お盆シーズンです。
帰省・新盆・法事・・・庶民は庶民で様々な「祭祀」があるわけですが。
今年はとにかく諦めないと。心だけは帰省して。
尾身会長・・・何だか老けたなと思います。総理もそうですけど急に老け込んだり、体調が悪そうだったり。みんな人間です。真夏にマスクして呼吸困難起こしながら歩かないといけない状態は普通じゃありません。
岡田晴恵氏のようにどんどん生き生きとメイクがきまって行く人もいるのに。
尾身会長はお盆に向けて提言しました。
「もうすぐお盆休みです。
多くの人が帰省をお考えになっているかと思います。
お盆休みに帰省した場合、高齢者と接する機会や飲酒・飲食の機会も多くなることが考えられます。
したがって、新型コロナウイルス感染が広がっている現状では、帰省する場合には、「基本的感染防止策(手指消毒やマスク着用、大声を避ける、十分な換気など」の徹底や三密を極力避けるとともに、特に大人数の会食など感染のリスクが高い状況を控えるなど、高齢者等への感染につながらないよう注意をお願いします。
そうした対応が難しいと判断される場合には、感染が収まるまで当分の間、オンライン帰省を含め慎重に考慮していただきたいと思います。
また、そもそも、発熱等の症状がある方は、帰省は控えて下さい。感染リスクが高い場所に最近行った方は、慎重に判断して下さい。
以上のメッセージを政府として国民に是非発信していただく必要があると考えています」
わかっちゃいるのよ。国民も。
でも「オンライン帰省」はお年寄りには敷居が高いのです。
かといって本当に田舎に行くわけにはいかず。
個人的にはジュニアに会いたい。でも今年は絶対に行けない。そう思うだけで泣きそうになっています。
母がそう思っても、息子の方は「せいせいする」くらいなもんだろう。
LINEしてもなかなか本音は見えないしね。
尾身氏の提言は、要約すると「帰省しないで」なんですよね。
でも、そう言えないからあれこれ言うわけで。本当にこの疫病と来たら家族を分断するとんでもないものです。
そして75年目の原爆の日。
あの日は雲一つない空だった・・・多くの命が一発の爆弾で死に至った。
生き残った人も後遺症に悩み。
そして「差別と偏見」にさらされて来たのです。
広島や長崎で十万単位で人が亡くなって、原爆症という後遺症もあり原爆手帳もあり、なのにどうして差別されたりするのかと正直不思議でした。
でも、今、この現状で新型コロナ感染者に対する心無いネットの誹謗中傷などをみるにつけ、「国難」を他人事のように考え、上から目線で「怖い、こっちくるな。何で感染しやがった」と思う人も沢山いるんだと思います。
岩手で最初に新型コロナに感染した人に対しての誹謗中傷は本当にひどいもので、「こんなに私達が頑張って来たのに」という思いが剣となって心を刺すのですね。
そして原爆もまた、経験した人と、遠くでそれを見てた人では「経験値」に差があって「感染するかもしれない」という恐怖だけが残って、被爆者に対する心無い中傷や仕事や結婚に対する差別などが行われて来たのでした。
東日本大震災の時の福島がそうであったように、原爆の時もまた哀悼をささげる前に「自分達はまきこまれたくない」と思う輩が多かったんだろうと。
そして、どういうわけか原爆を落とした国ではなく、落とされた日本が「悪い」ことになって「過ちは繰り返しません」という言葉に繋がって行くのです。
広島や長崎の人が被ばくしたことは日本による「過ち」だったのでしょうか。
そうではない。
では、今疫病に苦しむ国なってしまったのは「総理」による人災なんですか?
違うでしょう?
100年、200年経過したら見方もきっと変わるものと思います。
昭和20年に生まれた人が後期高齢者になる今年。
被爆者も2世3世になっています。
もしかしたら今、この時も自分には責任はないのに偏見にさらされているかもしれない。そんな事のないように祈ります。
忘れられない、忘れたい、忘れてはいけない・・・そんな様々な祈りを捧げる日本の夏が今年はありません。
そうそう、もう「両陛下と愛子様は赤坂御所で黙とうされた」はいりませんので。