「シグナル」に関しては私もドラマ紹介で「韓ドラのリメイク」と書いていました。
でも、実際に見てみたらこれは絶対にアメリカの「シグナル」のパクリだと確信したので色々調べたのですが。
まず、アメリカの「シグナル時空を超えた捜査線」ですが、私は多分WOWOWで見てますよね・・・
ヒロインは警察官
小さい頃にが殺された
家の小屋にあるアマチュア無線で過去の父と会話して、亡くなる筈だった父を救った・・・そしたら母が消えてカレシが見知らぬ人になっていた。
父が追っていた「看護師ばかり狙う殺人犯」が今もいる・・という事で父と一緒に関連した過去の犯罪を解決。
というストーリーですが、あまりに難しすぎて暗すぎて途中で見るのを止めちゃったんです。そしたらアメリカでも打ち切りになっていたという話。
で、実はこの作品は2000年にアメリカで製作された「オーロラの彼方へ」のオマージュ作品だったんだそうです。最初からそういう設定だったから、色々なところで許可をとって製作されたんんじゃないかと。
現在と過去の人間が通信機を通して会話するという時空設定は2000年にアメリカで誕生したものという事になります。
そして「シグナル時空を超えた捜査線」が誕生したのは2016年。
しかし
問題は、この2016年に韓国版の「シグナル」が放送されているという事です。
日本では衛星劇場が2018年に放送・・
脚本を書いたキム・ウニという人は「冬のソナタ」でデビューしているんです。
来日したとき、顔を見た記憶が。あの時はもう一人と共作でしたけど、「冬のソナタ」は「キャンディ・キャンディ」が元になってるという話でしたよね。
で、その後「ランラン18歳」(これはイ・ドンゴン主演だったので見ました)でヒット・・最近では「女王の教室」とか「ファントム」とか、タイトルやらストーリーをオマージュだかパクリだかわからないような脚本を書いているイメージ?
そもそも、最近韓国では「逃げ恥」そっくりのドラマが制作されてさすがに韓国のユーザーが「これはダメじゃないか」とSNSで言ってた記憶がありますが、「シグナル」に関してはアメリカ版が原作とも書いていないし、オマージュとも書いてない。
例えば日本でもアメリカ版「コールドケース」をWOWOWですっかり同じストーリーで吉田羊主演で放送していましたけど、その時は完璧に「アメリカ版のリメイクである」という事を表明していますよね。
今回の「シグナル」のストーリーは設定がアメリカ版で、内容は日本と同じ。
完全オリジナルという風な報道でケーブルテレビで製作された2016年最大の傑作と書かれていました。
いわゆる黙ってパクった作品を日本ではわざわざ「韓国版のリメイク」として放送しているわけですか。
せっかく話が面白いという意見も多く、出演者には気の毒なんですけどこういうのって許されるんでしょうか?
韓国は多分無許可で設定を借りて登場人物を変えて、でも展開はそっくりにしたてあげたという事になり、それを日本が馬鹿正直にリメイクしている。これって知的財産権の侵害とか著作権の侵害にはならないんでしょうか?
確かにアメリカ版は映画が偉大過ぎたのか、ドラマの方は打ち切りになっているのでさして話題にもなっていないようですけど、日本がこういうものを安易にリメイクしていいものか・・・と思うんですよ。
日本のテレビ局は問題にしないのかなあ・・・・