ここまで週刊誌が皇室に関して嘘ばかり垂れ流すと、それを本気にする人も沢山いるだろうし、もはや何が常識か非常識かわからなくなりますよね。
もしかして自分が変なの?って思うこともある世の中です。
意外と中国史劇とか韓国史劇を見て常識に返るみたいな皮肉なこともあるんですよ。
週刊誌いわく、
「秋篠宮殿下が行った。兄が80歳の時私は70代半ばですから無理です」と。ゆえに秋篠宮殿下は皇位を辞退し、悠仁殿下につなげようとしている。
だから何?って感じですよね。上皇が80代半ばで挫折して無理やり法律曲げて退位した事実がある以上、秋篠宮殿下のおっしゃることは至極まっとうで何が悪いの?と言いたいです。雑誌編集者はアスペルガーなのか?
(私は上皇の退位は認知症のせいと思ってますが。それでも摂政を立てたくない維持が上皇及び上皇后にあったということで)
「皇太子は天皇の子、秋篠宮はそうでないから皇嗣」
そうではありません。過去に「皇太弟」という称号がしっかりあったんです。
「皇嗣」というのは皇位継承権のある男子のことで、大昔でいえば「大兄」のようなもの。いつでも返上可ですよ。って感じです。
秋篠宮殿下が「皇嗣」になったのは、宮内庁の今上への遠慮でしょう。少しでも愛子内親王の「即位」を可能に出来る環境にしておきたいという。
「将来悠仁殿下一人になってしまうから女性天皇・女系天皇は必要」
これも嘘です。そもそも何で悠仁殿下が結婚しないとか子供が出来ない設定なのか?それはきっと今上が愛子内親王誕生までに8年を要した。不妊の理由は男性にあると考えているんじゃないか?と。
明治天皇は大正天皇以外にも2人の男子がいました。もし、水銀の毒がなければ必ずしも大正天皇が天皇になっていたとは限りません。
明治天皇以前、男子が次々生まれるも夭折した背景にはおしろいに含まれる水銀のせいと言われています。徳川家もそうですね。生殖機能に問題があったわけじゃないんですよ。
大正天皇は4人の男子に恵まれ、昭和天皇も2人、秋篠宮家に1人。決して男子が生まれない家柄ではないのです。
今、悠仁殿下のまたいとことして注目を浴びている東久邇家など、昭和天皇の長女、照宮様の降嫁先で宮家でしたが、ここも男子に恵まれています。
守ろうと思えば男系男子を繋げることは出来るのです。
2000年以上の皇室の歴史を振り返っても、女性天皇が即位後に子供を産んだ例はなく、またそれを避けていましたし、女系天皇は存在したこともありません。
男系男子を差し置いて無理やり皇太子になった孝謙・称徳天皇も生涯独身でした。
だって・・・守谷家に生まれた男子は「女系」ですけど、この子が将来天皇になることを認めるというのは、旧宮家復帰より違和感ありありですよね。
「将来、悠仁殿下しかいなくなるから公務を分担する意味でも女性宮家は必要」
これもNOです。
「女性宮家」という言葉は民主党が考え出した言葉で、存在そのものがありえないのです。宮家は全て「男性」が当主であり内親王が嫁いでも当主は男性。内親王は妃。だから内親王の嫁ぎ先は宮家でないと。旧宮家に嫁いで宮家創設なら男系男子が当主です。
また天皇の「公務」=国事行為は天皇しか出来ない。もし代行するのであればそれは摂政を務める人、皇太子のみです。今上が「負担がーー」と言えば請け負うのは皇嗣殿下ということになるのです。
また皇后の公務は養蚕と赤十字活動くらいで、これは内親王ではなく「妃」が代行しますよね。将来の皇后が。
だからといって皇后が儀式に出なくていいとか、勤労奉仕団に会釈しなくていいというわけではないのです。天皇がいるところ、皇后もまたそこにいるというのが自然なありかたです。
都合のいい時だけ「義務じゃないからやらなくていい」という現皇后の考え方はおかしいのではないかと思います。
内親王に出来る「公務」ってなんだ・・・といえば伊勢の斎宮くらいです。
黒田清子祭主の次は眞子内親王・佳子内親王という風に繋がれていくでしょう。
「皇后陛下はご成婚前から重度の馬アレルギーで注射や薬、マスクなどで防護してきたが、今回の伊勢の旅では馬車に乗らずパレードに使った車に乗る」
想像するだけで笑えます。天皇は馬車に、その後ろから皇后が車でついていくなんてカッコ悪くて。
じゃあ、皇后の馬アレルギーは本当なのか?嘘です。
少なくとも「成婚前から重度のアレルギー」は完璧に嘘です。
前にも書きましたがうちの子が馬アレルギーながら乗馬をやっていたのですが、毎回目薬と飲み薬で対処していました。
その証拠。
平成9年度の記者会見
「それから後は御料牧場に参ります時には,以前に中東を訪問しました時にオマーンの国王陛下から皇太子殿下がお頂きになられた馬のアハージージュという名の馬がおりますけれども,この馬,そしてこの馬が今年の春に出産をして,今,子馬がいますので,先ほどの映像にも出てきたかもしれませんけれども,この馬たちの元気な姿を見ることも楽しみにしております。それから今年はちょっとできなかったのですけれども,御料牧場では乗馬をする時もありまして,これも楽しみにしております」
皇后の悪口を書いているんではなく、何でそこまでして馬車に乗りたくないのか、それを正直に言ったらいいじゃないかと言ってるだけです。こんな、すぐにばれるような嘘をつくのかなと。