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Channel: ふぶきの部屋
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我が家のジュニア君・・・可愛い?可愛くない?

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 今日は我が家のジュニア君の検査のお付き添いで市立病院に。

長男だしね・・・まあ・・・可愛いかな。息子として。

でもっ いや、やっぱり可愛くないっ こんなんじゃ困るっ というのもありで。

どうしてもうすぐ21歳の青年が私の心をかき乱す?

 

 ママの事・・・心配しなかった?

入退院に付添ってくれたジュニア君でありますが、その態度はクールそのもの。

韓国ドラマのように・・って理想を言ったらキリがないけど、せめて

「ママ、しっかりしろよ」とか「退院おめでとう」とかいえないのかいっ

そんなもやもやを抱えて入院している頃、姫がぼそっと

「お兄ちゃんねえ・・・ママが入院してから自分の部屋で寝ないの。

ママのお布団に寝てるんだよーーそれってどうよねーー」といいました。

こちらとしては「え?また?」みたいな。

熱出して死にそうに帰って来てからも何週間かは私のお布団を独り占めして

おりましたけど これって「可愛い奴」と思うべきところ?

退院してジュニアに聞いてきました。

「ママのこと、心配じゃなかった?」

彼の答えは「うん」

「だって何の手術かわかっていたしさ」

「でも、手術が失敗して死んじゃうとか、麻酔からさめないとかそういう心配は?」

「そんな事はありえない。絶対にある筈がない」

「何で?ママだって死んじゃうかもしれないんだよ」

「ママに限って死なない。ママが死ぬとか絶対にない。ないから心配しない」

・・・・・「それって喜んでいいの?悲しむべき?」

「喜んでいいんじゃないの?」

これって「可愛い奴」と思うべきところ?

 

 「ママ、ついてこないんでしょ」

19日のヨンジュナの運動会以来、ジュニアは目が真っ赤になるわ、鼻がぐすぐす

になるわ・・最もひどいのは足の荒れっぷり。あまりにひどいので皮膚科へ行きなさい

と言っても聞かない

仕方ないので「ママがついていってあげるから」といいました。

それでも、一日は「明日行くから」と逃げたジュニア。

次の日、朝早くたたき起こし「皮膚科へ行くって約束したよね?」と言ったら

「だってママ、ついてこないんでしょ」

・・・・・・・「一緒に行くから早く起きて

これって「可愛い奴」と思うべきところ?

ちなみに問診票を書くのにいちいち「僕って・・・?」と私の顔を見るジュニア君。

自分の体くらい自分で管理しろっ

 

 ゆびきり

そして今日・・・ジュニアの大嫌いな大腸ファイバーの検査日。

これをサボろうとしていた事は明白。

黙っていればサボるつもりだったっ

なのでこれまた「お付き添い」を申し出て一緒に朝から病院に。

本人は朝からニフレックを飲み続け、トイレに通い水を飲み・・みたいにやる事

あるけど付添いの私は暇。

なのでまたも文庫本読み終わっちゃったよ・・・・・

腰は痛くなるし背中もズキズキ。吐き気までしてきちゃった。

ジュニア君、検査を前にちょっとイライラ。でも今日の夜はカレーにしてねと

甘えた事を言っていたのでこちらも優しくしてあげてたんですが。

問題はお昼。

ジュニアは昼抜き。12時40分までに内視鏡室の前にいればいいという事で

私はその間にお昼を食べる事にしてカフェへ。

常連ばかりで混んでて、気がついたら12時45分くらいだったのね。

でも別に私が検査を受けるわけじゃないしーーなんてゆっくり内視鏡室の前に

行ったらジュニア君、私の顔を見るなり「遅いよ」と怒ってる

え?何で怒ってるの?

「40分までって言ったじゃない」

「でも、別にママが検査受けるわけじゃ・・・・」

「じゃあ、何でついてきいたの・・付いてきた以上はちゃんといてくれないと」

「何それ?一人じゃ来れないっていうから付いてきたんじゃないの」

「別に。じゃあ、ついてこなきゃよかったじゃん」

「そしたらサボルでしょうが」

「いいじゃん、それで」

「ママ、ついてきてくれてありがとう。愛してるよ。じゃないの?普通は。それなら

帰るわよっ」

ジュニア君「帰れ」とは言わずシーン・・・そこで席を立たなかった私も甘かったと

思いますが。

結局、大腸ファイバーは1時間半にも及び、気がつくと3時だよ・・・・

さすがにくたびれたというか何と言うか。

出てきたジュニア君。

「今日はあまり痛くなかった。で、これからCT撮るって。小腸がちょっと変だって」

は?今度は小腸?CT?一体何時までかかる・・・

そしたらジュニア君。

「ママ、先に帰っていいよ」

「でも帰ったらおさぼりするでしょ」

「この期に及んではもうしないから」

「先生に何を言われたか隠さないで全部喋る?」

「うん」

「じゃあ・・ゆびきりして」

ジュニア君、素直にゆびきりげんまん 嘘ついたらハリセンボンのーますっ!を

やって帰り際「カレーね」といいました。

暴言吐かれたのにゆびきりげんまん一つで機嫌を直す私って・・・・・

(っていうか、嫌がらずにゆびきりしてくれたジュニア君)

しかも最後の「カレーね」に「うん」って返事しちゃう私って・・・・

これって「可愛い奴」と思うべきところですか?

余談ですけど、お昼に入ったカフェには常連さんらしい親子連れが。

50代後半とおぼしき夫婦と20代の娘がお昼を食べてました。

店員さんとの会話でわかったことですが、奥さんの方、明日手術なんですって。

で、「あれ?もしかして婦人科系?」と思ったら、主治医の名前を出したので

やっぱりと(私と同じ)お腹を切るといってたので子宮摘出?

入院の日に夫と娘が付添ってくれるなんていいなあーと思ったけど、よくよく

奥さんの腕を見ると入院タグがついている

朝、入院して病院食を食べずにカフェでお昼かあ。

私もそうすればよかったよ・・・と思わず思ってしまいました。

手術前日はこんな風に穏やかにおっとりとすごすべきよね。

ああ・・なんて優しい旦那さんと娘さんなんだろう

とはいえ、お昼には優雅な時間を過ごせても夜になるに従って病人っぽく

なっていく自分に戸惑うもんなのよーーでも私も手術してからまだ2週間。

こんなに元気よーだから頑張ってねーーと先輩面して心の中でアドバイス。

 

 

 


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