せっかくの12月ですし(って何の関係が?)クリスマスだし、日本では見ることが出来ないゴージャスなティアラの紹介です。
2019年外交団レセプションに出席のエリザベス女王とキャサリン妃
何とお元気そうな。シルバーのドレスにシルバーの靴。しっかりとグローブもはめていらっしゃる。首が痛いからティアラはしないなどということはありません。
エリザベス女王がつけているのは「グランド・ダッチェス・ウラジミールティアラ」と呼ばれるものです。
大元の所有者は
ロシアのロマノフ家、ウラジミール大公妃です。革命でお金がなくなり、イギリスのメアリー王妃に売ったのです。
それが孫娘のエリザベス女王に渡ったんですね。
もとはこんな感じで、中のパールは取り替えることが出来るんです。
これがエメラルド版。
若い頃のエリザベス女王。
実は、このウラジミールティアラを使いたいとメーガン妃が申し出たのですが、女王は許可しなかったそうです。それでヘンリーと女王が喧嘩になったらしい。
女王いわく「身に着けたいからといって出来るものではない」とおっしゃったとか。
ティアラを見つける権利は女王の采配なんですね。
さて、これに参加したキャサリン妃は
ダイアナファンなら知っている、このティアラを着用。
すっかりお似合いになって・・・着用し始めた時はちょっとなーと思っていたけど、今はまあいいっかって感じです。
王族らしくなりましたよね。キャサリン妃は努力の人だったんだなあと。
このドレスもダイアナ妃がジョン・トラボルタと踊った時のドレスのオマージュではないかと言われています。