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Channel: ふぶきの部屋
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ダンサ セレナータ

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昨日は客席で携帯が鳴った日でしたねーー普通はすぐとめるのに。

止めないんだもんねーー正塚作品は静かなシーンが多いから。

 

 ダンサ セレナータ 

 

 ストーリーについて

幕が上がり、ソロの歌が始まる。

迷宮のような道路を交差する人々。

ダンスが始まり、1幕へ・・・・

・・・・って  正塚先生、何もかも同じ展開ではあまりにもつまらなすぎるって。

主人公と二番手が会話している所に、通行人が通って邪魔をするとか

「国と人とどっちが大事だ」的な議論を延々とやるとか。

ヒロインの言葉遣いが「・・だよね」的な感じとか。

何もかも同じ展開

脚本を書くにあたって必要な

 対立の構図

が全然なくて、敵のはずのホアキンがラストに座り込んでお仕事放棄

結局、主人公は何もせず時の流れをみていただけーー

感じるのは「体制というものに対する絶望感」こればかり。

確かに現代は絶望的な世の中だと思うし、原発のデモしたって政府が

何をしてくれるわけじゃないし、大津のいじめ事件だってこれだけ世の中が

騒いでいるのに事は進展せず。

この世の希望は一体どこに?

「革命」とか騒いだってどうにもならならいじゃないかというイサークの

気持ちはよくわかるけどね。

それでもそこに希望を見出すのが「芝居」だと思うんですよね。

それでも「ロジェ」より退屈せずに見る事が出来たのは、ひとえに星組さんの

かっこいいダンスがあったからだと・・・思います。

 

正塚先生にしては頑張った点があります。

それは「愛」の台詞。

「俺だけと踊ればいい」とか・・ルイスとカロリーヌの場面における

「君がいない人生なんて・・・」とかいう歯の浮くような台詞。これは星組仕様かと。

せっかく台詞自体はテンポがいいんだから、もう少しお話を面白くして。

違った目線で書いて欲しいです。

 

 出演者について。

柚希礼音・・・イサーク。

         文句なしです。得意分野のダンスを存分に踊る事が出来て

         よかったんじゃないかと。

夢咲ねね・・・モニカ。今回は退団する白華れみに色々お譲りになった印象です。

         ダンスシーンは白華の方が・・・

紅ゆずる・・・ホアキン。あんなに銀橋を朗々と歌いながらわたる日が来るとは。

         壮君以上の驚きですが、本当に成長したんだなあと。

         がっ どんなに頑張っても麻路さきに稔幸が追いつけなかったのと

         同じ。柚希と同じ土俵には上がれないんですね。

涼紫央・・・ジョゼ。一体どんな役なのかさっぱりわからず。ただただアンジェリータ

       が好きで見守って?あとは全てシーンにいるだけーーって感じ。

       退団なのにこの役は可哀想。

真風涼帆・・・絵麻緒・朝海時代の音月のように優遇されているっていうのに

         いつも自信なさげにやっている所が腹が立つ。

        常にトップスターと一緒のシーンで恵まれているのに。

        下級生根性は捨てなさい。

白華れみ・・・アンジェリータ。キレのいいダンスと演技力は素晴らしいので

         退団後は活躍するか?でも痩せすぎ。白華の欠点は首から

         胸にかけて貧相だったこと。これが全て。

 

異動すぐの十輝いりすは革命派。まだよくわからない印象。

抜擢の綺咲愛里は96期?抜擢の理由がわかりません。音波みのりは?

早乙女わかばはいたけど変な役だし。

芝居では力を発揮できなかった生徒が多数。


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