蓮つかさ。新人公演主演おめでとうございます!!
スカステでしか見てないけど、実物も観たかったなあ。
信じられない程男っぽくなった暁千星と一緒の舞台を。
うちのありちゃんは大丈夫なのかあ?新人公演見た人いる?
で・・蓮つかさについてですが。
宮城県出身と聞いて、ああ、そんな顔してると思いました。
素顔はふわふわしている印象だけど化粧して衣装をつけたら途端に「きりっ」となる。
注目し始めたのは「A-en」のショーからですが、若いのに貫禄があるというか専科のごとき安定感。
じわーーっと印象に残る人で、それは「1789」の新人公演をスカステで見た時に、実はものすごい逸材である事を知りました。
無論、本公演である「下天の夢」の中の信行出番はわずかながらすごかったけど。
今回、スカステでみて蓮つかさの魅力はなんだろうと思いました。
それは伝統的な男役スタイルである事ですね。
歌で言ったらありちゃんの方が上手。ダンスで言ったらありちゃんの方が上手。がタイでいってもありちゃんが有利。
でも。蓮つかさが持っているもの、それは「男役度の高さ」なんです。
歌が上手な人って歌におぼれるというか、自分の歌の上手さに頼ってしまい、演技がおろそかになる場合が多々あります。
また踊れる人は技術的な面ばかり磨いて「男役のダンス」を忘れてしまいがち。
かつての安蘭けいや柚希礼音はそんな人達でしたが。
蓮つかさの場合は、どれもこれも決して特別上手ではないけどそれを補う為に「男役の歌・男役のダンス」で乗り切っているんです。
昔はそういう男役が多かったですが、今はやたら技術的な面やビジュアルばかりが大事にされて残念な気も。
我が家の姫が「夢・シェイクスピア」のビデオを見ながら
「今見ると、ほんの脇役に至るまで本当の男に見えるね」と言いました。
じゃあ、今の男役は何だ?決してダメとはいいません。フェアリー系なら沢山いたわけだし。でも所作事に関して男役度が下がりつつあるというのは事実ではないかと。
それってやっぱり1990年代の作品の悪さ、作家の悪さが原因で、スター達が軒並み代表作を持てなかった事に原因があるのではないかと思います。
昔のスターさんはプライベートでは女の子で、でも舞台の上では別人・・・だったけどスカイステージのおかげで男役がみんな「腐女子が好きな男の子」を演じるようになりました。舞台もプライベートも変わらなくなったらそれは困るんじゃないかなと。
でも古き良き伝統を守っているのが蓮つかさなんだと思います。
今後の活躍を期待します。
(うちのありも頑張れ!!)
で、2018年ラインナップが発表されたんですが、
宙組の愛月ひかるで「不滅の棘」ですって
あの・・・春野寿美礼がやった・・・衣装が全部真っ白で・・・彩吹真央が死んだように延々と寝転がって・・・私には意味不明だったけど、春野寿美礼の代表作にしてキムシンの代表作の一つでもあり・・・というあれ?
原作を読んだけどさぱりわからず。
あれって再演する程、面白かったですか?
っていうか、またキムシンの下手な日本語が直りもせずに出てくるのかと思うと。
いや見るチャンスなんかないけど。
これって魅力的かなあ。
また、真風涼帆&星風まどかで「WEST SIDE STORY」っていうのも。
お披露目なのにDVD化されない作品はやめなさいって。
いくら梅田と国際フォーラムでも。
稔幸&真琴つばさファンはあの当時、すっごく怒ったし悲しかったんだからね。
真琴つばさ&風花舞版は1000DAYS劇場のこけら落としで、確かフィナーレがなかったんですよ。ええ、しっかり覚えています。
樹里咲穂が素晴らしくて一人で話題をかっさらいましたっけ。
真琴・紫吹・風花の3人は大人の恋を演じていましたよね。
一方の星組の稔幸&星奈優里版はお披露目だからってフィナーレがついて。
それはそれで好きだったけど一旦幕が下りてから始まって、シャンシャンあったっけ?とってもブーイングだったのを覚えています。
こちらは彩輝直のベルナルドが弱い分、絵麻緒ゆうのリフがとても素晴らしくて、ラストシーンで号泣しました。
風花舞はトニーが死んでも生きていけそうだけど星奈優里はまず無理だから可哀想すぎる・・・みたいな評もありました。
でも!ビデオ化されなかったから、あの感動をもう一度というわけにはいかないのよ。
真風トニーと星風マリア、芹香ベルナルドに桜木リフって事ですか?
泣けそうにないなあ。「うたかたの恋」と同じで馴染みのコンビならいいけど、お付き合いがまだまだのコンビニは難しいのではないでしょうか?
そうそう、ジュゴン様、榛名由梨さんのはご覧になった?
とにかく宙組のラインナップは個人的にはあまり魅力的ではないですね。
どうしてそんなにブロードウエイ物をやる必要があるんでしょうか?
前回もブロードウエイに準じるの、宝塚フィナーレがどうのともめたのに。