日本では皇位継承権がきちんと決まっているのに、あたかも愛子内親王が女帝になるかのような報道が続いています。
その下地となているのは、上皇の譲位だったのではないでしょうか。
本来、皇室典範にはない「天皇の退位」を感情論でむりやり押し通すことが出来た。
となれば、本来皇室典範にはない女帝も、感情論だけで達成できるのではないかと。
愛子内親王は天皇の長女
愛子内親王は優秀な成績を収め、語学に堪能で歴史などにも興味を持っている
愛子内親王は学習院の中でも人気が抜群である
この中で本当のことは「天皇の長女」という点のみです。他は「噂」にすぎなくて、本当に愛子内親王の成績がいいかどうか、証拠はありません。人気も同じ。っていうか元々「人気」は皇位継承には関係ありません。
もし、「成績」や「人気」で皇位継承が決まるなら今上はとっくの昔に廃太子されていたのでは。
あんなボンクラでも・・・いや、もとい。凡庸な人でも天皇になれたのは一重に天皇の長男であったためです。
そして凡庸な長男に比べて優秀な次男がいる場合、次男は粛清されたりするわけです。
愛子内親王の真実の姿は
18歳にしては幼い感情の持ち主
18歳にしては他人への共感がゼロ
18歳にしては常に両親がいないと単独で行動できない
18歳なのに自分で洋服選びをしている風が一切ない
18歳なのに誕生日映像父親とパズルで遊び、髪が減ったことを隠す為にエクステをしている
幼稚園から高校3年生の今に至るまでまともに登校したことがないし、成績優秀を表すなんら証拠が出て来たことがない
にも関わらず大学進学するというのですから、ここまでくると曺国の娘のような感じで、あちらは検察が入ったけれどこちらは「皇族」なので特権がバリアを張っているわけです。
愛子内親王一人の為に、何人かは確実におとされるかもしれず、その誰もが少なくとも愛子内親王よりは出席日数は稼いでいるし成績も上でしょうし、偏差値も高いだろうし受験勉強も頑張っているんだと思います。全く気の毒なことです。
でももっと悪いのは、日本においてこのような詐欺まがいのことが堂々と行われているにも関わらず誰も口をつぐんでいるし、天皇と皇后に「正義」を訴える人がいないということ。
高校の職員、大学の職員、全てが「学習院は皇族が通う特別な学び舎」というブランドを守る為に、最後の一人を守り抜くでしょう。
愛子内親王が大学に入っても、まともに講義に出られるのか疑問だし、90分授業に耐えられるのかも疑問。大学の試験は論文形式が多くて〇×式ではないですし。第二外国語も出てくるし。
多分、入学してもその姿は確認されないまま4年後に卒業するんでしょうね。
そういえば、結果的に留学したけど不祥事起こして帰国後は早稲田に入って6年通った挙句においだされた高円宮家の長女という見本がいましたっけね。
不正入学も裏口入学も日本では「高貴な人」に限っては許されてしまう。
そのくせ公務をしっかり務めている内親王を「働け」だのと貶めるおかしな国なのです。
その事を私達は認識しながら生活しなくてはいけません。
カルロス・ゴーンの事にしてもそうですが、「先に宣伝したもの勝ち」な日本という国。
これは決して「自由」な国ではありません。
さて。
イギリスでは2020年代の王位継承者をポートレートして王室が発表しました。
英王室ではチャールズをすっとばしてウイリアム王子に・・・という意見がありますが、
このポートレートを見れば一目瞭然。王位はチャールズ→ウイリアム→ジョージと繋がって行くことは決まったことなのです。
スキャンダラスなヨーク公は公の席から姿を消し、サセックス公爵家に至っては数にも入らない扱いです。でも、そこまでやらないとイギリス国民は納得しないんですよね。
王室をスリム化して税金を使うことを控えよう、何とか国民の支持を維持したい。
どこの国も必死なんです。
そういう意味では秋篠宮殿下が何年か前に「皇族の数が減ることは悪いことではない」とおっしゃった意味もわかります。
日本ときたら正月写真に退位した上皇夫妻を入れるわ、皇位継承第1位と2位の人物を脇に追いやってしまうことになりました。
日本でどんなに「皇后さまはご立派。愛子様はご優秀で人気抜群」と報道されても世界的に見れば「もっとも理解しがたいロイヤルメンバーの二人」って事になりでしょう。
タイの王様か日本の天皇一家か・・・共通しているのはどちらも王室同士のお付き合いには招かれないということです。
そういえば今年は皇嗣妃となられる紀子様がオランダとベルギーを訪問するそうです。しかも単独で。お仕事の一環ですから私的な訪問になるんでしょうけどそれでも素晴らしいことだと私は思います。