疲れました・・・・・・
土曜日の朝6時に家を出て仙台に・・・・・車で行ったのですが最初から渋滞に
はまり、仙台の市内に着いたのは昼の1時近く
こんなに遠いんだーー仙台って。
今回、行った理由は・・・まあ、私くらいの年齢になると出てくる「お墓」のことですね。
長い間ほったらかしにしていた両親のお骨を「いい加減なんとかせい」と
お寺に言われ、引き取る事に
20年以上積もり積もった檀家料とかーーこれ以上仙台に来ないなら
ひきとって欲しいとか。
そうねーー仙台の家も売ってしまって全くご縁がなくなったものね
仙台の自然や景色は本当に大好き。
小さい頃からどんなに想像力をかきたててくれたことか。
歩くのが嫌いな私でも尚絅のあたりから東北大のキャンパスを通って
八木山動物園までは歩けたぞっ 日々の自然の移り変わりを見ながら
歩いていると疲れなかった。
山も大好き 町も大好き
でも・・・・人はダメだったみたいで。
そもそも生まれた時から仙台に住んでいるのに、どういうわけか回りの
人たちと価値観が合わず、しかも方言が使えなかったので
「気取ってる」とか言われてたんだよねーー
「隣組」的なつながりが強調される新興住宅地では、ちょっと浮いていたと
思うし、それこそ「先祖代々我が家は〇〇」系の田舎では
「しきたりを教わらなかったのか」と叱られ
最終的には「そんな非常識な人間に育ったのは親のせいね。あなたのお母さん
が非常識だったから子供のあんたもそうなるのね」
って話になってしまい
あまりに責められて・・・特にお墓のことではね。
だって帰れないでしょ。そんなに簡単には。
ここ25年は自分達の生活を優先してきたことは確かです。
電話もお風呂もないアパートから始まって、仕事しながら結婚して子供を
産んで、自分が病気したりして。
母を引き取っても老人ホームに入れるのが精一杯。
それを責められるとやっぱり気分悪くなるから「帰るもんか」になるでしょ
母を老人ホームに入れたとき、職員さんから
「そんなたびたび来なくても大丈夫ですからね」って言われて泣きそうになりました。
また今回は、近くの石材屋さんに相談に行ったら
「田舎はそういう事がうるさいから。でもこっちにいると考え方が違うからね」
って言われて、優しくされたーーみたいな
でもそんなしがらみと、やっと縁を切ることが出来そうです。でもそれは
とりもなおさす、もう仙台には行かないということで。
懐かしい風景が消えつつある故郷に未練はない・・・なんて思っても
やっぱり寂しいなあ
何だって仙台は常に公共事業しているのか。
今までなかった所に道がどんどん出来て、そりゃ便利になるかもしれないけど
それだけ自然が破壊されるし、景観が変わるでしょ。
特に東北大 前回も書いたけど何であんなに次々施設を作り道を変え
綺麗に立派にこれでもかっ!ってやるのかしらねーー
八木山南団地の方は、これまた動物園に絡んですごく便利になるみたいで
それはそれでいいけど・・・あのさらりとした住宅街は消えちゃう?
取り残されている西多賀はどうなるわけ?
(復興とは別物だよね。あれって)
あと、何回かは仙台に行かないといけない筈。
その時はせいぜいお土産を買って、おいしいものを食べて・・・って事に
しようかなあ。