27日。
太平洋戦争後、パプアニューギニアで回収され、アメリカで復元された
ゼロ戦が自衛隊の鹿屋基地に里帰り飛行。
お帰りなさい。
鹿屋・・・そうですか。鹿屋かあ(涙)
知らなかったけど「ゼロ戦里帰りプロジェクト」なるものがあったんですね。
戦後、自力で飛行機を作る事が許されなくなった日本ではありますけど
戦前の技術は世界最高。
やっと国産のジェット機も飛べるようになったし。
先人が作り上げた遺産を守るのは国民の役目ですね。
両陛下が日本にいない時でよかったんでしょうねーーー
もし、両陛下が目の前でゼロ戦の里帰りを見たら無言で顔をしかめた
かもしれません。
「あさが来た」をみてまして。
久しぶりのお初とあさちゃんの再会にほっこりしていました。
そしたらおもむろに初が
「徴兵制」の話を。
「男の子を育てるのもなかなか大変なのよ。藍乃助も兵隊に・・・」
「なんでそないなもん、あるんやろな」
という会話。
終いには初が
「子供のいない農家に養子に出したら徴兵を免れると聞いて、そうしようと
思ったんやけどな」
という。
それを聞いて、思わず「いやーーそれを言っちゃダメでしょう」と呟いたら
姫が「ママだってお兄ちゃんが徴兵されたら嫌じゃん」
というので、
「そうだけど、この頃の日本は一丸となって強い国になろうと頑張っていた時代。
(じゃないと植民地にされちゃう・・・とまでは言わないけど)
そんな国の政策に異議を唱える行為はいけないんじゃないかと思う」と
答えました。
多分、「あさが来た」のこの時代の徴兵制は、具体的にすぐに戦争へ行くというよりは
徴兵検査をして軍隊としての形式を整える方が先だったと思います。
あさが目指した大阪の商業を建て直すことも国策であるなら、軍もまたそうだったと思うんですね。
「戦争にはやりたくない。でも国を守る事は大事な事だから、そこまでして
徴兵のがれをさせようとは思わない」と言ったら姫は不審な顔をしておりましたが。
ドラマの時代、日本にはなかった「徴兵制」というものがスタートし
「貧しい農家の次男や三男は家にいるよりもいいもの食べられるから兵隊に行く」
とかいうセリフもありましたよね。
徴兵逃れが続出し、一揆まで起こった事実があるようですから、みんな初さん
のような意識だったのかもしれませんけど、NHKさんがやるとどうにも
反日の匂いがして嫌だなと思いました。
3月1日に・・・どこで上映されるかわからないけど
「サクラ花ー桜花最後の特攻」とかいう映画をやるんだそうです。
ゼロ戦の話だそうで。
制作の意図は「平和」だそうです。
雄姿よりも最後の燃料も素材もなくした形だけの特攻機を描くことで
戦争の悲惨さを描くんですかね。