宮内庁職員が単なる公務員化して70年ですか。そりゃ色々勝手が違うでしょう。
明治以降作られた家族制度とそれに伴うプロトコルは令和になって完全に潰され、しかも無視され、わけがわかんないからマニュアル通りにやってます・・的な印象が強すぎて。
誰も天皇皇后の為に頑張ろうとは思ってないし、日本にとって晴れの舞台とも思ってない。忙しい。難しい、乗り越えるだけで精一杯。矜持やプライドがないんですね。
今回の宮内庁の手抜きな印象は
賓客を迎える態度がなってない
饗宴の儀でも何となくお客様達をほったらかし。ついでにいうなら天皇と皇后もほったらかしで好きに喋らせて全然フォローしなかった
儀式のお手伝い侍従たちの歩き方がひどい
饗宴の儀の花がしょぼい
饗宴の儀のスタートをしっかりとしなかった為にぐだぐだになってしまった。
茶会の儀の服装は皇后が何と言おうとも着物にさせるべきでした。
通訳に忙しい・・・とにかく説明しないと、流れで何とかしないと・・・こればっかりでしょ。一方で大切な饗宴の儀が饗宴じゃなくてただの飲み会になってしまったんです。これをやらかした罪は大きいです。
なんでこんな風になってしまったかというと、今回の正殿の儀や饗宴の儀を取り仕切った宮内庁職員は天皇皇后宮の人達で、上皇・上皇后のメンバーとは違う点があげられるでしょう。
雅子さんが適応障害になって20年、ほとんど祭祀をやらなない、外国訪問も少ない、お客を迎える、もてなす・・ということに疎くなっています。全てが官僚的で「マニュアル」通りにやっていれば文句は言われまいということなんです。
ワイドショーであるコメンテーターが言ってましたが、引き出物の中に東京都内の地図が入っていて、何でこんなものが?と不思議でしょうがなく、宮内庁の人に聞いたら「何でかわからないけど平成の時も入っていたので入れました」と言われたそうで、ちょっと呆れ気味でした。
地図を引き出物に入れる・・なんて平成風のおもてなしだったんでしょう。自己顕示欲の強い上皇后の考えそうな事で、正殿の儀の入場シーンも賛否両論だったらしいです。
そして饗宴の儀の料理ですが
これが令和。
こっちが平成。メニューはほぼ同じ。(ネットでアスパラの牛肉播きが1本減ってます)
なぜこうなったかと言えば「平成ではこういうメニューだったので」とレシピをわたされ、そのまま作りましたということらしいです。
工夫のなさ、考えの足りなさ、女主人たる皇后の気持ちが入ってないことがありあり。これでは週刊誌に「二重権威」と言われても皇后は文句言えません。
今回のパレードは「上皇后の誕生日祝賀中止」の強い意志が天皇皇后にパレード延期を決断させたと書かれていますが、「これを今やったらまずい」という危機感を感じる能力は上皇后の方が上かもしれません。そうはいってもひどいですけどね。
でも、実際問題、皇后は饗宴の儀の料理に目を配る余裕もなく、衣装を場にふさわしいものにする事も出来なければ、礼儀正しく威厳を持ってふるまう事も出来なかったわけで。
「通訳なしで英語でペラペラ」しか自慢がないのはわかりますけど、喋ればいいってもんじゃないですよね。
ここのシーンでも、首だけ動かして「みんな座ったら?」的な感じで、ドスンと坐るなり真横の人に話し続ける。
映像では紀子妃殿下の横の方が、どんどん体を妃殿下に寄せていくのがわかるほど、「話したい」と思われている。
どんなに日本でアゲアゲ報道されても、オランダのFBの表紙は秋篠宮夫妻だったり、スペインでは紀子妃を大きく写したり。それが本音。
もっと本音といえばレティシア王妃が饗宴の儀の入場の時に、わざわざ皇后の肩を抱いて背中をポンポンと叩くのですが、これがまあ病人がいる施設での振舞のように見え、しかもそれが終わったあと歩きながら「こんなもんで文句ないでしょ。私完璧」という風に夫を見るんです。その夫である国王は皇后の手をとってもキスせず、紀子妃にはするというあからさまな態度。
今週の週刊誌では小和田恒氏が「いずれあなたの時代になるから(頑張れ)」と励ましていたと書かれています。結果「あなたの時代」になったのに上皇后がまだ口を出してくると言いたいわけですよね。やること、やっていれば何も言われないんですよ。
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧(かけ)たることも なしと思へば」の心境だろう小和田一家だけど、何だかみんなやつれて年齢に合わないドレスとばさばさ髪で呪われているかのような暗さ。
小和田氏の願いは一日でも長く上皇より生きて、ステーキ食べて死ぬことでしたっけね。娘や孫の事を思えば「この世をば」とは思えない筈ですが。
そして茶会の儀です。てっきり着物かと思ったら普通のスーツでびっくりです。
PTAのスーツ?なんでこんなチョイスを許すのか全然わかりませんって。もうすぐ56歳なのよ。これは昭恵夫人と同じです。
やたらテンション高く、メアリー皇太子妃にガハハ笑いをしかける。
オランダのマキシマ妃とはいかにも「私?全然ヘーキ!」ってな態度でしたし。
で、お茶会に来た上皇上皇后が「お招きありがとう」とおっしゃったそうな。
「別に呼んでないけど」と皇后は言いそうですけどね。
お清めに
実は王子さまをお連れになっていたブータン国王夫妻。クウェートの元首相と楽しそう。
でもまあ、雅子さんの時代になったんですから頑張ってね。反面教師にさせて頂きます。
・年齢に合わないフリルはやめる
・場にふさわしい服装を心掛ける
・ガハハ笑いはしない
・言葉遣いは丁寧にしよう
それと正殿の儀のかつらの件ですが。
多分、平成までは地毛を立ててかっちり固め後ろに付け毛だったと思います。これに関しては恨み節のような上皇后の痛い経験「おすべらかしを結うのが大変で痛くて」平成の妃にはそんな思いをさせたくないと思ったというエピが残っています。
確か、高円宮家の2女王のおすべらかしも地毛を使っていましたよね。
だから今回は「皇后の負担を減らす為」に全かつらにしたのだと思います。
でも今時、時代劇でもあんなにはっきりかつらが浮いたりはしません。そういう事こそ歌舞伎界や宝塚に相談すれば有効な方法をいくらでも教えて貰えたと思うんですよ。
安っぽい全かつらを秋篠宮妃以下に押し付けた宮内庁の手落ちというか、マニュアルに沿った見栄えを考えないいい加減さがこういう所に出るのです。
ドレスだって東宝衣装部などにデザインさせたらどんなに素晴らしいものが出来たか。生地は本物のよいものを使うんですし、新しいデザイナーにチャンスを上げる方法もあったと思います。宝塚だって学年が上になれば首を出さないようなドレスを着ることは多々あるし、でもネックレスを生かすデザインを考えることくらい出来るはずなんですけどね。
何とも残念。紀子様以下の制服デコルテも。