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秋篠宮殿下 48歳に   1

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 秋篠宮殿下、お誕生日おめでとうございます

末永くご健康、ご多幸をお祈りいたします

毎回、誕生日の映像や記者会見の内容は見るに楽しく、内容が濃く、意義深いもの

だと思っていますが、今年は特に様々な事について言及されています。

マスコミも宮様の発言を重要視していますよね。

何だか陛下の代弁をされているような気がします。

 

 秋篠宮誕生日記者会見全文 

 

 1年を振り返って

秋篠宮 「この1年というわけではありませんが、

だんだんと1年が経過するのが早く感じられるようになってきました。

これからも加速していくのかなというふうに思うわけですけれども。

 わかります。そのお気持ち。

 

 昨年から今日までの間、いろいろな行事等に出席いたしました。

例えば、東日本大震災の後、東北地方を訪れる機会が今までもありましたが、

昨年末に岩手県、そして本年5月に福島県を訪れました。

 岩手県についてはその目的は、被災した文化財のレスキューですね、

たくさんの貴重な資料が被災したわけですが、

そのレスキューの状況を実際に私も見ておきたいと思いました。

その現場を訪れたわけですけれども、例えば、資料であれば、文書(もんじょ)の

一枚一枚を丁寧に剥がしながら除塩をしたり、

それからクリーニングをしたりという非常に根気のいる作業を、

担当している人たちがおこなっていましたし、

自然史の資料ですね、自然史標本、昆虫であったり貝であったりとか、

そういうものの修復作業も実際に見ることができました。

恐らく自然史に関連する標本はいろいろなところで話題にもなっていますけれども、

今までにそういう経験が、ほとんどなかったのではないかと思います。

そういうことからも手探りで一番良い方法を見つけながら作業を進めて

いるものだと思いました。

 人の救助に関心はあっても、文化財とか化石とか文書とか、そういうものを

救うという感覚はなかなか持てるものではありません。

でも、そういう日陰の作業を一生懸命されている方もいるわけで。

殿下はそういった方々をきちんとご覧になっているのだと思うと感慨深いものがあります。

やはり学者でいらっしゃるんだなと。

 

 

また、福島県の方は、放射性物質の検査状況を視察することを目的にしてまいりました。

どのようにして前処理をするのかとか、どういう機械を使って測定するのかなど

さまざまな説明を受ける機会を得ました。福島を訪問した折に、

今、福島市の仮設の校舎に入っている飯舘中学校を訪れましたが、

そこで話をした中学生は、「飯舘村の飯舘中学校のすばらしい環境の下で

学校生活を送ることをとても楽しみにしていた。だけれども3月に震災があって、

その後、学校自体も移動しており、いまだそこの中学校に通えていないという状況だ」

という話をしてくれました。

今、一つの例だけを挙げましたけども、私たちにとって非常に重い言葉だなと感じました。

 被災地訪問ってこういう風にするものですよね。

  ただ仮設住宅行って、お年寄りに声をかけたり、子供の施設で遊ぶことだけ

  ではないでしょう。きちんと被災者の言葉を聞くというのが大事なのだと思いました。

   皇太子は誕生日にどのような事をいうのか。比較対象にするといいのでは?

 殿下は会った方々をきちんと覚えていらっしゃるし、親身に話をきかれ、またこまごまと

  調べてもいるのだと、今さらながら感心いたしました。

 それから、6月に、クロアチア、スロバキア、スロベニア3カ国を訪問いたしました。

これらの三つの国は、私にとりましてはどれも初めての国になります。

それぞれ外交関係樹立の20周年、スロベニアについては昨年が20周年ですので

21年目になりますが、20年の機会にということで訪問しました。

どこの国でも、それぞれの国の大統領はじめ多くの方々から温かく迎えていただき、

大変良い訪問をすることができました。

どれも印象に残っていますが、何人かの日本語もしくは

日本について学習している大学生の人と話をする機会がありました。

いろいろ話をしてどのようなことについて関心を抱いているのかを聞きましたところ、

かなり幅広く関心を持っていました。

例えば、日本の歴史であるとか、書道であるとか、また言語としての手話に

関心を持っているという人もいましたし、妖怪であるとかそれから漫画、

ポップカルチャーなど非常に関心が多岐にわたっていて、

この若い世代の人たちがこれからそれぞれの国と日本とをつなぐ人たちに

なってくれるのだなと思い、大変うれしく思いました。

 外国にばかり目が行く皇太子夫妻と正反対で、「外国からみた日本」をきちんと

  とらえているという事が素晴らしいですね。

 

 また、秋ですね、10月の初めには神宮の式年遷宮がおこなわれ、

私も内宮と外宮の両方の遷御の儀に参列してまいりました。

前回、20年前も私は参列しているわけですけれども、

今回も厳かな雰囲気の中で遷御の儀が滞りなくおこなわれたことを大変喜ばしく思いました。

そしてまた、恐らくですが、人々の関心が20年前よりも随分高かったのではないかなと

いう印象を持ちました。

 そうなんです。今年はいつになく関心が高かった。

  それだけ国民は皇室を考えているという事なんですよ。殿下。

   皇太子は伊勢神宮はスル―かなあ。

 

 


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