雅子はこの一年も、体調に気をつけながら、公私にわたり出来る限りの務めを果たそうと、種々の工夫を凝らしつつ、一生懸命に努力を積み重ねてきております。そうした努力の結果、昨年12月の誕生日に際しての感想の中でも述べております通り、活動の幅が少しずつではありますが、着実に広がってきていることを、本人も嬉しく思っておりますし、私もともに嬉しく思います。
その過程では、訪問先などで多くの方々から笑顔で温かく迎えていただいたことは、雅子にとって本当に大きな支えとなっておりました。私も雅子とともに、あらためて国民の皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
一方で、着実に回復してきているとはいえ、依然としてその途上にあり、体調には波もありますので、雅子には引き続き焦ることなく、少しずつ活動の幅を広げていって欲しいと願っております。
今後は自身の置かれる立場が変わることで、公務も多くなる中、一朝一夕にすべてをこなせるようになるわけではないと思いますが、雅子は、これからも体調に気をつけながら、回復を目指してさらに努力を重ねていくと思いますので、国民の皆様には引き続き回復を温かく見守っていただければと思います。
雅子にはこれまで、私や愛子のことにもいろいろとよく心を配り、私の活動を支えてきてくれています、私も出来る限り力になり、雅子を支えていきたいと思っております。
毎年型通りで何もない。「依然として回復途上」を死ぬまで言い続けるんだろうなと思うと笑うしかありません。雅子妃も55歳ですよ。いい加減、出来ないことは出来ないと認め「やれば出来るけど今は出来ない」という小学生みたいな態度をあらためないと皇室は亡びますよ。
いつまでも小和田夫妻が生きてるわけじゃないのですから。
愛子はこの一年、イギリス・イートンカレッジでのサマースクールや、秋の関西地方への修学旅行などを経て、一段と成長を遂げたように感じています。青春期には誰しもが経験するように、こうした得難い経験を通じて、自分の世界が大きく広がったものと思います。
これからの数年間は、自分自身が将来について、いろいろと思いを巡らせる時期になりますので、お友達や先生方など、周りの方々と話し合い、自身での思索を深めていって欲しいと思います。
イートンでのサマースクールや修学旅行、学校の課題など、普段から、愛子から私たち二人にはいろいろと話をしてくれていますし、大事な事柄については、その都度相談に来ることもあります。今後とも、大学への進路といった将来のことや、その時々の悩みなどについて、相談を受けることもあると思いますが、親として、本人の気持ちをしっかりと聞きながら、良い助言ができればと思っています。
娘がイートンのサマースクールへ行ったことがよほどうれしかったのですね。あの愛子内親王が大学生になるなんて考えられないし、考えたくないけど、彼にとっては「普通の娘」なんでしょうね。
読むほどにうんざりしてくる誕生日の文書ですが、これでもあと少しで天皇陛下と呼ばれる人です。よくよく考えて行動しないととんでもないことになります。