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Channel: ふぶきの部屋
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陛下のお気持ち ここがわからない

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 片山さつきさま、NHKの闇を暴いてくださいな。

NHKのニュースで取り上げた「貧困の女子学生」mのが、実は全然貧困じゃ

なかった話について、説明を要求されたそうで、あっぱれです。

だったらついでに「退位」も「譲位」も言葉としては出てないのに

勝手に「生前退位」を広めたNHKさんに、もう一度説明を要求して下さいませ。

独り歩きしている「生前退位」なるお言葉。

もっと微妙な「生前退位をにじませたお言葉」になっていますが、

そういう事を天皇が発言する事自体が憲法違反である・・・・という論議を

せずに、菅官房長官は「実現のためにはどういう手法が必要なのか今、整理している」

とおっしゃり、さらに「政府だけでなく、国会で与党だけでなく野党も含め、

(天皇陛下は)国民全体の象徴なので、そうしたことなど、さまざまなことを考えて

進めないといけない」と言ったとか。

有識者会議を9月に立ち上げるとか、よりオープンにとか言ってるという。

そういえばいう程、天皇陛下の思うつぼなんですけど。

実現させる為ではなく「実現する事が正しいかどうか」じゃないの?

摂政をおいて隠居したら、どこにもでかけられない。

静養してピアノを弾いたら「摂政宮が頑張って仕事しているのに」って言われるのは嫌。

御用邸で延々と静養していればいいよーーって言われても、

「那須御用邸は嫌いだし、葉山は飽きたし、軽井沢は批判が出るし・・・・そもそも

御用邸に引っ込んでいると、社会からいらないって言われたみたいでいやだ」なのかも

しれないし。

じゃあ、上皇になったら何かメリットがあるんでしょうか?

はい。ズバリ「自由に動ける」でしょうねーー

昔も今も(今はないけど)上皇になるメリットって、天皇に面倒な事を全部やらせて

自分はより高みから天皇に文句つけて、実験を握るとか、都合のいい時だけ

「私は天皇ではないので」と言って、世界中を旅行出来るとか・・・・そういう事よね。

今更80過ぎの上皇様が日本国を回りたいと言っても、誰も反対しないでしょう。

どこもかしこも丁寧に喜んで迎えてくれる。

いっそ、聖心女子と学習院の同窓会を地方でやるのはどうかしら?とか

美智子様のふるさと、館林で豪遊、軽井沢で豪遊、陛下の疎開先の奥日光で豪遊

あるあるって感じです。

 

8月8日の「お気持ち」に関して、一般庶民がどうしても読み取る事の出来ない

言葉があります。

そもそも、皇后陛下が書いた原稿では?と思われますが、それを裏付けるような

週刊誌の記事もありますし。

考えてみると「皇族」であれば考え付かないような思想がそこには表れているのかも

しれません。

 

「天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,

その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます」

 そもそもなぜにこんな事を考えるのか。

  天皇は長生きしてくれるだけでいい存在の筈。

  戦後、「象徴天皇」となり、国事行為と祭祀を行う・・・とされたのは、早い話が

  後付けの理由で、本来は「いるだけでいい」「祈ってくれればいい」わけです。

 なぜ「縮小していく事が無理」なのかわかる人いますか?

  私、馬鹿だからわかりません。

  「限りなく縮小」って不可能ですか?可能でしょう?

  「別に無理ならやってくれなくていいです。皇太子殿下にお願いしましょう。

  天皇陛下はお部屋でお休みください」と側近がいうだけだし、皇太子が無理なら

  秋篠宮もいるし・・・・

 もっと細かくいうと「限りなく」とはどこまでをいうのでしょうね?

  ・ 祭祀・・・・装束から平服へ? 拝礼を省略 拝する事すらしない

          四方拝とか新嘗祭とか全部なしにすること?

 ・ 国事行為・・・国会の開会式に出ない

           御名御璽印を押さない

           戦没者追悼式に出ない

 ・ 宮中のしきたり・・・・園遊会を開かない

               一般参賀なし

              宮中晩さん会を開かない あるいは縮小

 

「天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,

天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。

しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,

生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません」

 一番わからないのがこの部分かと思います。

  日本語としてわかりにくさ100倍。 前者と後者の文がどうやってつながっているのか

  さっぱり・・・・

 摂政を置いたとしても、天皇が天皇である事に変わりないわけだから、不完全な

  まま生きてるのは嫌だ・・・と受け取ってOK?

 でも「摂政を置く」という事は「その立場に求められる務め」の期待は全部摂政に

  いくわけだから、天皇は関係ないじゃない?

  天皇は生涯の終わりに至るまで天皇でいて何が悪いの?

  大正天皇を否定しているというか、自分の祖父を貶めているようにも見える。

 

 余談です 

大正9年の頃ですが、明治天皇が頑張って娘を伏見宮系の親王に嫁がせ

宮家を増やして行きましたが、「どこからどこまでが皇族でしょうか」という疑問が

出て来たんですね。

伏見宮家自体が明治天皇からみると遠縁ですし、そこから生まれた子供が

際限なく皇族でいると増えすぎて税金がかかりすぎるというので、範囲が決められたのです。

その結果

「5世孫までは皇族、それ以下は華族」と決められました。

また養子の禁止や、皇族復帰の禁止、嫡男以外は華族等々決められたんです。

すると・・・・

決まった日の夕食会には、病気療養中の大正天皇に代わって、皇太子が出席したのですが

そこに長老格の伏見宮以外はボイコットして出席しなかったんですよ。

一応、恐れ多くも天皇陛下の思し召しによる晩さん会だったのに・・・・

理由は簡単です。

皇族方が大正天皇に対し、軽く見てたという話なんです。

「明治大帝に比べて今上はアレレだし、奥さんは九条家の出だけど庶子だし

自分達の方がよっぽど上だよ」と思われていたという話。

そもそも「宮中某重大事件」だって病気の大正天皇下で起こった事だし。

つまり、天皇の権威なんて、守る人がいなくなったらあっという間なんですよね。

ゆえに健康で若い「摂政宮」が必要だったわけです。

勿論、病床の大正天皇とは別に、元気な貞明皇后は摂政宮と対立する事も多々あり

秩父宮を天皇にしたいと思っていたらしい・・・という話もあります。

  

「天皇の終焉に当たっては,重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ2ヶ月にわたって続き,

その後喪儀(そうぎ)に関連する行事が,1年間続きます」

 社会にとってどれだけ大事にされてきたかの目安は「葬儀」だと思います。

  ダイアナ妃の葬儀も国民の要望によって国葬になりました。

  125代の天皇の中には、即位も葬儀もまともにやってもらえなかった人が多々います。

  理由は「お金がなかったから」です。

  武士が政権をとった鎌倉期から江戸後期までの天皇家というのは、本当にみじめなもので

 その長い「みじめな時代」を思えば、明治から平成に至るまでの恵まれた環境に

  感謝すべきではないかと思いますが。

 また、「殯」の行事も立派な祭祀です。

  昭和天皇の殯の時ですら、手順を覚えていないのではないか・・・などと噂がたった程。

  日本における祭祀というのは永遠に「手順」が伝えられていく事なんですよね。

  これを省略すると、復活するのは容易ではない事に。

  伊勢神宮の「式年遷宮」の意味を知っている天皇がなぜこんな事を・・・と神社関係者は

   首をひねっているのではないかと。

 

「その様々な行事と,新時代に関わる諸行事が同時に進行することから,

行事に関わる人々,とりわけ残される家族は,非常に厳しい状況下に

置かれざるを得ません。

こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが,

胸に去来することもあります」

 いきなり「残される家族」になってしまう不思議。

  お膳立ては全部宮内庁がやってくれて、ひな壇に立って「社交」に励むのが「家族」

  これを省略しようという考えは庶民じゃないと思いつかないんじゃないか?

 じゃあ、いっそ、「殯」そのものをやめてしまえばいいのでは。

  だって多分、「どこまでが国事行為」で「どこまでが「宮中祭祀」かと議論が出ると思うので。

  全部「皇室の私事」という事で、内廷費からだして、火葬した後は涌泉寺にでも

  葬るという手が・・・・

 「庶民」からすれば「そうよね。お葬式も大変だしね」と同情出来るけど、そういうレベルまで

  皇室を落として、他の皇族方が全員沈黙を守っている理由がわかりません。

  まるで今上陛下って皇室内の独裁者みたい。

  昭和天皇の時だって、明治天皇だって、何か新しい事をしようという時は「反対」の声が

  身内から上がったものなのに。

 余談です  

天皇しか身に着ける事が出来ない「黄櫨染袍」

これが応仁の乱で一旦消えてしまうんですね。

それだけじゃなくて、装束の身に着け方などの資料が全部焼けてしまったわけです。

だから、江戸初期まで装束の作法は試行錯誤が続き、黄櫨染色の復活も

かなり後になります。

果たして今の黄櫨染色が、そもそもの黄櫨染色かどうかはわかりませんよ。

一旦、すたれたものが、元のまま復活するのは容易ではありません。

だから「伝統」が大事なのではありませんか。

 

こうやってみると天皇の「お気持ち」がさっぱりわかりません。

わからないのに、巷では勝手に「生前退位」と報道されて、国民の90%が

「お疲れさまでした」と賛成する。

国民もまたよくわかんないけど、年取って大変っていうならやめりゃいいじゃん

くらいなもので、それは議論とはいいません。

そもそもそんな風に言われるのは「いてもいなくてもいいよ」と思われているって事で

「好きの反対は無関心」って話。

両陛下が称賛する日本国憲法と、それに付随して定着した左翼思想によるものだという事

当のご本人はおわかりなんでしょうか。

 

 


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