誰が何と言おうとここまで来ても内親王を手玉にとった状態である小室圭という人間には呆れてしまうし、それを取り巻く環境にも情けなさが一杯です。
週刊誌によれば、眞子さまが家族と溝を作った原因として
秋篠宮夫妻は学習院大学の中で恋愛結婚を貫いたこと
紀子妃は3LDKのプリンセスと呼ばれる程経済的に豊かな暮らしではなかった
今の自分と小室圭と状況は同じじゃないのか?
一度は結婚を許し、両陛下の裁可まで頂いておきながら、秋篠宮殿下が誕生日で「まだ婚約者ではない」と言った事にショック。婚約が内定したということは「決定した」ことと同じで、秋篠宮殿下の結婚もうそうだったじゃないですか?
皇后陛下は眞子さまに新たな公務を担わせることで「暫くは皇室が出られない環境」を作ることにした。
この報道が本当だとしたら、御代替わりの後の公務の分担にまで口を出す女帝・皇后のすさまじさを感じてしまいます。宮内庁は皇后の言いなりなわけ?皇族もそうなの?そもそも小室の事も信用できないと思っていたらどうして裁可したのか。
眞子さまが嫌だなと思っているのは、こういう「都合のいい言い訳」だらけの皇室の状態なんですよね。東宮家から始まってわけのわからない「適応障害」だの、公務を休むのは治療の一環だのって小さい頃から矛盾だらけでわけがわからないと思われていた筈。そういう事も含めて「皇室から早く出たい」と思ったとしたら早く結婚したい気持ちもわかります。
このブログでも10年前から秋篠宮家の両内親王のメンタル面を心配していました。東宮家のような存在を許せば、その言い訳を許していたら、いつか成人した内親王方がその矛盾に気づき、傷つくだろうと。傷つくどころか皇室破壊に向かっているわけですけどね。
でも眞子さまに言いたいのは、紀子様と小室圭は同じではありませんよ。
確かに紀子様は庶民の出といわれますが、立派な会津藩士の血を受け継いでいるし、和歌山の名家の出でもあります。まだ学習院が学習院らしく、清く正しくおとなしかった頃のよい教育を受けられ、そんじょそこらの女王殿下達とは一線を画す程上品で可愛らしく国民から祝福を受けて結婚されたのです。
1989年に突如現れた川嶋紀子嬢はとても今時の女の子ではなかったです。清純そのもので笑顔が眩しい、どこから見ても非の打ちどころがない女性でした。
記者会見での言葉遣いも小和田さんなんかと違って本当にゆったりと話され、何でもすぐに宮様に相談され返事をしていらした。だからこそ、秩父宮妃が本当にお可愛がりになった。紀宮様とも相性がよく、本当の姉妹のように見えましたよ。
それに比べて小室圭はどうですか?記者会見での「宮様は私を月のように見守って下さいます」と言ったんです。内親王という立場への尊敬も敬意も何もない。それは眞子さまが小室を太陽に例えたからと言われますが違います。眞子様は「初めて会った時に太陽のような笑顔だった」と言ってるだけです。意味が違うでしょ?
それに紀子様は帰国子女で学習院育ちですが決して身の丈以上の生活をされたわけじゃありません。学者の家に育って、普通の女の子として父親が教授を務める学校に入ってずっとエスカレーター式に上がって行って偶然殿下に見そめられたのであって、いきなり庶民が内親王に声かけするのとは全然違います。
秋篠宮両殿下の結婚は恋愛と呼ばれ、憲法に即した結婚であると言われていますが、私はそうは思いません。当時の礼宮は紀子様と出会って結婚を決めたけど、その前に少しずつ「妃」としての心構えをお教えになっていたと思います。どんな壁をも超えられる強い女性と思って結婚を申し込んだのであって、決してただの恋愛ではなかったと私は思います。
自分より強い女性に憧れて引っ張られて執着していた今上と皇太子とは真逆だといえますよね。
だから眞子さま、ご両親の結婚の経緯とご自分のことは同じではないのです。親の気持ちになってごらんなさい。厳しく育てられたでしょう。佳子様が生まれてから後の秋篠宮家はプロ市民とマスコミによるバッシングだらけ。隙をみせまいとそれこそハリネズミのような衣を着て紀子様はじっと耐え忍び、お子様方にも忍耐を求められた。そして多分よそのお家以上に厳しく、道を外れるなと言い聞かせたことでしょう。あまりにも厳しすぎると思ってました。
でもそうしなかったら、もっと早く秋篠宮家はひどい中傷の中にいたのかもしれません。そんなご両親の心を思えば、今、小室圭に執着する事に何の得があるのでしょう。眞子さまは怖いんでしょう?小室と別れたらもう二度と結婚できないかもしれないって。なぜなら自分は佳子様のように美人じゃないし、愛想もよくないし・・って思われているかもしれませんが、そんな事ありませんって。
声をかけられるのを待っているんじゃなくて、自分から声をかけたっていいんですよ。今だって身近にハラハラしながら事の次第を見守っている男性がいるかもしれない。それにもし独身でもそれはそれでいいじゃないですか。
ダイアナ妃だって初恋が全てと思ったけど、婚約が決定してからカミラの存在に気づき、気が付いたらもう後戻りが出来ない状態になっていたんですよ。そんな事になる前に相手の本性が見えたということは、眞子さまには神様がついているということ。
もう小室を相手にしないで。もっともっと素晴らしい男性に出会える日が来るから。
眞子さまも今回のことで皇后陛下の本性が見えたでしょう?東宮家にしても両陛下にしても、もう相手にすることないです。形だけ頭を下げて粛々と公務に臨んでいればいつかきっと秋篠宮家が報われる日が来るから。
かつてイギリスのマーガレット王女は、妻子持ちの大佐と恋に落ち、スキャンダルを引き起こしました。あと一歩で結婚という時、女王は「もし結婚するなら王位継承権と財産相続権をはく奪する」と言ったのです。王女はそれを手放すことが出来なかったんですね。別れましたけど。
かのエドワード八世はウォリス・シンプソン夫人の為に地位を捨てて結婚したとして日本では人気がありますけど、最晩年はそんなに関係がうまくいってたわけじゃないですよ。
日本では政略結婚とされた李方子妃も愛新覚羅浩様もご主人とはラブラブの関係でした。何でもかんでも恋愛結婚が全てというわけではありません。お互いに尊敬し合い尊重し合える関係である事が大事です。
小室圭は眞子さまを尊敬し、尊重していますか?違うでしょう?
本当に相手の幸せを思うなら、自分のような汚れ切った男と結婚なんかしない方がいいと思って、自ら身を引きますよ。リアル「霧深きエルベのほとり」です。
ここで、宮家なり宮内庁なりが小室圭が眞子さまとのいかがわしいネタを持って脅すから、どうでも結婚させるというなら、まさに「ダル・レークの恋」です(いやはや菊田一夫ってすごい人だなあ)カマラの相手は実はマハラジャで素敵なラッチマンだったからいいけど、私はそれでも処女を捧げよと命じた家族の気持ちがわかりません。
親子の縁は切れませんし、家族の縁も切れません。それを断ち切って今を生きる貴乃花は幸せだと思いますか?あの人は永遠に母も父も兄も許せず口もきかず、顔もあわせず、多分誰か死んでも葬儀にも出ないでしょう。そんな生き方は正しくありません。幸せではありません。必ず後悔して身を切られるような思いをします。だから理不尽だ、むちゃくちゃだ、ずるい!と思っても親と真正面から話し合いをして、自分の思いを伝えて、とことん回りの人の意見も聞くことです。
小室の話になると口をつぐむとか隠し事をするとか、もっともやってはいけない態度です。眞子さまがお悩みの蔭で妹や弟がどんなに寂しい気持ちでいることか。ぎすぎすした空気が流れる家庭で将来の天皇陛下はお育ちになるのですか?
もし、小室が脅すなら、好きにさせればいい。眞子さまのせいじゃないから。世の中からバッシングされて帰国できなくなるのは小室の方ですからね。
小室圭は「お母さまと僕」の世界に永遠に閉じこもっていればいいわ。
お金を返さないなら返さなければいい。今は裏にどんなヤクザや左翼がくっついているかわからないけど、利害が一致しなければ捨てられるだけですから。