あーもうがっかり
何が?色々 「名もなき毒」ってドラマ以上のドラマだったと感じるんです。
「人に罪悪感を持たせて、価値観を変える。間違った価値観を受け付ける」それこそが「毒」です。
でも、人は自分が間違っているとか、価値観を変えられたという事に気づかないのです。
私達は外側から冷静に見るので「間違ってる」って思う。
でも中にいる人は全くわからない状況・・・・そういう事も多々あるって事ですね。
婚外子相続格差は違憲
現民法では婚外子(いわゆる愛人の子)の財産相続権は嫡出子(夫婦の子)の半分
婚外子差別!と訴えられた。
最高裁法廷は「違憲」とした。
菅官房長官は「立法を急ぐ」考え。
「法の下の平等」をはき違えていませんか。男女平等=性の区別を否定 → 子供を産む女性への差別・・のような
事が日常茶飯事になっているという現実です。
先月、お役所で仕事をした時、私のような臨時職員は産休や病休が出ないと仕事がないという話になって。
公務員は休みの権利が保証されていますから、さぞや子供を産みやすく、育休をとりやすい環境だと思っていたのですが
確かに表向きそうなんだけど、陰で色々言われている事をしり、ぞぞっとした次第です。
公務員がそうなら民間はさぞや 結婚まではいい。でも妊娠した途端に「迷惑行為」のように言われること。
これこそが「差別」だと思うんですが。
今回の婚外子の相続権平等の主張はこれと同じです。
日本は戦後、一夫一婦制をとっていますよね。基本、「妾」も「つばめ」も認めていません。
それでも大概、男性が浮気をする、外に女を作る、というのはよくある話で。
ゆえに相続にまつわる様々なドラマが生まれるんですよねーー小説とかドラマとか映画とか。
婚外子が重要視されるのは、たいてい、本家に跡取りがいなかった場合とか、子供がいない場合とか。
どんな時にも「正妻」は尊重される。それが浮気された妻の最後の砦です。
婚外子に罪はありません。好きでそう生まれたわけじゃない。親が悪いんです。だけど、どこかで線引きしないと
けじめにはならないでしょう?ゆえに、子供を悲しませたくなければ浮気するべきではないし、子供を作っては
いけないわけです。
しかし、今回、そんな「可哀想な婚外子を差別するな」という事で、相続権が嫡出子と平等になってしまったら、正妻と
その子供の立場はどうなりますか?
これが本当の「差別」じゃないの?婚外子と嫡出子の違いは「差別」ではなく「区別」です。
結婚した男女の間に生まれた子と、そうでない子を区別するのは当然ではないの?
こういう事で民法が改正されるなら、「正妻と愛人、付き合いが長い方が財産を相続する権利がある」という話に
なるんじゃ?そしたら「愛人も保険の受取人になる権利がある」という事にもなり、婚外子もまたそうなり。
だったらわざわざ入籍する必要ないんじゃない?
男女とも、好きに恋愛して色々な人の子供を産んで財産は平等に残す・・・これぞ地上の楽園ですわ
最高裁が何でこんな事を・・・日本の倫理規定を崩したいんですか?
一夫一婦制が正しいとは言ってないんです。もし、婚外子の権利を認めるなら当然その母の権利も認めるべきで。
戦前のように戸籍にちゃんと記載してあげれば?って そして、婚外子をきちんと父親の籍に入れてあげたら。
その上で相続権を認めるべきでしょう。
そう、考えると戦前の方が理にかなっていたのかしら?
「はだしのゲン」の話がちょっとありまして。
読み聞かせの勉強会で、今回の本は「世界がもし100人の村だったら」とか「トビウオのぼうやはびょうきです」とか
小難しく、思想的な話が多いんですね。
トビウオは原水爆禁止を訴える話で、個人的には「そりゃあ原水爆禁止は賛成だけど、それを学校で訴えていいのか?」
とも思い・・・・ただの「お話」として聞いているとわけわからない話だし。
「世界が100人・・・」の方は、「レイプ」だの「同性愛」だのって言葉が出てきます。
一人のお母さんが「これっていいんですか?」と先生に質問。先生は「大丈夫です。この本は普通に図書室に置いて
ありますから」と言いました。
それで終わればよかったけど、そのお母さんがちらっと「「はだしのゲン」みたいになったら困るから。ねえ。あの描写が
悪かったって話でしょう?」と言ったので・・・・・そこで私も黙っていればよかったんです。
「そうねえ」って。
だけど、一瞬「描写が悪い?」と思っているの?この人たちって・・・思ってしまったが為に
「いいえ、あれは描写が問題ではなく根底の思想なんです」と言ってしまったんです・・・・ばかばか。
「え?思想?思想って何?」
「前半の原爆投下部分は別に問題ではなく、後半の日本軍が非常に悪辣な事をしたと表現されている事で・・・」と
言ったら、誰かが「だってそれは全部史実でしょう」と言いました。
そしたら全員「そうよ。日本軍は悪い事ばかりしたじゃん」「史実になってるよね」と。
「いや・・・そうじゃないよ。そうじゃないって。それは全部私達が受けた教育による自虐史観なんだよ」と
日教組の本拠地である学校の中で言ってしまった・・・・・その時、聞いていた教務主任、どう思ったかしら?
これからゆっくりと私は排除されていくのかもしれません。
とにかく、お母さんたちの頭の中には、1995年に公開された織田裕二主演の「聞けわだつみの声」に出てきた
日本軍のイメージが定着しているという話です。
(あの中の日本軍は、フィリピンの島で女を見ればそれが日本人であろうともレイプし、食べ物を奪い、しまいには共食い
しちゃう存在として描かれています)
あの戦争で戦った日本軍は、全員、中国や南方で略奪とレイプをして来た・・・・と、みんな、そう思ってるって事実は
もう恐ろしくて恐ろしくて 30代から40大のママ達が。
教育って怖い。こんな風に一度イメージ付けられたらそれを覆す事はほぼ不可能なんだって。
その後、帰りに一緒になったお母さんにも「史実として色々出てるじゃん。日本軍が悪かった事」と言われました。
もしかして慰安婦の事も信じているんだろうか?
でも、今後の付き合いとしてそんな話が出来る筈もなく・・・・・・
こういう考えの人達にとって多分東宮夫妻というのは「お可哀想」だし、「皇室は旧弊」だと思っているんだろうなあ。
「雅子様は無理に結婚させられて女官の前で裸にさせられた」とか「男子出産を強要された」とか、本気で言いそう。
無知の怖さです。
がっくりですよね・・・・・・ほんと。