紀子妃が秩父宮勢津子妃殿下から可愛がられていたという根拠を示してほしいということなので。
まず、秩父宮勢津子妃殿下は会津松平家の本家出身。つまり松平容保の孫なんです。明治天皇は「賊軍」と呼ばれた人達に心を寄せていたため、例えば久邇宮家などにも格別な計らいをしていました。その遺志をついで、秩父宮家には会津松平家から、高松宮家には徳川家から妃を迎えました。
会津出身のお妃が出るということは故郷である会津にとってとても嬉しいことでした。無論、勢津子妃もその思いはわかっていたと思います。さて、時がたち、川嶋紀子嬢が礼宮との結婚が決まった時、家系に関する調べが行われ、紀子妃の父方の祖母が会津藩出身であることがわかったのです。
紀子さまの祖母は紀子(いとこ)さんといって紀子様と同じ字を書きますが、彼女が会津白虎隊にいた池上四郎の子孫だったというわけです。
この事実に勢津子妃は大層喜んで、結婚してまもなく結核予防会の名誉総裁の座を紀子妃に譲られたのです。
そういう事も多分、美智子皇后にとっては面白くない出来事だったかもしれませんよね。
ハーグにある本の博物館を訪れた紀子様。
ネズミ君の隣りに座る紀子様。
自分がカエル君になったみたいな体験が出来るんですって。
右端が博物館長でイラストレーターたちと一緒に。
のこぎりをひいてみる紀子様。
まだ新しいのかしら?愛子内親王にぴったりなんじゃないですか?
紀子様は28日帰国。