「太陽を抱く月」という韓国ドラマですよね。
これ、うちの姫が好きで。特に子役カップルが好きで見ていたんです。
内容はシンプルです。
王様(太陽)を抱く月(ヨヌ・・小雨)の純愛ストーリーなのですが、そこに王様の兄(陽明君)と、王妃の座を巡る陰謀が・・・
ヨヌのイケメン兄と王妹の純愛ストーリーも哀れでねえ。
陰謀によって結婚式の当日に殺された筈のヨヌが8年後、巫女のウォル(月)となり、記憶を失って王様の所に再登場。そこあらまた新しいストーリー―が始まります。
昼間の太陽、そしてうっすらと輝く白い三日月。離れられない、そして必ず出会う。そういう対比です。
でも、王様が太陽なのはいいとして、日本でKK氏を太陽に見立てるというのはあまりにもやりすぎでセンスがなかったなと思います。
さて「ALL FOR ONE」の二回目を見て来ました。
全体的に面白いですよ。やっぱり。本当に面白いです。
でも組が何となくぎくしゃくしてる。息があってない。
それぞれ個性を発揮すべくものすごく頑張っているのはわかるんですけど、ぴたっとはまらないのは、やっぱり珠城りょうのダルタニアンがあまりに真面目で堅物なせいかなと
だって・・チャピ様のルイ14世も美弥るりのアラミスも、沙央くらまのモンパンシェ公爵夫人も(こまちゃんのグラマラスにはほんとびっくり)、とてもぶっとんでいて面白いんですよね。
しかし!要のダルタニアンは大胆でもなく弾けてもいず。
それは月城かなとのベルナルドも(姫いわく「何で壁に拘ってるの?」という疑問が。それは笑いを取る為よっと私)、暁千星のポルトスもそうなんですけど、役作りに苦労してとりあえず脚本通り、言われた通り言って動いているという感じなんですよね。
コメディでこれはちょっと困るかな。
宇月颯のアトスだけは落ち着きがあって似合っていて、演技力の高さを感じますが。
ちょっとしたセリフ、ちょっとした動き、そこに茶目っ気がないとコメディは不発です。
我が家の姫ちゃんは「アラミス最高!」と大興奮。回りの娘役達と一緒に「きゃあ」と言っておりました。
2幕最後のちゃぴ様の衣装、ピンクと水色のドレスが本当に可愛いなと思いました。
それにフィナーレのデュエットダンスのドレスもシンプルで綺麗です。
そうそう、太陽王にちなんでこんなセリフがありましたっけね。
ルイ14世が太陽で回りのマザランファミリーが星、そこにモンパンシェが「私は月になりますわ」という。
でもそれに対してルイは「太陽が上がれば月は沈み、月が上がれば太陽は沈む。つまり絶対に出会わないという事です」というんですけど、思わず「うまい事いうな」と思ってしまいました。
だよね、太陽は「陽」で月は「陰」
天照大神に対して月読ですもの。
あれだけかっこいい舞台なんですから、主役が登場した時くらい「待ってました!たまきちや」くらいは言いたいけど、今のたまきちではとてもとてもそんな風には。
先に行くしかないんですけどね。