留まらず、
保存、修復活動にも及んでいると伺っております。
また、日本の国際協力機構(JICA)も、様々な分野で活動しています。
たとえばエルサルバドルの伝統的な藍染めの復興には、日本の藍染技術が役立てられたと伺いました。
このように幅広い交流が、日本とエルサルバドル双方の人々に温かな思い出を残していることは、
私にとりまして大きな喜びでございます。
このたびの訪問におきまして、私はサンサルバドル大聖堂や世界文化遺産にも登録されたホヤ・デ・セレン遺跡をはじめ、
様々な場所を訪れる予定にしております。
この機会に、歴史や文化、芸術など、エルサルバドルの魅力の一端に触れることを、楽しみにしております。
エルサルバドルのマキリシュアットと日本の桜は、共に桃色の美しい花を咲かせます。
これらの花のように、これまで長年にわたって培われてきた両国の交流と相互理解が、
将来に向け一層花開きますことを、心から願っております。
おわりに、サンチェス・セレン大統領閣下、令夫人ならびにご列席の皆様のご健勝と、
エルサルバドル共和国とエルサルバドル国民の益々のご繁栄、そして日本とエルサルバドルとの
友好関係の発展を祈念し、私の挨拶といたします。
有り難うございました。ムーチャス・グラシアス。
なんと素晴らしいお言葉。
皇太子の政治的な言葉なんかよりずっとずっと「皇室外交」らしいです。