亡くなった人には優しくしなくちゃいけない。
でもあえて言わせてほしい。
友にこんな風な歌い方させちゃダメだよ・・・(涙)
本来「キセキ」はもっと明るい未来への歌で、でもまるで追悼歌のように聞こえて。
華やかだったと言われる彼ですが私はそう思ってませんでした。
特に舞台に足を突っ込んでからは「路線が違う」と思ってました。
ミュージカルも、それは三浦春馬のやるべきことではないと思ってました。
でも、そういう様々な挑戦を経てテレビや映画で味のある、今まで以上に深みのある演技を見せてくれるんだろうなとも思っていました。
30歳というのは、役者のターニングポイントです。
どんなに小さい頃から活躍していても、ここから本当に「人生」を演じられる役者になるかどうか、それはそれは厳しい壁がそこにあるのです。
乗り越えて欲しかった。顔にやどる一瞬の影を私達はあえてみないようにしていたのかもしれません。もっとも近くにいたスタッフは気づいていたかもしれないけど、どうすることも出来なかったんでしょうね。
「死」へ向かうエネルギーはちょっとやそっとでは「生」に向けられないのです。
今までも多くの俳優やアイドルが自ら死を選んで来ました。
負のパワーは覆いつくすとどうにもならないんだと痛感しました。