今まで外国訪問時には記者会見をしていたのに、とうとう文書回答。
何でもサウジ訪問とか斂葬の儀とかスケジュールがタイトだったからという
理由らしいですが、普段、暇なんだし(17日なんかウイーン少年合唱団しか公務
ないし)全然理由になりません。
さらにここには記者団を馬鹿にしているというか・・・そんな風に見えるきざしも。
3カ国の印象と抱負
この度,メコン河流域のタイ,カンボジア,ラオス3か国を公式訪問できることを
大変うれしく思っています。
御招待いただいた3か国政府にそれぞれ心からお礼を申し上げます。
学生時代の昭和55年に初めてタイ国を旅行して以来,
この地域には親しみを感じてきました。
特にタイについては,昭和39年以来,幾度か訪問されている天皇皇后両陛下から
折に触れてお話を伺い,また,両陛下のお招きで東宮御所を訪ねられた
タイ王室の方々とお会いする機会などを通して,両国の関係がいかに
歴史のある深いものであるかを学んできました。今回の私の訪問を契機に,
我が国とこの地域との絆(きずな)が一層深まることを期待しております。
また,タイの国王陛下には,御入院中でいらっしゃるにもかかわらず,
王妃陛下と御一緒にお会いする機会をお与えいただき,
大変有り難く思っております。
あわせて,この機会にタイ王室の皆様とも旧交を温めることができれば幸いです。
昭和55年のタイ国訪問では,故石井米雄京都大学名誉教授に同行していただき,
バンコクを始め,スコータイ,アユタヤといったタイ王朝の歴史の舞台を巡りながら,
タイの歴史,文化を学ぶことができ,とてもよい経験になりました。
スコータイ郊外で,日本でも江戸時代の茶人に珍重された宋胡録焼(すんころくやき)の
窯址を見て,日本とタイとの交流の歴史に思いをはせたことも懐かしく思い出されます。
タイは日本とのつながりが取り分け強く,日本とゆかりのある現地の方々や
在留邦人の方々も,特に多いと承知しております。
今回の訪問中に,こうした二国間の交流に尽力された方々や,
特に東日本大震災に際し支援やお見舞いを頂いた方々と直接お話しし,
感謝の気持ちを述べたいと考えています。
タイ王室やタイ国民と親しくされているのは秋篠宮殿下です。震災の日だって
その日の朝にタイから帰国したばかりでした。
また、秋篠宮一家はタイに公式訪問して王室と親しく交流しているし、王様からも
実の子のように可愛がられています。
秋篠宮は日本の皇太子と思っている国民も多いでしょう
なのに、昭和39年の話や昭和55年の話を持ち出す皇太子。
「弟が大変お世話になっており」とか「秋篠宮が研究の為に度々お邪魔し」
とか言う台詞が一切ない・・・・・ ここまでタイと親しい弟を無視するって・・・
異常ですね。
王室との関係だって、シリントン王女は秋篠宮の結婚式に参列。その姉君も
来日した時に会うのは秋篠宮だし・・・・
カンボジア,ラオスについては,いずれも初めての訪問となります。
カンボジアは,シハモニ国王陛下やフン・セン首相に訪日の際にお目にかかり,
我が国との長きにわたるつながりや,長い内戦を経た,和平,復興への
道のりにつきお話を伺う機会を得たことを思い出します。
今回の滞在中,カンボジアにおけるPKO活動中に殉職された方と
国連ボランティアとして選挙支援に従事し殉職された方の慰霊碑に供花し,
我が国国民がカンボジア和平のプロセスに果たしてきた歩みに思いを
致したいと思います。
また,この機会にアンコールワット遺跡を訪問し,カンボジアの誇る世界遺産の修復,
保存に尽力してこられた日本の研究者のお話を伺うことにも大変関心を
持っております。
この他,アンコール王朝は,大きな貯水池を築き,周辺の田畑に水を
行き渡らせるべく様々な工夫を凝らしたと聞いています。
人と水との結び付きの歴史に関心のある者として,今回実地に見聞できればと
思っています。
慰霊碑に供花する以外は観光目的で行くように聞こえます・・・・
ラオスについては,今回お会いするチュンマリー国家主席,
トンシン首相には,訪日の際にお目にかかる機会がございました。
ラオスは,我が国が青年海外協力隊を最初に派遣した国と聞いており,
今回の日程の中でも,日本とラオスの協力の懸け橋となって活動する若い方々に
お会いすることや,日本の支援で建設された武道センターで,
日本人の指導の下,武道を学ぶラオス人の方々と触れ合う機会が予定されている
ことは楽しみです。また,世界遺産であるルアンパバーンは大変すばらしい
古都であるとのことであり,歴史を感じながらじっくりと視察できればと思います。
次に,今回の3か国に共通して私が思っていることを3点ほど挙げてみます。
第1に,それぞれの国の「歴史」,それぞれの国と我が国との交流の歴史につき,
今回の訪問を通じて思いをはせたいと考えています。
アユタヤの日本人町に象徴されるように,この地域は,それぞれ長きにわたる
日本との交流の歴史があり,またそれぞれの国が独自の文化を発展させてきています。
日本との関係を語るに当たって,タイ,カンボジアについてはそれぞれの
王室との関係も重要な要素の一つであると考えております。
今回の3か国訪問に当たり私として精一杯務めを果たすことで,
こうした長い国と国との友好関係の増進に少しでもお役に立てればと思いますし,
私自身,この地域の発展や日本との絆(きずな)を学ぶ良い契機に
なればと楽しみにしております。
第2に,この地域の「水」をめぐる問題について,考察を深めたいと思っております。
3年前のベトナム訪問の際,メコン河がこの地域をつないできた役割に
つきいろいろと学ぶことができました。
友好関係の増進と学ぶ機会を・・・という一文に、今回の訪問がいわゆる
「外遊」的な要素が強いという事がわかります 海外旅行・観光旅行
という事でしょうか?政治的な裏がありそうで。
今回訪問する3か国もそれぞれメコン河流域の国として,いわば河と
共存して発展してきた国々であり,ラオスにおいては,メコン河を下りつつ,
この河の果たしてきた役割,ひいては今回訪問する3か国を始めとしたメコン
地域全体のつながりについて理解を深めたいと思います。
水と災害という観点では,昨年秋に起こったタイの水害について,
今年3月にマルセイユで行われた第6回世界水フォーラムの際に準備しました
ビデオメッセージにおいても言及いたしました。
多大な損害をもたらした水害から立ち直りつつある現在,
タイ政府始め関係者から,改めて当時の様子や,その後の対策などについても
お話を伺い,世界の水災害の8割を占めるアジア地域におけるこの問題へ
の対応の仕方などにつき考えてみたいと思います。
要するに「水の研究」が大きい目的といいたい所でしょうが、日本でも水害は
大きい問題になっているし、そういった所を一度も見ないでいきなり
タイの洪水かあ・・・と国民は思うのです。
第3は「人」との交流です。今回,それぞれの国で交流の
最前線に立たれている方々とできる限り多くお話しし,
一人一人の方が国と国との関係強化に果たしてきた役割に敬意を表するとともに,
その労苦をねぎらいたいと思います。また,3か国の若い世代にとって,
今回の私の訪問が日本についての関心を深める良いきっかけとなってくれれば
うれしく思います。
雅子妃が同行しない件
御質問にありましたとおり,雅子は,体調に波はありますが,
様々に工夫をしながら徐々に活動の範囲を広げてきております。
これからも焦ることなく,体調を整えながら,可能な範囲で少しずつ
活動の幅を広げていってほしいと思っております。
皆様におかれましては引き続き温かく見守っていただければと思います。
今回の3か国訪問については,移動距離,訪問期間,訪問中の諸行事などを
総合的に勘案し,お医者様とも相談した結果,
私一人で訪問することとなりました。
今回,各国政府から御招待を頂いたことを雅子も大変有り難く思っており,
お伺いできないことを,私はもとより,雅子も残念に思っております。
あまりにも定番な一文にうんざりですが。やっつけだと思うのはここです。
今年の誕生日 → 健康の回復を最優先にして,体調を整えながら,焦ることなく
徐々に,活動の幅を広げていってほしいと思っております。
20年の誕生日 → 負担の少ないところから活動の幅を広げることが
治療のために必要とのお医者様の見解をご理解いただき,
20年・雅子妃の誕生日 → 公務も少しずつ幅を広げて行うことができるように
なったように感じております。
その前の年もその前も・・・・「活動の幅」という事場を連呼して今にいたります。
移動距離云々はドイツ訪問か何かと時とすっかり同じ文章だそうですし。
要するに皇太子は自分で文章を書いていないという事ですね。
結婚20年目、静養10年にも及ぶ中で繰り返される「活動の幅」「温かく見守れ」
これって、いい加減国民に失礼だと思わないのでしょうか?
タイでは男性王、イギリスでは女王。
これらのことから日本に女性天皇が必要だと思うか。
今回訪問いたしますタイ王室と我が国の皇室とは長きにわたる交流の歴史があり,
両陛下も,最近では,平成18年に国王陛下御即位60周年記念式典御臨席のため
御訪問になっておられるなど,何度か同国を御訪問になっておられます。
また,英国についても,先月女王陛下の御即位60周年午餐会に御招待を受け,
女王陛下を始めとする英国王室との絆(きずな)を深められました。
今回の私のタイ訪問の際,国王王妃両陛下を始め王室の方々におもてなし
いただくことを大変感謝しており,今回の訪問を機にタイ王室との関係が
更に深まることとなれば幸いです。
私は,以前から,それぞれの王室の方々がそれぞれの国の置かれている
状況の中で活動されているとお話ししてきました。
お尋ねの趣旨は各国の制度に関わる事柄ですので,私の立場から何か
申し上げることは控えたいと思います。
確かに平成18年、両陛下は行かれましたよね。でも、その前後には秋篠宮
が・・・というのは一切無視?
タイで「プリンス・アキシノはいらっしゃらないの?」って聞かれたら怒るのかしら?
自分の訪問が王室の関係によい影響を及ぼすとでも本気で思ってるのでしょうか?
何となく傲慢な感じがして好きじゃないですね。
絆が深まれば幸い・・・という言い方ではなく「絆を深められるよう努力します」と
言えば謙虚なのに。
皇位継承の件は毎回「差し控える」ようですが、一言「わが国は男系だ」と
いえばすむことではないですか?
それを言わないから「愛子女帝を画策している」と思われるわけで。
アジア3カ国で何かやらかすんじゃないかと・・・・