尾木ママが「14世紀のペストの流行によって民主主義が台頭して来た歴史もあるし」と言ってました。
そう考えると2020年の新型コロナの流行は「共産主義の台頭」と言えるのではないでしょうか。
第二次世界大戦後、圧倒的に民主主義・資本主義こそが国を発展させ、世界平和に寄与するものと考えられてきました。
ソ連、中国、それに属する共産圏は民主主義からみるち「怖い国」であり、いつまでも争いが終わらない国、発展途上の国というイメージがありました。
しかし、1月の中国の春節に武漢から始まった新型コロナの流行で、実は最も強くて権力主義で世界を制覇しようとする国が共産主義であることがわかったのです。
まず、中国は去年の秋ごろ、武漢の市場付近で新型のウイルスに人がバタバタ倒れていく様を見過ごしてしまいました。
たった一つあった無資格の診療所は人であふれ、やがて潰されてしまい。
春節に武漢で大規模な食事会が行われ、それを機に一気にクラスターが発生。この時期に来て、ようやく中国政府は武漢を封鎖し、自国民に海外に出るなといいました。
しかし、時すでに遅く、多くの中国人が世界に散らばってしまったあとでした。
日本では親中派の筆頭、国賊である二階幹事長がほいほいと防護服とマスクを無償で提供し、総理ですら海外からの渡航客を止められませんでした。
ダイヤモンドプリンセス号の集団感染や、国内で武漢からの観光客が次々発症するに至って漸く水際対策を取り始めたのです。
しかし、これまた時すでに遅く、巷のスーパーからは不織布のマスクは消え、消毒薬は消え、病院からは防護服が消えました。
池上さんの「そうだったのか」によれば、リーマンショックにより景気がどん底になった日本を救う為に安倍総理は円安に向かわせ海外からの観光客を呼び込む政策をとりました。その結果、景気が上向いてきたのです。
さらに、どんな反日運動が起きても中国に工場などを置き続けた結果、日本の会社が中国で生産したマスクが日本に入って来ないという事態が起こりました。
何と、中国は他国の製品を勝手に引き留めて自分の国のものにしてしまったのです。
さらに中国はお金の力でWHOを懐柔。
WHOのテドロス氏は「中国はよく頑張っている」と評価し、なかなかパンデミックという言葉を使いませんでした。
テドロス氏はとても頑固な性格で回りの人の言うことを聞かない。しかも母国のエチオピアは中国の支援で成り立っており、本人も中国のごり押しによって会長になったのです。
中国の習近平は武漢を徹底封鎖し、僅か数日で病院を建てるという民主主義国家では出来ないやり方を用いました。また、人の出入りを一人ひとりに至るまで完璧に監視することで感染の終息化を計り、成功してしまいました。
しかし、習主席がもっと自国民を大切に思い、世界の中の中国という国を客観的に見ることが出来たなら、ここまで感染は広がらなかったかもしれない。
他国に迷惑をかけつつ「マスク外交」で稼ぎ、金の力に物を言わせて弱い国を言いなりにする強引な手法を取りました。そしてこの機に乗じて香港を完全に支配下に置き、次は日本や台湾を狙っているというわけです。
習近平・テドロス・二階の3人こそが後の世で裁かれるべき人物だと私は思っています。
日本ではウイルスの広がりと共に、マスコミは危機感を煽り、政府の糾弾を始めました。政府が何をやっても「遅すぎ」「後手」「国民のことを考えていない」と非難を始めたのです。その主役はワイドショーです。
連日連夜「今日の感染者は〇〇人で、過去最高。〇〇としては過去最高」と人々を恐怖に陥れ、結果的にマスク難民となった人々は、それを求めて街をさまよい、やがてその流れは「緊急事態宣言」となって完成するのです。
立憲民主党を始めとする野党は、コロナの事よりも「桜を見る会」の事で安倍総理を糾弾しようとしていました。
随分感染が広がっても同じ事をやっていましたけど、それでは国民がこっちを向かないと思ったのでしょうね。いきなり方向転換し、「総理のやる事は全部ダメ」路線へ鞍替え。
マスクを配れば「遅い」「使えない」「無駄遣い」といい、給付金に所得制限をかけようとしたら「全国民に配るべき」と言い出し、湯水のごとく税金を排出させました。
自粛期間の総理の動画にすらケチをつける始末。(これらの政策の裏には秘書がいたことが明白となっており、総理のせいではないことがわかっています)
確かにワイドショーやマスコミは危険を煽れば煽る程儲かるという事になっています。しかし、緊急事態宣言の要請は、はっきりいって「自民党潰し」の一環なのではないかと思います。
そのお先棒をかついだのが安倍総理や自民党と仲が悪い小池都知事で、都知事が最初に「ロックダウン」という言葉を使い、慌てる政府をよそに涼しい顔で「密です」と言い続け、本当にロックダウンさせました。
この緊急事態宣言のおかげで倒れる会社や店が続出。先の見えない恐怖にかられたものでした。
世界ではヨーロッパもアメリカも中々「マスク」を認めない人達に四苦八苦しています。トランプ大統領は「風邪のようなもの」とマスクを拒否した結果、自分が罹患し、最高の医療を受けて数日で復帰。でもそれがかえって選挙の敗因になったものと思います。
カナダのトルドー首相夫妻も、イギリスのジョンソン首相も罹患し、彼は一時危ないのではないかとささやかれました。フランスのマクロン大統領も罹患。各国の王室でも罹患者が出て、日本以上に大変な国が沢山。
ブラジルやインドなども医療体制が整わない、人々がいう事を聞かない等々。
アメリカでは、そんなコロナ禍で白人警官が黒人を死なせてしまう事件が起こり、大規模なデモに暴動が起きる始末。これでさらに感染してもう留まると所を知らない状態。こんな時にやるべきことはなにかと考えられない民主主義国家の弱点がさらされました。
他にもマスクが嫌で「人権を!」とデモを起こしたり・・・自由と義務と権利をはき違えているんじゃないか?と。
日本においては緊急事態宣言時には非常に大人しく従っていたように見えます。
とりあえずお上の言うことは聞く日本人ですので。
しかし、一方で医療従事者は「離職」という最終カードを突き付けてリタイヤ。
今まで散々ナースを使い捨てにして来た医師会の責任とはいえ、こんなサイレントレボリューションを起こされてはたまらないでしょう。
ギスギスとした世相は年末まで続き、差別や偏見や陰口が後をたたない毎日です。
でも、本家本元の中国はもう普通に生活している(ように見えるし)「これからは能動的に戦争をしよう」と宣言。香港の民主化運動を潰しメジャーな運動家を次々拘束して鼻高々。世界は今それどころじゃないのをいいことにやりたい放題。
ロシアは政府の中枢で感染者が続出するもなぜかプーチン大統領だけは感染せず、ライバルを毒殺しようしたし、自分の権力を永久的にしようと法整備を進めています。
それは習近平も同じ。つまりコロナ禍で二つの独裁国家が台頭し次々と国を飲みこもうとしているようにみえるのです。
日本で近い所で言えば韓国・北朝鮮は完全に中国の傘下にあり、台湾も時間の問題かもしれません。反日思想の強い沖縄だって先はわからない。
北の北海道の土地は中国人に買い占められて(私はそのせいでコロナが流行したと思っています)北方にはロシアが虎視眈々と狙っているような。
こんな状態で、「一人共産党」「一人中国人になりたい」二階幹事長を現役から退かせないと日本の未来は真っ暗になるでしょう。
マスコミを使って反日発言を繰り返すタレント達にも何とか手を打たないと、無知な国民は流れて行ってしまう。
先日、高須院長が村上春樹に対して「村上春樹先生は日本人ですか?」「日本人が選んだ代表を最悪と言うのは日本人が最悪だと言っているのと同じだと思います。残念な発言です」とおっしゃいましたが、私はこのセリフは尾木ママにも言いたいし、玉川徹にも坂上忍にも言いたいですね。
まさに2020年は激動の1年。歴史に名を残す1年になりました。
「こんな風に生活ががらりと変わってしまうんだ・・・」と我が家の姫がぽつりと言ってましたが、否応なく大きな流れに巻き込まれた歳でした。100年後にこの狂騒曲がどのように評価されるのでしょうか?