帝劇版「エリザベート」のブラックバージョン、つまり井上君バージョンがやっと届き、その豪華さに驚いています。
職場の女の子に宝塚版を見せた時、「どうしてトートをあんなに嫌っていたエリザベートが最後に恋愛に陥るのでしょうか」と質問を受けました。
でもその後に「恋愛・・・というより、死はエリザベートにとりついていて、頑張って避けて来たけど疲れちゃって、最後に受け入れる・・・というならわかるんですよね」と言われました。
だったら帝劇版を見るといいよ・・て貸しちゃった
衝撃的なトートとルドルフのキスシーンに耐えられるかしら
(ちなみに我が家の姫は声が出なかった・・・・・・・)
生を見た時も思ったけどゾフィの言う事が一々もっともでねえ 最後に皇帝に反発されて落ち込む皇太后の気持ちは痛いほどわかります。
あんなにいい子だったのに何で?理がわかる人だと思っていたのになんで妻にだけ甘い?
思えばトートとルドルフは表裏一体。どっちもエリザベートに拒否られている孤独な存在。
子供のルドルフに寄り添うトートは自分を見ているような気がしたのかしら?と想像したりして。
「私だけに」のラスト、倒れないで決意するエリザベートの方が私は好きかなあ。
「私が踊る時」の解釈は帝劇版の方が正しいと思うんですよ。でもヅカ版であれは出来ないのかな?やってもいいんじゃないか?と思うけど。
ちょっとトートとエリザベートの「恋愛」に重きを置きすぎなのかもしれないよね?
髪型とか衣装とか、花總まりは結構自由にやってるなあと思ってしまいました。
今期のドラマの特徴は「理屈っぽい」事ですか?
「嫌われる勇気」 → 刑事ものなのになぜかめちゃくちゃ心理学。よくあの本と刑事ものをミックスしたなと思う程ですが、一々学者さんの解釈が入る。かなり理屈っぽいです。
「ラブホの上野さん」→ 本郷奏多演じるラブホの上野さんは支配人だそうですけど、そもそもラブホって従業員の顔が見えない様になってませんか?そこに男性の従業員なんていないんじゃないか?と思ってしまい。
でもとにかく彼が「女性をラブホに連れ込む方法」を理屈っぽく説明してくれます。こういうドラマで草食系男子が肉食系に変わるのはそれなりの効果?
ちゃんと避妊具の宣伝もしてたし。
「カルテット」 → このドラマは全員の息があっているのがすごいです。やっぱり出来る人だらけだとこんなに店舗がいいんだなあと。
でもダントツで高橋一生です この人、売れて本当によかったーー大昔は犯人役ばっかりだったし、脇役が多いけど、でも今回は大河にも出るし、大きく花開く年になりますね。
で、この高橋一生はめちゃくちゃ陸地っぽい
あーうざいという程理屈っぽい。でもそれが面白いっていうか。
あのひょうひょうとした態度がいいんだろうなあ。
「幕末グルメブシメシ」も理屈っぽいといえば理屈っぽいです。料理を作るまでの過程が理屈っぽいし、それを毎回「自分のおかげ」と言い募るおじさんも理屈っぽい。
一体田中圭は何の為にいるんだろう?って思う程ですよ。
感情的になってわーーっとみてしまうのが「嘘の戦争」でしょうね。
さすが韓ドラ的展開で「いくらなんでも早すぎじゃ?」と思う視聴者を無視して走る走る。
有能な弁護士があっさり潰されていくなんてなあ
だったら仁科コーポレーションも潰れるの早いんじゃ?だってべらべらと事の真相をしゃべっちゃってるし。不用心な社長さんだよね?悪人なのに。
大杉漣がどんな役割をするのか見守らないといけないなあ。
でも安田顕と藤木直人の兄弟は嫌いじゃないです。あんなお兄さん二人もいる妹が羨ましいです。