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Channel: ふぶきの部屋
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どこにもない国とパディントン4時50分

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 「ベルサイユのばら」14巻をやっと読み終えて。

泣いてしまいました・・・アランもベルナールもナポレオン暗殺未遂で死んじゃうなんてひどいーーその後のロザリーと息子のフランソワの生き様が濃いし、フェルゼンの最後も悲しすぎる。

それにしてもジェローデル様がヴァンパネラになってしまわれたとは・・・・

誰も想像できないストーリーでした

日曜日は嫁公務で。郡山宮夫妻を亡き弟君が眠る墓地までご案内。

朝の8時に到着するという、相変わらず早いよなーー 昼までに墓参り済ませ、夕方の5時にはすでに郡山についているという。元気な80代なのです。

が、慣れない土地では宮妃は転びそうになるし、最近は膝と腰が痛いとか。

慣れた家の中や付近では大丈夫なんだなあと。やっぱりお年寄りは長年暮らした場所で最後までいるのがいいって事ですね。

宮はジュニアの話ばっかり。

なんせ、ジュニアは夜勤で午後に起きればいいので、朝、出る時には仕事中。

何でも毎日お昼に宮妃が起こしにいくと「はーい」と返事をするもまた寝る。

やっと起きてくるとすぐご飯。その後シャワー浴びて、宮の車でご出勤。

帰りはバスだけど時々寝過ごして先の先まで乗り越して歩いて帰って来るんだとか。宮は心配しつつもお布団敷いて待ってる。

うそっ!私はこんな風に甘やかした事なかったのに・・・

夜勤は眠い。なので宮妃が「10分か15分くらい仮眠をとってもいいんじゃない?」と聞いたら「それ、さぼれってこと?」と言い返されたとか。

「ジュニアの為に生きてます」感満載の祖父母にこっちは複雑な気分ですよ。

帰りは上野でジュニアに電話をしてて切符を落とし、親切な人に拾って貰い・・

いやーー祖父母からするとまだ10歳くらいにしか見えてないのか?

もう、何も申しません はいはい。生きがいが出来て良かったね。

うちのベランダの花が増えるばかりだよ・・・壁中ポトスだらけになっちゃうよ

ドラマの話。

「どこにもない国」前編を見ました。

ナレーションが柴田恭兵、内野聖陽、原田泰造、満島真之介の3人が終戦後の満州から日本人を引き揚げさせようと努力するという話です。

原案があるので終戦後のソ連のひどさが本当にリアルに描かれていて、それはいいんだけど、ひっかかるのは原田演じる会社の社長の言葉で、会社に押し寄せた中国人をなだめようと「日本は悪い国だったが・・・云々」というセリフがあり、その後も中国人に見つかる度に「しょうがない。あんなにひどい事をされたんだから」というんですね。

原案者はどうやらお父さんの話を持ってきたんでしょうけど、お父さんは本当に「日本が悪い事をしたから戦争に負け、中国人に復讐されてもしょうがないと考えたのでしょうか?

宮脇淳子さんの本によると、清朝は満州族でとりあえず東北部を見ていたけど、孫文が辛亥革命を起こしたあとは中国東北部のような寒い地域には目がいかず、悪くすればソ連がそれを狙っている状態だった為に、関東軍が出る必要があったわけです。

満州のインフラを整備し、安全で近代的な都市にしたのは日本で、そうやっている間も国民党と共産党は権力争いをしていただけ。ソ連が侵攻して来たってはっきり言ってどうでもよかったみたいですしね。

ソ連兵が満州に残された日本人に対し、殺戮の限りを尽くしたのは事実ですが、漢人達もまたソ連兵以上に残酷な人の殺し方をしています。

日本が満州を治めていたから「ひどいことをした」というのは違うのでは?

左翼はあったといってきかない南京事件やら絶対なかったと言ってきかない通州事件やら、日本は身内をどんなに殺されても我慢に我慢を重ねた結果の日華事変だった・・ということを考えれば、いくらドラマとはいえ、最初から「負けた日本が悪い国だから殺されてもしょうがない・・・でも何とか引き上げをさせる」というストーリーはあまりにも事実と違うんじゃないの?

だって8月15日で戦争は終わって、武装解除されたんですよ?

なのにソ連が攻撃をするのは絶対におかしいじゃないですか。それを横目で見て権力争いに血眼になってた蒋介石と毛沢東。なーにが中国だよ。この頃だって「中国」って国はなかったんですからね。

さすがに反日NHKだなあとまたも思ってしまいました。

それに内野さん演じる丸山さんは余計な事しすぎ。それで中国人に見つかったりソ連に見つかったり、アメリカに疑われたり。回りを危険に巻き込んでいるだけなんじゃないですか?

アガサ・クリスティーの「パディントン発4時50分」は私の中でとても好きなお話です。特にジョーン・ヒクソン版のドラマがもっとも優秀な出来です。

ジョーン・ヒクソンは原作通りのミス・マープルだし、お手伝いさん役の女優さんもみるからに「金額が高い女中さん」です。

まさかそれを天海祐希がやるなんて思わなかったけど。草笛光子がミス・マープルをやればよかったんじゃないか?って思います。

なんせ原作曲げすぎ。

和製ミス・マープルは元敏腕刑事。そして車窓から殺人を目撃してしまったのは彼女の姑とお手伝いさん。

そして死体が落とされた屋敷に潜り込むお手伝いさんには前田敦子だよ・・

屋敷の主人、西田敏行は相変わらずの名演でしたが、男どもに魅力的な俳優がいなかったです。

天海祐希演じる天乃瞳子さんは霧立高原のホテルにいるんですけど、どうみたってスイートルームだし、ずっと宿泊できるお金があったのか?と庶民的な疑問が。

それにあのホテルとお屋敷は何度も「相棒」で使われていましたっけね。

ゴージャスが売りのクリスティ作品ですから、家具も食器も高級品ばかりですが、ゴージャスな恰好が似合うのは天海と草笛さんだけで、前田のあっちゃんがどうしても何でもできる家政婦には見えませんでした。

ラストは医者が犯人という事はわかっていたんですけど、なんかしっくりこなかったなあ。今後もこの和製ミス・マープルが登場するんでしょうか。

「鏡は横にひび割れて」も本来はミス・マープルものですが、こっちは沢村一樹

主演です。

 

 

 


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