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八幡和郎氏へモノ申す

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 皇太子の「持ってくればよかったね」は皇太子としては冗談に答えた・・・つもりでしょうけど、日本には「王冠」はありません。

なぜって日本は王国じゃないので。

王国にしても神聖ローマ帝国にしても権威の象徴として「冠」が必要でした。中国王朝とか朝鮮半島もそうですよね。女性にはティアラやかつらなど。

でも日本はそういうものが必要なかったので、いわゆる頭に乗せるもの文化はあまり発達しませんでした。日本人にとって「かんざし」は神と人間界の結界を表すものだったり魔除けだったりの意味で、権威の象徴ではありません。

だから明治になってティアラが入って来た時は驚いたろうなと思いますが、それでも天皇に「宝冠」を乗せようとは思わなかったんですよね。

西洋人から見ると王様は王冠を被り杖を持ちマントを着ているイメージでしょうか。(詳しくはベルばら2巻をお読みくださいまし)

でも子供が言った「違う」はやっぱり頭・・・かつらの事かなと思います。

 

 まあ・・うちのブログはどんな意見もコメントとして掲載するスタンスではいるので、反対意見があってもそれはそれでいいと思うんです。でも掲載出来ない荒らしも多くて疲れ切っているところに今更「悠仁殿下は絶対に学習院」とか言われると何だかどどっと・・・・

学習院が「皇族の為の学校」という歴史を知っているのはある程度の年齢がいった人じゃないでしょうか?何度も書きますが学習院は歴史はともかく今は普通の私立学校です。戦後、美智子妃が皇室に入って以後、旧皇族や旧華族の子息は学習院を選ばないという話を聞いたこともあります。

私達はたまたま浩宮・礼宮・紀宮他の皇族がみな学習院を出ているから、「学習院に入るのが当然であり、そこからはみ出すべきではない」と考えがちですが、当時の学習院は愛子内親王がいる時代よりずっと偏差値は高かった筈ですし、学習院を目指している人だって多かった筈で、だからそれこそ「不公平」と思っていた人もいたでしょう?寛仁殿下も桂宮も結構虐められていたようですし。

戦前から皇族は「史学科」に入ることは無言のタブーであったと認識しています。それは歴史を科学的に見てしまうと「神話」もウソになるし、天皇の存在や皇室の存在に疑問を抱くと困るからです。

だから昭和天皇は植物学を選び、今上は生物学を選び・・・でも浩宮はそのタブーを破って史学を選んだわけですね。もっともなぜかイギリスへ行ってテムズの流れが専門になってしまいましたが。

そして礼宮は本当は学習院ではなく、それこそ農大あたりに行きたかったんじゃないかと思われます。でも当時は、堅苦しく「皇族は学習院でないと」という考え方があり、結果的に政治学科に進むも好きな事は諦めずに研究して来たという前提があります。

ゆえに秋篠宮殿下が眞子さまや佳子様の進学について「キリスト教の学校だからダメ」とはどうしても言えなかっただろうと思います。じゃあ、国学院のような大学だったらよかったのか?それとも仏教の大学だったらよかったのか?という話ですが。眞子さまがどうしてICUに入ったのかそれはそこに勉強したいものがあったからではないですか?

それと「だから小室みたいな男に出会った」というのは後付けで、学習院に行こうがどこに行こうが出会うものは出会ってしまうものです。

特に佳子様の場合は、学習院にいたら韓国旅行が待っていたわけでそれを避けたのは賢明でした。「学力が足りない筈」「特権だ」というのは、要するに最初から「眞子様も佳子様も偏差値低いじゃん」って言ってるようなものです。

悠仁殿下が学習院を選ばなかったのも、愛子内親王が幼稚園に入ってからずっと学習院を侵食し、伝統を踏みにじって来たからです。あの壮絶な「いじめでっち上げ事件」の後の皇太子夫妻の学習院へのまとわりつき、そして波多野院長のおもねっぷりを見れば、誰だって学習院には入れたくなくなるでしょう。

悠仁殿下がお茶の水を選んだのは、紀子様のコネ云々よりも昭憲皇太后とのつながりによるものだし、お茶の水自体が悠仁殿下を受け入れる覚悟を持ったことが大きいのではないかと思います。

うちの同僚のお嬢さんは愛子内親王と同い年で受験の時は本当に大変でしたよ。愛子内親王がほぼ不登校状態なのに何の苦も無く学習院の高校に進む話をしたら憤っていましたから。いくら内部進学でもありえない・・・と。

ひどいといえば高円宮家の承子女王だって税金で早稲田に何年いましたっけ?皆さんは早稲田大ならいいんですか?あの女王殿下は学習院女子大からイギリスに留学したけど乱行激しくほぼ無理に帰国させられたのにあっさり早稲田ですから、それこそ一生懸命に早稲田に入った人に失礼だと思いませんか?

またこの度おめでたい絢子女王にしたって城西国際大学はお母さまの大学ですし、韓国からの留学生を多々受け入れている、それこそ日本の皇族が入るにふさわしい大学だったのか?と思わずにいられません。

悠仁殿下はすでに研究者でいらっしゃいます。専門家からもお話を聞いているでしょうしご指導も受けていらっしゃる筈。そうでないとお誕生日の画像は出てこないでしょう。学びくらいご自由にされればいいのです。ディズニーランドを貸切るわけでもなくサマースクールを留学というわけでもなく、不登校でもなく・・もしかすると昆虫オタクかもしれないけど、だったら東大の「オタク専門学科」でしたっけ?そういうの、ありますよね。そういう所でもいいかもしれないとすら思います。

今更「学習院以外は許されない」なんていうのは、結果的に「東大もゆうゆうと合格する筈だった愛子内親王が学習院大学しか行けない」からじゃないのか?と思いますけどね。

だからもう、本当に進学が決まるまでこの話題はなしにして下さい。

で、先週発売の女性セブンで「悠仁殿下を雅子様のもとへ・・紀子様のドン底」についての八幡和郎氏の「コメント」の言い訳がアゴラに乗っているんですが。

(前述した同僚は「紀子様ってそんなにダメなの?」と言うので、いやーー女性位週刊誌のタイトルインパクトは本当にすごいとつくづく思いましたよ)

彼の意見は

 悠仁さまの帝王教育について、皇太子殿下のときの浜尾実侍従のような帝王教育を施す養育係がいないのはよろしくない。多忙な秋篠宮家の両殿下だけにお任せするのは無理がある

 浜尾侍従が育てた皇太子が今、ああなっている現状をどう見ますか?そもそも帝王教育ってなあに?皇太子が帝王学をおさめているなら、雅子妃と結婚しなかったし、妻についていつまでもからくり人形のように「努力と工夫を重ね出来る範囲で活動の幅を広げているが体調には波があり・・・」なんて言わないし、弟宮の子作りに口出しもしなかった筈。

 浩宮は浜尾氏の葬儀にもいかなかったし、そもそも浜尾氏はクリスチャンです。今や日本には「皇族を教育できる人」など存在しません。下手に任せておかしな思想を埋め込まれたらどうするのか?

今上と浩宮がいい例ではありませんか?見事に共産主義になっちゃって。でも権力は手放さないんだよね・・・どっちも。

 

 秋篠宮殿下はご自分でも皇太子殿下と違って天皇になるための教育は受けていないと仰っている。殿下は皇太子殿下に比べて世間のことはよくご存じであり、フランクな性格であるのは長所だが、陛下や皇太子殿下のようなほのぼのとしたしゃべり方とか所作とはまた違うのはそういう教育の違いに起因する。そういう意味では、将来の天皇になるべき悠仁さまは、皇太子殿下との接触の機会を多くして皇太子らしさ、天皇らしさを身につけていただく必要はあると思う。

 秋篠宮殿下が「天皇になるための教育を受けていない」とおっしゃったのは身を守る為です。自ら「私も皇太子と同等の権利がある」と主張する皇族がいますか?そうでなくたって巷では壬申の乱に例えられるし、大津皇子、長屋王、安積親王、その優秀さゆえに消された人が沢山いるのに。

 セリフ棒読みのおっとりした言い方が「天皇のものいい」でポケットに手を突っ込むしぐさが「天皇の所作」というならそりゃ違うでしょう。私達庶民が見ている皇太子と八幡氏が見ている皇太子は別人かも。

 

 特に紀子さまは孤軍奮闘の状態である。悠仁さまには、雅子さまの不調から本来は皇太子妃が行うものまで含めた公務の過剰負担に加え、悠仁さまの母親としてだけではなく、皇太子になるための“教育係”の責任も果たされようとしているが、これは過大であり、それが、眞子さまの婚約問題の迷走の原因ではないかと思われる。これは、少し整理した方がよい。
そのためにも、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、そして、専任の養育係が役割を分担しつつ協力して悠仁さまの帝王教育にあたるべきだ。

 秋篠宮が皇太弟になり、紀子妃が皇太弟妃になれば人数も増やされ、専門の養育係だって雇えるのでは。眞子さまの結婚問題を紀子妃のせいにするのは間違いでありこれは宮内庁の怠慢である。

 仮に皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁様が健在でおられたとして、皇太子殿下が今上陛下と同じ85歳で退位されるとすれば、80歳の秋篠宮殿下が即位され、5年後に悠仁様が即位されることになる。しかし、これは、合理的でない。

 退位はあくまで今上に特化した法令であっれ現皇太子に継承されるものではない筈。合理的でないなら皇太子をすっとばして秋篠宮殿下を天皇にすればいいことです。八幡氏は秋篠宮殿下をスキップして悠仁殿下にすべきといいますが、それは筋が違うと思います。

 

そもそも明治天皇だって帝王学など身に着けていなかった筈です。明治天皇には乃木希典や伊藤博文など優秀な側近がいたけれど、それはあくまで政治的なもので、理想の天皇像はご自分で見つけたと思います。

大昔の「書を読む」「歌を詠む」など以外、いわゆる「帝王学」は現在は存在していません。必要なのは「賢さ」です。場の空気を読み取りコミュニケーション能力があり、当意即妙に対応できる力なのです。

皇太子夫妻は夫婦でコミュニケーション障害を抱えているし、雅子妃に至っては一言ではいえない精神疾患を抱えており、その一人娘も同様な状態です。

誰もが皇太子夫妻こそ皇位から手を引くべきだと考えているのに。

9月11日は紀子妃殿下の誕生日ですが、とうとう報道なし。

これが何を意味するか・・・・これが皇室というところの闇なのかも。


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