どんぐりさま
教えて下さってありがとうございます。まさかyou tubeで私の文章が機械音でつらつら流れているとは・・・こういう場合、どうすればいいんでしょう?
FだのDだののブログも同じようにされているようですけどね。
さて。
熊本の無所属議員、緒方夕佳さんが生後七か月の子供を連れて会議場に入ろうとして止められた件について。
NPOフローレンス代表理事の駒崎弘樹氏が皆さんからのバッシングについて反論しています。要約すると
つるの剛士のツイッター文章に反論
「正義を盾にして正論をふりかざす社会に発展はないし、こういう問題提起の仕方は他の子育て世帯に可哀想な思いをさせる」の一文について「賛成できない」と書いています。
私、正直、つるの氏の文章の意味がよくわからなくて・・・何を言ってるのか・・よくわからないんですけど、駒崎氏の言い分は
緒方議員は妊娠中から議会事務局に対して何度も「議場に子供を連れて行きたい」「託児はつけられないか」と相談
議会事務局「個人的にベビーシッターをつけてください」
↓
通常のルートで訴えたけど、それが受け入れられなかった。
事務局ではなく、議会運営委員会という政治家同士でルールを取り決める場所で訴えるのが本筋」という意見がある
↓
緒方議員は無所属だから政治家同士の話し合いの場に参加できず
「訴え方がおかしい」と言われても「じゃあ、どうやって訴えるの」と言わざるを得ない。
「もっとちゃんとした言い方だったら聞いてやるけど、お前のはそうじゃないからダメだ」という「トーンポリシング」は、一歩間違えれば、訴える手法のない人たちへの抑圧手法として機能。
駒崎氏のこの意見は、つるの氏の言葉を「トークポリシング」と受け取ったんですよね?
でも、個人的につるの氏の文章が「ちゃんとした言い方だったら聞いてやるけど・・・」という風には受け取れません。
むしろ、「弱者である事を盾にして要求を通そうとするズルさを感じました。
緒方氏が妊娠中から会議場に子連れで入れるようにとか、託児をとか訴えていた事実はわかりましたが、そもそもそういう事を要求する事がおかしいのではないかと思います。
「議員」っていうのはいわゆる季節労働者と同じだと思います。
〇年という任期が決まっているお仕事ですよね。職場がそういう期限つきの人に託児所とか子連れを認めるとかあっていいのか?という話です。
議員任期中に妊娠・出産する・・それによって業務に支障が出るというのは有権者に対して失礼じゃないか?と思います。
妊娠を告げた時の議会の戸惑いが見えるようですし、それによって緒方議員がとても傷ついた事は優に想像出来ますが、だからって今時の「待機児童・保育園問題」にすり替えて自分の要求を通そうというのは間違っているのではないかと思います。
私が不思議でならないのは、議員任期中に妊娠させた夫の態度です。
この緒方夫は「妻の妊娠と出産を支える」行動をとっていたでしょうか?
そして緒方氏自体も、最初から議場に子連れで行く事や託児を求めている事から、子育ては女(母)が行うものと思い込んでいたのではないですか?
まさにそれこそが違う。求めるのならまず自分と自分の家族を巻き込んで意識を変えていかないと。緒方議員がすべきことは
保育園を探す、探せなければ平日の昼間、面倒を見てくれる人を探す
夫と子育てを完全分担する。議場にあれこれいう前に夫の会社に求めるべきでした。
授乳室を作って貰う
民間人はみんなあれこれやりくりしながら子育てをして働いています。市議会議員だから公費で託児所に入れるというのは言語道断だし、自分でやるべきです。
ベビーシッターと同行したとしても、授乳だけは母親が・・これくらいは許されていいと思います。
矢代弁護士への反論
矢代弁護士は「パフォーマンスに見える」と発言した
パフォーマンスで何が悪いのか?(青い芝の会の行動を例にとる)
パフォーマンスによって社会的な注意をひきつけ、事態の改善を図る
↓
これ以外に何か方法があるのか?
「パフォーマンスするな」という事は、マイノリティの異議申し立てのツールを奪う事になりかねない
車いすの人が乗車拒否に合っていた事と、今回の事を同等に受け止める事が間違いではないですか?
これは差別なんですか?
大人が話し合いをする場に子供を連れて入る行為を止められたからといって「差別」だと叫ぶのはかの国のやり方ではないか?(従軍慰安婦とか性奴隷とか)
そもそも歩いている時からマスコミが一緒に入っていたわけですから、ある程度の情報は入っていたんでしょう。
そこで止められて「社会的な問題が個人的な問題にされた」と泣けば同情してくれる人がいて、あるいは「職場でマタハラを受けた議員」という間違った誘導によって世間が騒ぎ「日本死ね」などのような行動に行きやすい昨今。
反日マスコミに利用されたがっているようにしか見えません。
「子供を産むな」と言われたらそりゃ差別ですよ。
でも「場をわきまえて下さい」と言われた事は差別ではありません。
緒方議員の行為は、高級なフレンチレストランに子供連れで入って、「お子様はご遠慮ください」と言われたら「差別だ」と叫ぶようなものです。「うちの子はおとなしいし、そもそもレストランに子連れで入ってはダメというルールがおかしい」というようなものです。
「赤ちゃんのストレス」に反論
自分は保育士資格を持った保育園経験者だが、お母さんの胸に抱かれた赤ちゃんが議場で大人の会話にストレスを感じる事はない
むしろ、議場で母が冷たくされ、抱えたストレスが赤ちゃんによくない
議会は年間90日。90日外に出て人と話すことが赤ちゃんにとって悪いんだったら、乳児を育てる親の多くは家で引きこもっていないといけないわけで、そんなわけはないのです。
あほっ 誰もそんな事いうてへんねん(あ・・思わず関西弁が)
そもそも大人しか入れない場に子供を連れてくる事が悪いと言っているのです。
今回の生後七か月の赤ちゃんは泣かなかったけど、あれ以上いたらきっと飽きて泣いたはず。暑いしお腹空くし・・・寝てくれればいいけどそんな都合のいい事がいつも起こるわけがなく。
もし、泣いたら誰にストレスが?他の議員さんですよっ
子供が好きな人もいれば嫌いな人もいる。駒崎氏の論理でいけば「嫌いな人」ってマイノリティですよね・・・彼らが「子供がいるだけでストレスになる」って騒いだらどうするの?
熊本市議会のルールが変だ
議員以外は傍聴人とみなし、議場への入場を認めない
じゃあ、常時介助が必要な脳性麻痺の人が当選したら、介助者は議場に貼れないのか?
医療的なケアが必要な人は議場に入れない?
子供の預け先がない人は議場に入れない?
↓
無意識の排除機構こそが問題である
こんなに話を飛躍して正論にしてしまう事が問題ではないか?
脳性麻痺の人も医療ケアが必要な人も子育て中の人も、当選してからどうするかを考えてから立候補すべきじゃないですか?議員さん達もそんなに冷たいとは思いませんから手伝ってと言ったら手伝うでしょう。
以前、「がんの人は働かなければいい」といってバッシングされた議員がいましたが、私はこれを差別とは思いません。
本人が望めば働きながら治療する事も出来る、でも出来れば働かなくても治療に専念できる環境がふさわしいと思うからです。
今、多くの女性達が子供を持ちつつ働いていますが、その中身を知っていますか?
自分のキャリアを生かし自己実現の為
に働いている人なんてほんの一握りです。正職員で管理職で好きな仕事で・・そういう方には大いにマタハラと戦って頂きたい。
でもほとんどが働かなきゃ生活していけないから働いているんです。
103万円の壁があってパートで・・・そういう人の配偶者は多くの場合、子育ても家事も仕事も全部まかせっきり。
「どちらの収入が多いか」で優劣を決めようとする男に同調せざるを得ないんですよね。均等法が施行されてはや30年・・・でも世の中の考え方は少しも変わってないですよ。
保育園の問題ではなく、これは男女の、夫婦の意識の問題です。