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Channel: ふぶきの部屋
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朝ドラを振り返る  4

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「ドクターX」は安定のスタート。「ソンタ君」に爆笑

大地真央が怒鳴ると怖いーーあの米倉涼子が吹っ飛んでしまうなんて。

陣内孝則にブーイングが来ているようですが、個人的にあの髪の色がありえない。

「陸王」初回は長すぎたような・・・

47作目・・・1992年 おんなは度胸(橋田寿賀子)泉ピン子・桜井幸子

48作目・・・1992年 ひらり(内館牧子)石田ひかり

49作目・・・1993年 ええにょぼ(東多江子)戸田菜穂

50作目・・・1993年 かりん(松原敏春)細川直美

51作目・・・1994年 ぴあの(冨川元文・宮村優子)純名里沙

52作目・・・1994年 春よ、来い(橋田寿賀子)安田成美・中田喜子

53作目・・・1995年 走らんか(長谷川法世・金子成人)三国一夫

54作目・・・1996年 ひまわり(井上由美子)松嶋菜々子

55作目・・・1996年 ふたりっ子(大石静)岩崎ひろみ・菊池麻衣子

56作目・・・1997年 あぐり(吉行あぐり・清水有生)田中美里

57作目・・・1997年 甘辛しゃん(宮村優子・長川千佳子)佐藤夕美子

58作目・・・1998年 天うらら(神山由美子)須藤理沙

59作目・・・1998年 やんちゃくれ(中山乃莉子・石原武龍)小西美帆

60作目・・・1999年 すずらん(清水有生)遠野凪子

 「女は度胸」「ひらり」「ええにょぼ」は共に35%以上の視聴率を叩き出して安定の成功ではあったけど、これは実は「朝ドラ」ではなく、「連ドラ」であったという事です。

裏ではフジテレビが「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」などヒット作を連発していました。

朝ドラと連ドラ、違いは何かといえば、朝ドラは時計代わりに見るもので連ドラは集中してみるもの。

たった15分、ながらじゃなくて集中してみなくちゃいけないドラマ・・それがたまたま3作とも民放レベルではいい数字をとれたからといって(NHK的には不満だったでしょう)

本によれば「ええにょぼ」以降、攻めの姿勢になった朝ドラは丁半ばくちに手を染めたのではないかと書いています。

私もあまり記憶がないんですけど。

ヅカファンなら知ってるだろう「ぴあの」も全然知らなくて、何でこの人がトップみたいな?現役生として朝ドラヒロインを務め、研1でエトワールでしたっけ?

だけどお花様に追われるように花組に組替えしたと思ったらさっさと退団しちゃってねえ。

 

「春よ、来い」は結構期待してみてました。橋田作品だったので。

でも!見始めて早々に違和感が・・・・何って、ヒロインが全くお金の苦労なしで脚本家に上り詰めていく話がむかつくようになって。

今の「渡鬼」もそうだけど、誰かが窮地に陥ったら必ず資産家が現れて助けてくれる・・そんなストーリーに違和感が募っていた所で安田成美の降板。

彼女は確か「コロコロ変わるヒロインの気持ちについていけない」って言ったんですよね。橋田脚本の登場人物は一瞬にして悪役にもいい人にもなる・・その場その場を大事にするセリフが多くて整合性がなかったです。

で記者会見で橋田先生が言ったセリフが「飼い犬に手を噛まれた」

この騒動はすごかったですねーー結果的に橋田ファミリーの中田喜子になったけど、視聴率は上がらずじまい。

脚本家が自分の半生をドラマにしたら終わりなんですって。

大石静の「オードリー」も失敗したようですし。

 

「ふたりっ子」はわりとヒットしましたね。それもやっぱり子役時代に集中してたような気がします。

「あぐり」は今見てもいい作品だったなあと思います。

野村萬斎が素晴らしくて。野村宏伸のひょうひょうとした所も好きだったし、草笛光子が営むミルクホールも大好きでした。


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