3人のお子様の状況
「長男は,期末考査終了後の2月末から自宅学習が始まり,普段の授業時間に合わせて学校の課題に取り組んでいました。
5月の連休明けからはオンラインで遠隔授業がおこなわれるようになり,それを軸にして学習を進めていました。
6月に登校が再開したときは,お友だちと久しぶりに会えることがうれしそうでした。
徐々に学校で過ごす時間も長くなり,8月上旬におこなわれた1学期の終業式まで登校しました。8月下旬からは2学期が始まり,元気に通っています。
自宅学習の期間中など,自分で計画を立てて過ごす時間が増えました。
昨年に引き続き,赤坂御用地内においてトンボの調査を進めています。
短い夏休みの間も,時間や場所を決めて几帳面に観察し,折にふれて父親にも相談しながら調査をしていました。
また,夏休み中は,学校の課題などに取り組むほか,学校の図書室から紹介された本や自宅にある本を読んでいました。
今後の進路については,本人と家族でよく話し合って決めていくことになると思います。
今は,学校や家での勉学にしっかり取り組むことが大切であると考えております。
悠仁殿下はトンボ学者になられるんでしょうか? トンボ学会があるけどそちらと交流を持たれるかもしれませんね。来年は中学3年生。どこに進学されるかまたマスコミがうるさいでしょう。
長女と次女についてですが,昨年は二人とも,ご即位関係の儀式や宮中で催された茶会などに参列,陪席する機会があり,それぞれの機会を大切に思いながら務めていました。
今年になってからは,国内外のCOVID-19関連の報道を,心配そうに追っておりました。
COVID-19の感染拡大にともない,娘たちが出席する予定だった春からの行事は中止や延期、開催方法が変更になるなどの影響もありました。
長女は,総裁を務める日本工芸会や名誉総裁を務める日本テニス協会から,オンラインで説明を受ける機会がありました。
毎年おこなってきた日本伝統工芸展の受賞作品の選定は,日本工芸会と話し合った上で環境を工夫し,今年も実際の作品を目の前にしておこなったと聞いております。
次女は,最近では,昨年出席した産経児童出版文化賞についてオンラインで説明を受け,文章を寄せていました。
受賞作を丁寧に読み,時間をかけて文章を作成しているようでした。
また,今後携わる予定の行事についても説明を受け,準備を進めています。
眞子さまと佳子様がテレビの報道を追い続ける姿が目に浮かぶよう。
眞子さまも佳子様も丁寧に公務をされている姿を感じることが出来ました。
そうした中で,宮様はCOVID-19が社会のさまざまな分野におよぼす影響や対応について,できる限り幅広く理解することが大切とお考えになりました。
その考えを私たち家族も大切に思い,感染症の現状と歴史,治療や予防の現場,ウイルスの研究,経済や社会への影響と対応,感染症への偏見や差別の現状や対策などについて,関係者のお話を伺うようになりました。
長女と次女は春から宮様や私と一緒に聴講し,資料も細かく読み込んでいました。
長男も中学校が夏休みのときに加わりました。
オンラインで受けた内容について,食事の時間に話し合うこともよくありました。
私たちそれぞれにとって,感染症とその影響について多角的に理解するための助けになるとともに,そこから考えをめぐらし,更に学ぶための大切な機会になったと感じております。
さすが学者一家。「読み込む」程お勉強をされているとは。
オンラインで知ったことをさらに食事の時などに話し合う。今まで忙しすぎて秋篠宮家では出来なかったことですよね。自粛期間は宮家にもよい影響をもたらしたのではないかしら。
さりげなく宮様を立てて、「ご一緒に参加する」姿勢を取りつつ、積極的に勉強していく。それが皇嗣家の姿です。
一々進講に呼びつけて感想が一言の天皇家とはまるで違います。
愛子内親王なんて何をしているのか・・・
5月に,宮様が総裁を務める済生会からお話を伺った際,病院で使う防護服が不足し,職員やそのご家族,市民ボランティアなどが簡易な防護服を作っていると伺いました。
初めて作る人でも手順と注意事項を守れば,簡易な防護服を製作が可能であることを知り,私たち家族と有志の職員とで防護服を作りました。
子どもたちも熱心に参加していました。
そのほかに,全日本ろうあ連盟が期間限定で配信した映画や東京藝術大学の若手芸術家を支援するチャリティーコンサートなどを視聴しました。
また,週末に畑の草取りや野菜の収穫をすることもありました。
時折,宮様と赤坂御用地内を散策することもあります。
久しぶりに家族でボードゲームをしたこともありました。
家族でボードゲーム・・・なんと今までそんな事は滅多になかったでしょうに。
仲良くおしゃべりをしながらゲームに興じる皆さまの姿が浮かびます。