・・・・・って言われてしまいました。窓口で。
え?何の話かって?マイナンバーカードの話ですよ。
前回も書きましたけど、10万円の給付金を申請するのにわざわざマイナンバーカードを使ってオンライン申請をする必要はないのです。郵送でもいいのです。
がっ!
それでもオンライン申請をしたい人が減らないと言うか、だけど暗証番号をケロリと忘れている人が多く、その再設定で役所が混んでいるんだとか。
再設定の場合、用紙に書いてカードをコピーして、それから暗証番号を再設定するんですけど、機械が重い・・なかなか進まない・・・ある日、とうとうダウンしたということなんです。
でも、いわゆる「電子証明の期限が切れそうなので更新のお手続きに行って下さい」のお手紙は届き続けるわけですから、お客はお手紙持ってやって来ます。
で、窓口としては「今、全国的にサーバーがダウンしておりまして」
「え?じゃあ、カードが無効になるの?」
「いえ、身分証明としてのカードの有効期限は10年ですので。ただ電子証明の有効期限が5年なので。失効してもまたつければいいだけの話ですから、慌てなくても大丈夫」てな事をいうしかないのですが、結果「じゃあ、こんな手紙出さないでよっ!ふん!」と捨て台詞吐いて帰ったお客が何人か。
電子証明の6桁以上の暗証番号は引っ越ししても消えてしまうので、新たに付け直さないといけないものなんです。
ただ、役所ってそればかりやってるわけじゃなく、機械の操作をすぐに覚えられる人も限られており、だから人手不足だけど、頭数は多いという矛盾が。
更新のお知らせは国から出ているので役所は関係ないしなあ。そうやってあたるのやめて欲しいわ。
みなさん、市役所本庁へ行くより、支所へ行った方がいいですよ。断然空いているし早いし、きめ細かいし。
大抵のことは支所でも出来ちゃいます。
税金の分納とか障害者手帳や生活保護系は無理だけど、その他の事でしたら支所でも十分。もっと賢く活用してやってください。
ちょっとここで笑い話を。
65歳の臨時職員のおじさまが、お客さんに「マイナンバーカード、お持ちでしょうか?ええっとセルロイドで出来てるやつ」
と言ったら、お客さんは「あああれ、いや、持ってないよ」って会話があったんですが、お客が帰ったあと、私が「いくら何でもセルロイドは古すぎませんか?」って言ったら「え?じゃあ、なんて言えばよかった?」と聞かれたので「普通にプラスティック」って答えたら「あ、そうか」と大笑いに。
「セルロイド」って今時の人、知らないもんね。30代ですら知らなかった。
「青い目のお人形」って歌も知ってる人いなかった。
(♪ 青い目をしたお人形はアメリカ生まれのセルロイド♪)
いやーー私も平成生まれで本当は知らないんだけど、キューピーちゃんのお人形なんてね。