2日続けての「そして誰もいなくなった」の放送を録画してようやく見終わりました。
渡瀬恒彦さんの最後の作品ですし、他にもキャストが豪華で楽しませて頂きました。
監督が和泉聖治・・「相棒」の人。
非常に面白かったです。
原作を知っていても。
マザーグースの歌が「へいたいさんのうた」になってましたよね。
1夜目も2夜目も夢中で見ました。
大地真央の豪華な衣装にいいなーーとか、あのホテルの間取りが好きとか、
向井君、もう死んじゃうの?とか。
でも。
一体だれが犯人なんだろうと思った時、渡瀬恒彦さんが犯人とはね。
しかも余命いくばくもないがん患者(あまりにも本人とリンクしすぎて目をそらしたくなりました)
そんな彼が自分がシリアルキラーである事を告白するシーン。
鬼気迫る渡瀬さんの演技でしたが、正直、あれが動機と言われても違和感が。
あんなに壮大な殺人事件をやらかしておいて・・・
「自分の中の2面性が云々」と言われてもなあ。
もっと個人的な恨みがないと・・・って思わせるのは渡瀬さんが知的だからですよ。
とても「正義よりも人を越してみたい」と思った人には見えない。
酸素を吸いながら告白するなら、もっと過去にさかのぼったあれやこれやがないと
説得力がないんじゃないか?
拍子抜けしてしまいました
最後、ギバちゃんが殺されるのは予定だったのか?
仲間ちゃんは自殺するって予想してたのか?
沢村一樹の警部殿は作り過ぎのような気もしますし。
ものすごいスケールでラストまで面白かっただけに謎解きが・・・・と思ったのは私だけでしょうか?