私、個人的に眞子様はもう冷めていると思いますけどね。
本当のロミオとジュリエットならロミオは努力するでしょう?
それなのに未だに正規の仕事につかないし、「お母さま」一筋だし。
なんだ?この「おかあさま」は。
SPの数が2人から1人になったからって、母子で一緒に通勤して「おかあさまを守っている僕」です。
サングラスして容貌を隠そうとしている佳代氏ですが、わかるよね。
何だか一筋縄ではいかない母と子ですよね。
私、個人的に眞子様はもう冷めていると思いますけどね。
本当のロミオとジュリエットならロミオは努力するでしょう?
それなのに未だに正規の仕事につかないし、「お母さま」一筋だし。
なんだ?この「おかあさま」は。
SPの数が2人から1人になったからって、母子で一緒に通勤して「おかあさまを守っている僕」です。
サングラスして容貌を隠そうとしている佳代氏ですが、わかるよね。
何だか一筋縄ではいかない母と子ですよね。
1979年に入団。日大芸術学部出身。大劇場デビューは1990年花組「秋・・冬への前奏曲」
直近の作品は「ANOTHER WORLD」2018年星組
あれは1996年の頃だったと思うのですが、「スターの小部屋」で「アナジ」の稽古場風景をやっていて、見たいなあと友人に話したら「谷先生ってすぐに人を殺すから嫌い」と言われ、一人で見に行った記憶があります。
この時が初谷正純で「アナジ」自体はそれなりに面白かったんですけど、話の通り全員皆殺し状態でした。すぐに死んで結末を迎えればいいという安易さを感じるし、これは「滅びの美学」ともいえないのではないかと。
谷作品の特徴は、主人公ひとりを囲んで周囲が一言ずつセリフを言う「学芸会方式」で、こうすれば新人にもセリフが回ると思っているんでしょうね。だけど幼稚に見える事は確かです。
また、男役の美学に拘るあまり、娘役をないがしろにして男女の恋愛をほとんど描かないという欠点もあり、そこらへんがヅカファンに嫌われる理由なのかなと。古き良き時代の女性を描きたいとどこかで思っているのかもしれませんけど、時代遅れだなと思います。
最近は落語やオペラにも挑戦。少数民族への思い入れは尋常ではないのですが、そこに民主主義思想が入ると価値がわからなくなります。
谷先生の皆殺し作品
・アナジ(1996年雪組) → 外国から帰ってきたら鎖国で追い出され隠れキリシタンの島に迷い込み、そこで全員死んじゃう話。琉球民謡が素敵でした。
・エル・ドラード(1998年月組)→スペイン人がエル・ドラードで迷い込み、スペインに場所を知られて全滅。真琴つばさのお披露目だったのに何が悲しくて全員で笑いながら死ぬのか?
・望郷は海を越えて(2000年宙組) →「おろしあ国粋夢譚」をベースにした話で日本人が漂流してロシアのエカテリーナ2世に会う話で、帰国した時は主役を覗いて皆殺し。和央ようかのお披露目だったのにあまりに暗い話で顰蹙を買いました。
・SAMOURAI(2013年雪組)→ これまた音月桂の貴重な1作だったのに、死んじゃったーー
谷先生の散々な駄作
・白夜伝説(1992年星組) → 紫苑ゆうのお披露目だったのにあまりのくだらなさに観客が椅子からずり落ちたとか・・・
・ミケランジェロ(2001年花組) → 愛華みれのさよなら公演なのに、覚えているのは「私は神のごときミケランジェロだ!」のセリフの繰り返しばっかり。さらにあのダビデ像を正面から出すかどうかでもめて結果的に後ろになったという話。
・サン・テグジュペリ(2012年花組) → 見ててさっぱり意味がわかりませんでした。書きなぐったような脚本でしたよね。
・フォルスタッフ(2016年月組) → 星条海斗の最初で最後の単独主演作品だったのにスカステで見てても途中で消しちゃった程意味不明。
・CAPTAIN NEMO(2017年雪組) → 出演者が気の毒になるほどの作品だったとか・・・
谷先生の少数民族への思い入れ作品
・エールの残照(1994年月組) → アイルランド民族紛争を描いた作品。比較的好きでした。谷村新司の「風のシャムロック」もよかったし。でもラスト、死んだ相手役の麻乃佳世を銀橋で担ぎ上げる天海祐希にびっくり。なんで男役にそこまでさせる?あんまりじゃないかと思いました。
・エル・ドラード(1997年月組) → インカ帝国がスペインによって滅ぼされる様を描いた作品で、腹が立ったのは主人公が皇帝に自国のルールを押し付けるシーン。例えば皇帝を「ワルパ」と呼んで「親しいと名前で呼ぶものだ」とかね。
・春櫻賦(1998年雪組) → 琉球が島津藩に併合されて、その復讐に日本全国を櫻をおいかけていくという話・・・(?)最後の桜のボレロはよかったけどね。
・ZORRO仮面のメサイア(2009年雪組)→ 所はスペイン領のカルフォルニア。スペインと現地の少数民族の間に生まれたディエゴが民族を守る為に戦う話。
何で彩吹真央を死なせたままほったらかし?憎しみは愛ってなによ。BLなのか?と怒った私です。
谷先生の落語を題材にした作品
・なみだ橋えがお橋(2003年月組) →結構笑える作品でしたが、本当は霧矢大夢がやる予定だったのを月船さららが代役で演じました。
・やらずの雨(2005年雪組)音月桂主演で、明るくてぼんぼんの音月にぴったりの作品でした。
・くらわんか(2005年花組) → 正直言って貧乏神が何で出てくるのかわからないし、主役はでずっぱりでほとんど娘役も出てこないし。不思議な作品でした。
谷先生のオペラちっく作品
・ジプシー男爵(2010年月組) → 見たけど全然覚えていない。
・メリーウイドウ(2013年月組)→ 専科だった北翔海莉の作品でめちゃくちゃ笑いましたが、2幕最後の組子たちのダンスがすごいです。
・こうもり(2016年星組) → よくよく考えると面白みのない作品なんですけど、何も考えずに笑って見る事が出来る作品です。
このように「笑い」を扱うということでも谷先生は結構面白いものを作るのですが、その理由は、ほとんどのアドリブを役者任せにしてくれる事で、その点だけは評価しています。
ふぶきが考える谷作品ナンバー1
・CANCAN(1997年月組)→ 明るくて皆上手で楽しい作品でした。
・武蔵野の露と消ゆとも(1997年星組) → 和宮と橋本実簗は実は愛し合っていた・・というストレートプレイ。「言葉にも表情にも出しません」というセリフが何度も出てきて「はあ?言葉にも顔にも出さなくてどうしてわかるんだよ」と突っ込んだ覚えが。それでも歌が苦手な麻路さきから歌を抜いて日本舞踊と白城あやかの美を引き立てたことは素晴らしかったです。
・石田昌也 → セクハラ・マタハラなんでもあり?
1956年生まれ。直近は2018年月組「カンパニー」
・木村信司 → 私は出来ない日本語を
1956年生まれ。バウデビューは1986年雪組「恋のチェッカー・フラッグ」
直近は2018年月組「カンパニー」
ウィキによると「エネルギッシュなショー作品を得意とする他、近年は和物芝居の上演にも力を注いでいる。「様々な客層が楽しめる娯楽作」の上演をモットーとしており、コメディタッチの作風が中心」
と書いてあるけど・・・「和物芝居」って「カンパニー」のこと?あれって和物だっけ?むしろ「名作の舞台化」に力を注いでいるような気が。
石田先生といえば谷先生と並んで「ヅカ女子が嫌いな演出家ナンバー2」ですね。なぜってとにかくセリフが下品だったり、一般の男性がやるようなセクハラシーンをちょこまか入れたりするので。石田先生の頭の中には演じているのが全員女性だという事に気づいていないんじゃないか?と思う程で、女性が女性を侮辱するようなセリフやシーンのオンパレードは見てて辛いものがありました。
例えば「銀ちゃんの恋」これ自体が品のいい作品ではないかけど、久世星佳の「ズベ公」にはまいったな・・・
それから「青い鳥を探して」の中の「産むだけだなら豚でも産める」まさにひどすぎて唖然。自分勝手に夢を追い、女はただついていくだけーーみたいな主人公ばかり描いていた時期がああり、(2002年雪「猛き黄金の国」
とか1999年雪「再会」とか)
そういう意味では轟悠との相性はバッチリだったのかなと思います。
また、一時的にやたら「幕末」が大好きだった事があり、1989年花組「硬派!坂本龍馬!」から始まって1998年星組「誠の群像」
2008年宙組「維新回天!竜馬伝」など、これでもかっというほど幕末にはまり込んだ時期もありましたね。
それでも石田先生なりの名作もあるようで、
・銀ちゃんの恋 → 1996年月組版に関しては久世星佳・汐風幸・風花舞の代表作だと思います。「鎌田行進曲」をここまで生き生きと舞台化して、実際に見た時にあんなにあんなに笑って、あんなに泣いた作品は他にはありません。
・長い春の果てに(2002年月組) → 初めて紫吹淳と映美くららが年相応の役を演じたという点、ストーリーがまとまっていたという点で秀作でした。
・黎明の風(2008年宙組)→轟悠が白洲次郎を演じ、大和悠河がマッカーサーというありえない取り合わせだったのですが、なぜかおしまいの頃には号泣している自分がいました。いいなあ・・日本にはこんな立派な人もいたんだなと。
・モンテ・クリスト伯(2015年宙組) → 石田先生の一連の「名作シリーズ」の中では群を抜いていい作品だったと思います。涙腺がゆるみますよね。
・明日への指針ーセンチュリー号の航海日誌(2014年月組) → 短い作品ながらほっこりしつつ泣ける作品でした。
石田先生のショー作品
ショーの大劇場作品は1991年月組の「ブレイク・ザ・ボーダー」で、
その後1993年雪組「TAKE OFF]1994年花組「ハイパーステージ」
と続くのですが、やっぱり最高傑作は1997年星組「ジュビレーション」
ではないでしょうか。
オープニングのオレンジと黒のごてごてした衣装は星組生じゃないと着こなせないデザインですし、トップの出番が少ないとか、延々と50年代の海外テレビの再現をやってしまったとか散々な言われ方もしているんですけど、トップコンビの素晴らしさは勿論、脇にいる人達をこんなにも使ってくれた作品は90年代には珍しいと思います。真織由季の退団公演でもあったので、大階段での歌は最高でした。
またポンポンもって踊るというのが体育会系そのもので楽しかったです。
その後、1998年花組「スナイパー」もみましたが、
衣装も作りもじゅびレーションっぽくて。
2000年宙組の「ミレニアムチャレンジャー」
はSAMの振付シーン意外は見るべきものはなかったです。
2009年雪組の「風の錦絵」は初の日本物ショーでしたが衣装が安っぽかったなあと思う以外はそこそこよかったような?
でも石田先生には歴史に残る駄作というのがあり、それが2003年宙組の「傭兵ピエール」で、 これこそセクハラ以外の何物でもない作品。一度見て下さい。
石田作品は、場面転換が頻繁な割にはぶつ切りシーンが多く、ゆえにだれるという欠点を持っています。「カンパニー」もその典型例。さらに2009年花組の「相棒」や2012年雪組の「双曲線のカルテ」
などもその典型的なものです。
・
ご日程
秋篠宮家
4月27日・・・眞子内親王 → 第46回伝統工芸陶芸部会展鑑賞
4月28日・・・両殿下 → 外務省より進講を受ける
今週はGWなのでこんな感じです。
BSフジで放送された「皇室のこころ」をざわざわしながらみてました。
両陛下に関してはやたら沖縄訪問に焦点を絞って報道。どうしてそんなに70年以上も昔の事にばかり拘り、同じような映像を用いて「両陛下は沖縄に心を寄せている」と言続けるのか。過去の栄光にしがみつきですよね。
戦争で被害を受けたのは沖縄だけじゃないって何度言ったら。
それに「国民に近い」というのが両陛下のモットーですが、普通のセレブ家族みたいで皇族としてどうなの?と思わずにいられません。
一方、雅子妃の方も過去に放送したものの焼き直しばかりで、また街頭インタビューで「綺麗でおっとり」「綺麗でやさしい」「だから皇后陛下の過密な公務が出来るのか不安」とか・・いったい誰の話をしているんだろうと口をあんぐり。
雅子妃のどこが「おっとり」?婚約発表の時から顔がひきつって日本語が不得意な事はわかりましたが。とにかく知らない人が苦手なんでしょうね。
若い頃の映像ばかり。愛子内親王もそう。特別語る事もなく、「人格否定発言」に。
いっときますが私達、彼女に「お世継ぎを産め」なんて言った事ないし。勝手に判断して「傷ついた。国民が悪い」と療養生活15年ですってよ。
皇太子の公務の映像も「水フォーラム」とかはっきり言って私的なことばかり。
雅子妃は服装が明るくなってきたそうです。
クワガタを育てたから養蚕も出来るって・・・じゃあ、何で一度も紅葉山へ行かないのか?と国民を騙すのもたいがいにしろ・・・と口が悪くなって終わったのでした。
1956年生まれ。バウデビューは1986年雪組「恋のチェッカー・フラッグ」
直近は2018年月組「カンパニー」
ウィキによると「エネルギッシュなショー作品を得意とする他、近年は和物芝居の上演にも力を注いでいる。「様々な客層が楽しめる娯楽作」の上演をモットーとしており、コメディタッチの作風が中心」
と書いてあるけど・・・「和物芝居」って「カンパニー」のこと?あれって和物だっけ?むしろ「名作の舞台化」に力を注いでいるような気が。
石田先生といえば谷先生と並んで「ヅカ女子が嫌いな演出家ナンバー2」ですね。なぜってとにかくセリフが下品だったり、一般の男性がやるようなセクハラシーンをちょこまか入れたりするので。石田先生の頭の中には演じているのが全員女性だという事に気づいていないんじゃないか?と思う程で、女性が女性を侮辱するようなセリフやシーンのオンパレードは見てて辛いものがありました。
例えば「銀ちゃんの恋」これ自体が品のいい作品ではないかけど、久世星佳の「ズベ公」にはまいったな・・・
それから「青い鳥を探して」の中の「産むだけだなら豚でも産める」まさにひどすぎて唖然。自分勝手に夢を追い、女はただついていくだけーーみたいな主人公ばかり描いていた時期がああり、(2002年雪「猛き黄金の国」
とか1999年雪「再会」とか)
そういう意味では轟悠との相性はバッチリだったのかなと思います。
また、一時的にやたら「幕末」が大好きだった事があり、1989年花組「硬派!坂本龍馬!」から始まって1998年星組「誠の群像」
2008年宙組「維新回天!竜馬伝」など、これでもかっというほど幕末にはまり込んだ時期もありましたね。
それでも石田先生なりの名作もあるようで、
・銀ちゃんの恋 → 1996年月組版に関しては久世星佳・汐風幸・風花舞の代表作だと思います。「鎌田行進曲」をここまで生き生きと舞台化して、実際に見た時にあんなにあんなに笑って、あんなに泣いた作品は他にはありません。
・長い春の果てに(2002年月組) → 初めて紫吹淳と映美くららが年相応の役を演じたという点、ストーリーがまとまっていたという点で秀作でした。
・黎明の風(2008年宙組)→轟悠が白洲次郎を演じ、大和悠河がマッカーサーというありえない取り合わせだったのですが、なぜかおしまいの頃には号泣している自分がいました。いいなあ・・日本にはこんな立派な人もいたんだなと。
・モンテ・クリスト伯(2015年宙組) → 石田先生の一連の「名作シリーズ」の中では群を抜いていい作品だったと思います。涙腺がゆるみますよね。
・明日への指針ーセンチュリー号の航海日誌(2014年月組) → 短い作品ながらほっこりしつつ泣ける作品でした。
石田先生のショー作品
ショーの大劇場作品は1991年月組の「ブレイク・ザ・ボーダー」で、
その後1993年雪組「TAKE OFF]1994年花組「ハイパーステージ」
と続くのですが、やっぱり最高傑作は1997年星組「ジュビレーション」
ではないでしょうか。
オープニングのオレンジと黒のごてごてした衣装は星組生じゃないと着こなせないデザインですし、トップの出番が少ないとか、延々と50年代の海外テレビの再現をやってしまったとか散々な言われ方もしているんですけど、トップコンビの素晴らしさは勿論、脇にいる人達をこんなにも使ってくれた作品は90年代には珍しいと思います。真織由季の退団公演でもあったので、大階段での歌は最高でした。
またポンポンもって踊るというのが体育会系そのもので楽しかったです。
その後、1998年花組「スナイパー」もみましたが、
衣装も作りもじゅびレーションっぽくて。
2000年宙組の「ミレニアムチャレンジャー」
はSAMの振付シーン意外は見るべきものはなかったです。
2009年雪組の「風の錦絵」は初の日本物ショーでしたが衣装が安っぽかったなあと思う以外はそこそこよかったような?
でも石田先生には歴史に残る駄作というのがあり、それが2003年宙組の「傭兵ピエール」で、 これこそセクハラ以外の何物でもない作品。一度見て下さい。
石田作品は、場面転換が頻繁な割にはぶつ切りシーンが多く、ゆえにだれるという欠点を持っています。「カンパニー」もその典型例。さらに2009年花組の「相棒」や2012年雪組の「双曲線のカルテ」
などもその典型的なものです。
・
ご日程
両陛下
4月27日・・・両陛下 → 外務省から進講を受ける
第12回みどりの式典及びレセプション
天皇陛下 → 通常業務
4月28日・・・皇后陛下 → 舟越直木展鑑賞
4月29日・・・両陛下 → 皇宮警察退職職員主催皇友会総会出席
5月1日・・・天皇陛下 → 旬祭
皇后陛下 → 養蚕の儀
両陛下 → 宮内庁御用掛と会いお茶
5月2日・・・皇后陛下 → 養蚕
両陛下 → 退職部課長と昼食
5月5日・・・両陛下 → ローンテニス訪問
5月8日・・・天皇陛下 → 春の叙勲親授式
受賞者に会う
通常業務
5月9日・・・両陛下 → 退職部課長と昼食
勤労奉仕団に会釈
天皇陛下 → 勲章受章者に会う
5月10日・・・天皇陛下 → 中華人民共和国国務院総理公賓と会う
勲章受章者に会う
皇后陛下 → 養蚕
両陛下 →勤労奉仕団に会釈
皇太子同妃両殿下
4月27日・・・両殿下 → 外務省から進講を受ける
5月3日~6日・・・一家 → 御料牧場滞在
5月8日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈
5月9日・・・皇太子殿下 → 外国大使に会う
勤労奉仕団に会釈
5月10日・・・皇太子殿下 → サウジアラビア国家遺産観光庁長官に会う
秋篠宮家
4月27日・・・眞子内親王 → 第46回伝統工芸陶芸部会展鑑賞
両殿下 → 外務省から進講を受ける
5月7日・・・眞子内親王 → 第29回伝統工芸人形展鑑賞
両殿下・眞子内親王 → 宮内庁人事異動者に会釈
5月9日・・・両殿下 → 西新宿子ども園訪問
平成30年度日蘭協会懇親会出席
天皇陛下の李克強首相との会話は
「中国の人々の温かい歓迎を受けたことを懐かしく思い出します」といい、何と新たにトキの提供を受けることに。
「日本では一時絶滅しました。中国の協力によって、日本で多くのトキが繁殖し、再び日本に根付こうとしていることをうれしく思います 」
まるで中国は宗主国のような振舞をする。天皇はただ笑うだけ。新天皇になったら尻尾を振りだすでしょうね。
「養蚕を受け継ぎます」と雅子妃が皇后に伝えた・・・どうしてそんな事を一々大仰に報道するのか。これでまた女性週刊誌に「決意の養蚕」とか書かれて爆上げされて、「皇后の信頼を失った紀子妃殿下」と書かれる事は確かです。
こういうのを「失脚」というのです。古代なら宮邸をぐるりと敵に囲まれて自刃ものです。という事を皇后が紀子妃にやっているんだとしたら本当に何とかしてほしい。
秋篠宮は気づいているのかいないのか?眞子様はお母さまの危機だって事、わかっているんでしょうか?
1988年に宝塚歌劇団に就職。
多分この人は同じ市に住んでいて年齢も近いからすれ違った事があるかも・・なんて思ってます。しかもめちゃ頭がよくてあの当時で一番の高校に入った・・と言えば真っ先に浮かぶのがあの高校で
でも、教室に入って参考書を箸でめくりながらお弁当を食べている人を見て「俺はここにいるべきじゃない」と思って休学。3年間引きこもりを続け、その間おばあちゃんが好きだったオペラのレコードばかり聞いていたそうです。
3年経ってお母さんが「そろそろいい加減にしてよ」というので早稲田を受けたら受かっちゃった。宝塚を受けたら受かっちゃった。という経歴の持ち主。
この人の鼻をさらに高くしたのが1993年にバウでデビューした「扉のこちら」入団して僅か4年でバウ・デビューしてさらにこれはロンドンにまで行っちゃった。
1995年月組「結末のかなた」1996年花組「HURRICANE」
と立て続けに作品を発表するも、その後は留学?
私はこのどれも見てないので何も言えないんですけど、評判がよかったものってありますか?
1999年月組「十二夜」はその年は1年を通じてシェイクスピア作品をやる事になっており、木村が選んだのがこの作品。この作品の趣旨は元々が「ジェンダーの曖昧化」という事で男と女が入れ替わり、女と男を勘違いするという複雑なもので、だからヴァイオラが素直に娘役で可愛い花瀬みずかにさせた事が平凡すぎたのではないかと言われた記憶があります。覚えているのは夏河ゆらの「ほーらほーら」というセリフが絶妙に面白かった事くらい。
だけど、この後から木村信司の迷走が始まるというか、作劇の仕方を知らない、役者同士がセリフのキャッチボールをしていないなど欠点が目立つようになります。
2000年宙組「FREEDOM-ミスターカルメン」は「CROSSROAD」で路線に乗った樹里咲穂が一層の飛躍をする為にかなり重要な作品でした。それは二番手を務める夢輝のあにとっても同じでした。
「カルメンが男だったら」という発想自体は面白いものの、ストーリーもセリフもめちゃくちゃで見事に樹里の先行きを潰してくれたなーーと恨みが残るもの。
この時点で木村信司には才能がないと歌劇団が知ってくれたらいいのに、さらに2000年月組で「ゼンダ城の虜」を上演。
波に乗った彼はなんと2001年月組「愛のソナタ」で新東京宝塚劇場のこけら落としを飾ってしまったのでした。
はっきり言ってびっくりしましたね。この作品。セットも衣装も豪華だけど出演者のアドリブに頼る意外は何の価値もない超駄作。真琴つばさのさよなら公演だというのにドタバタコメディ、しかも版権がどうのでビデオ化されず今に至っています。もう二度と上演される事もないだろうし、目にする事もないんでしょうね。本当に腹立たしい。(そもそも大元の「薔薇の騎士」ってそんなに面白かったかしら?DVDまで買ってしまったよ・・・)
それでも木村信司は大物として位置付けられたんでしょう。2002年宙組「鳳凰伝」を発表。これは「トゥーランドット」の歌劇化したもので、花總まりのゴージャスな衣装と、舞台に池を作ってばしゃばしゃ濡れながら死ぬというシーンが売りでしたが、カラフのセリフげ変で変で・・・なんで主語と述語をきちんと並べる事が出来ないのか。
2003年花組「不滅の棘」これが大好きな人は多いと思うのですが、私的には原作を読んでもさっぱり意味がわからなかったし、なんで全員白の衣装なのかとか、彩吹真央をいつまで倒れたままにしとくんだよーー、死んだの?と思ったら生きてた、みたいな。出演者の処理が下手で下手で。
不必要な人をずっとその場に立たせるのも木村の悪いくせです。
そして木村信司最大の傑作(?)2003年「王家に捧ぐ歌」が登場するんです。
大元の「アイーダ」自体がきっと整合性がない作品なんだと思います。劇団四季の「アイーダ」を見た時も「ラダメスって自己中心的な男だし偽善者だな」と感じましたから。
それでも湖月わたるのお披露目公演だったし、コスチュームがよく似合っていたし、1幕ラスト、2幕ラストでは不覚にも泣いてしまったし、湖月自身がとてもこの作品を気に入って「終わらないとよかった」と言ってたくらいです。
木村作品というのはどういうわけか組子の士気を高めるらしく、多分その理由は主役以外のオーディエンスによる合唱が功を奏しているのかもしれません。
とはいえ、冷静に「王家に捧ぐ歌」を見ると、ラダメスの言ってる事ははちゃめちゃなんです。「エジプトが勝てばエチオピアは自由になる」って何で?ですよね。
同じ言葉の繰り返し・・「すごつよ」ソングとか。
「控えよ」「控えなさい」の連続
簡単に言い表せる言葉をわざと難しく、目的語を先に持ってくるからもっと日本語としておかしい。
それでも外部で安蘭けい主演で見た時はよっぽどましになってましたが。
2004年雪組の「スサノオ」これがまた本当にめちゃくちゃな作品で。何でそこまで政治色を入れる?北朝鮮の拉致を連想させたり、左翼なのか右翼なのかよくわからない解釈で、しょうがないから最後は歌って終わりましたみたいな。
ヤマタノオロチもあそこまで写実的にやる必要はなかったと思ってます。この作品は方々から批判が噴出しましたね。
2005年花組「ERNEST IN LOVE」
は
本当に面白かったけど、やっぱり日本語が変だよな・・と。「プロポーズ」は「言う」ものじゃなく「する」ものなんだよ。木村先生。月組版はビデオで見ましたが、断然花組の方が面白いです。
でもこの時、どういうわけか初日が開く前に木村が樹里に延々と説教して怒って落ち込ませた事件があり・・何を偉そうにいうんだよーーと思ってしまいました。
2005年宙組「炎にくちづけを」はこれまた大批判を浴びた問題作で。そもそも原作のオペラ「イル・トロヴァーレ」自体が残酷な話で、とても宝塚で上演するべきものではないという事はわかっていた筈なのに。見終わった後の後味の悪さったらありませんでした。和央ようかと花總まりの「一夜を過ごした」次の朝の花總のシーツ一枚の姿に生々しさがあって嫌でしたし。
2007年花組「明智小五郎の事件簿」ではまさかの愛し合った二人が兄と妹だったなんてーーという結末に茫然。♪ どうか僕とどうか結婚して下さい ♪って歌った後に。
2008年雪組「君を愛してる」はそれこそ全てのストーリーが「余計なお世話」で怒りまくってました。
2010年花組「虞美人」はこれまた目的語が先に来るてへんてこで難しいセリフの応酬で見てて疲れるというか。ただ2幕目ですかね・・項羽が劉邦に「それでも殺し続けるのか」とかと詰め寄ったシーンだけがよかったです。
2011年月組「バラの国の王子」は原作通りのストーリーだったんです。だからそもそも原作が矛盾してへんてこだった。だからディズニーはああいう風に変えた。何で元々矛盾だらけのものをそのままやる必要性があったのでしょう?
特に明日海りおらが演じた動物たちが仮面らしきものを持って踊りながらとか、龍真咲の演じた王子がこれまためちゃ嫌な奴で敵役とはいえひどすぎたとか・・見ててうんざりしました。
2012年雪組「ドン・カルロス」は机を叩きながら歌うシーンがあり、そこだけは面白みがあったものの、あとはやっぱりひたすら矛盾だらけでした。
2014年星組「太陽王・ル・ロワ・ソレイユ」もフレンチミュージカルの中でも駄作と思われる作品を、さらにセリフが「私は思う・・・を」ばっかりの羅列で、一緒にみてたうちの旦那ですら「ひどい。ひどすぎる」といった程。
でも木村信司の罪は名作「誰が為に鐘は鳴る」をめちゃくちゃにした事で最高潮なのではないかと思います。
名作なんだからそのままやりなさいよ。いや、やってくれ、やって欲しい・・と思っていたのに悠未ひろの♪朝がくれば夜になる♪と当たり前の事を歌った歌や、2幕目最初の結婚式のシーンの違和感。そしてラスト、ロベルトをせりあがらせてから死なせるという臨場感のなさ。あきれるやらがっかりするやら。
90年代後半にはこの手の演出家ばかりでした。
つまり「自己主張する事ばかり考えて宝塚歌劇の本質がわからない」というもの。
木村信司の場合、宝塚に入りたくて入ったわけじゃなく、何となく受けたら受かったという安易なもので、本当はちゃんと脚本を書く練習もしていないし、日本語の勉強もしてない、コミュニケーション障害を持っている人なんじゃないか?と思います。
自分の知識や教養をひけらかしてわざと難しい言い回しをして客を困らせて何が面白いのか。
最近やっと宝塚が宝塚らしい作品を輩出するようになった今、木村信司の存在価値はどこにあるのか、自分で一度考えてみるといいですよね。
「視察」って偉すぎる!上から目線!って怒らないで。だって本当に記事にはそう書いてあるし、そう報道されているんだもん
両陛下 → 13日午前10時前に東京国立近代美術館で横山大観展を鑑賞
皇太子一家 → 13日午前11時前に皇居に入る
時間的に無理があるんじゃないかと言われていますけど、両陛下の滞在時間は20分間。10時30分には車に乗って皇居に帰る・・・皇太子一家とほぼ同時に皇居入り?
↓
相変わらず皇太子は手しか見えず、「主役はおれだー!」の銀ちゃん風の雅子さんが得意げにお手ふり。一人で参内すればよいものを一々家族一緒というのがうざい。
そして皇后陛下の養蚕を「視察」したんだそうです。
そして仲良く昼食を共にして帰りました。
皇后陛下は「出来る時でいい」とお優しい意向を示しておられ、紀子妃には「皇族観が違うわ」と断固拒否なわけですね。
雅子さん「紀子妃に養蚕は渡さない。自分でやらなくてもいいなら私だって出来る(?)皇后は私、私なのよーーーーーーー!!!!」
という今更な闘争心にかきたてられ、勝った歓びにお手ふりも生き生きと。
ちなみにご養蚕所に行ったのは初めての雅子さん。
「眞子が手伝ったから何?紀子妃が手伝ったから何?いい子ぶって点数稼いでも無理。皇后は私よーーー即位の礼に出なくても外国へ行けば私は皇后だーー!!!日本一の権力者に私はなる!」
そして週刊誌には「愛子様も養蚕に興味を示され、お母様をお手伝いする決意をされたのでした。めでたしめでたし」という事に。
あと1年ちょっとの後には「両陛下&上皇ご夫妻の強いお気持ち」が行ったりきたりして日本中が振り回される事になるでしょう。関係各社お気の毒。
雅子さんの場合「出る気なかったけど、体調が整ったからやっぱり出る」が2時間前。「出るって言ってるのに何の文句があるの?出ないよりいいじゃん」の理屈。
だけど「レセプションは体調的に無理だから。出てやっただけでもありがたく思えないわけ?信じられない」だし。
「岩手・宮城・福島なら日帰りで被災地に行ってあげる。でも熊本には絶対にいかないっていうか、関西方面嫌だし」で終わる。
そんなわがまま許されるの?ときくと「当たり前。私を誰だと思ってるの?」&
「体調に考慮して」だからいいのよーーーーこれは全部上皇后陛下からの受け売りなんです。美智子様は大人気なのに私がそうでないなんてありえない。
ってな思考能力でしょうね。
辛酸なめ子さんが「眞子様の事を考えると・・もう胸が痛くて日本にいたくなくなる」と書き、ジュゴン様も「ほんっと、日本が嫌」という気持ち、わかります。
毎日国会では反日野党が謀反を起こして自民党は負けそうで、常識的な事を言ったら「セクハラ、モラハラ」とまあうるさいっ!
皇族観が相いれないという皇后陛下。日本国民の方があなたの皇族観がわかりませんよね。教えて欲しいわ。人形抱いて「礼宮抱っこ」とか「東宮家だけが頼り」とかどこから来てるの?その思想。
1964年生まれ。1988年入団。デビュー作は1994年花組「サラン・愛」
大劇場デビューは1996年月組「プレスティージュ」
最近はすっかり「ファントム」「雨にうたえば」
の演出で知られるようになりましたが、一応ショー作家です。
なぜ中村のサブタイトルに「僕は赤い靴を持っている」と書いたかといえば、この先生の作品はひたすら「踊りまくる」ことがテーマだからです。一旦、赤い靴を履いた娘が止まれない様に、それぐらい踊らせてしまう・・
そこにテーマもストーリーもへったくれもない。曲がよくて踊ればみんな楽しいんだよって感じのショーなので、見ている時は楽しいけどその後印象に残らない。
最初の頃はロケットを最初と終わりに2度入れて自分なりのアピールをしていたようですが、最近はそれをやめてるみたい。
・プレスティージュ(1996年月組)
テーマ曲が印象的だったけど、よくよく見ると、色々なショーからの切り抜きが目立ちました。特に「パパラギ」や「ノバ・ボサ」とかね。それでもデビュー作品としてはまとまっていたと思います。
・ラ・ヴィール(1998年雪組)
前年の轟悠お披露目の「レ・シェルバン」に続き続投。「レ・シェルバン」はひどい作品でしたが「ラ・ヴィール」はまだまし?1場面1場面が長く、轟悠VSその他大勢という図式で進んでいくショーで、後半になればなるほど群舞で踊りまくる。ロックの後にテンプレーション?ジャズが長い等々、見ててだれるシーンもあり。
その後、花組の「ザ・ビューティーズ」(2000年)と宙組の「ダンシング・スピリット」(2001年)があるけど、どちらも記憶なしというか、中村作品ってショーの中の目玉がないんですよね。そういう意味では酒井澄夫とよく似ている部分があると思います。
・LUCKY STAR(2002年星組)
綺麗な黄色の星がついている衣装が印象的で、とにかくいい曲に乗って最初から最後まで踊りまくるというショーで、さすがの香寿たつきもフィナーレの頃には大階段を上がれない程疲労していたとか。さもありなんと思うショーです。
ここでは彩輝直がキラリと光る事で、あんな派手な衣装が似合っているのはやっぱり彩輝のみって事ですね。宝塚的なスターでした。香寿たつきはやっぱり職人でしたし、夢輝のあはせっかくの見せ場が途中でぶつりと途切れてる感じでファンとして不満だらけ。
それからのショーも全部見ているんだけどあまり記憶に残ってないのです。スカステで放送しても録画していないという事は好きじゃなかったのかなと。
(2010年月組「Rhapsodic Moon」
花組「ラブ・シンフォニー」(2012年雪組「Shining Rhythm!』
・・・あまり・・・記憶なし。2013年月組Fantastic Energy!』
は北翔海莉ばっかり一生懸命に踊っていて怒った記憶が。
ただ2014年雪組「MY DREAM TAKARAUKA」はこれまでのただ躍らせるという傾向から少し「普通」化したというか、ちゃんと壮一帆のさよならに合わせて作られていて感動しました。
また2015年花組「Melodia -熱く美しき旋律」も明日海りおが本当に頑張って踊っていて・・・いや、やっぱり最後の黒燕尾がサウンドオブ・ミュージックの曲が一番よかったです。これぞ明日海りおって感じでしたよね。
2017年雪組「Dramatic “S”!』は大劇場で見た時はそれほど面白いと思わなかったのに、全ツで見たらめちゃくちゃ面白くて、トップが変わるだけでこんなにショーも変わるのかと驚いた記憶があります。ダンスだけでなく「歌唱力」にも力を入れているという事ですよね。
1969年生まれ。1991年入団。1997年月組「NON-STOP」でバウデビュー。
これは久世星佳のさよなら公演の一つで最初から世界観がよその演出家と違って観客目線だなと感じた覚えがあります。真っ白の衣装が大好きで暫く多用してましたよね。
小さい頃から宝塚を見てて多分ヅカの歴史に詳しいし、宝塚とはどんなものかよくわかっていると思います。木村信司や植田景子が宝塚は自己主張の場とする一方で、藤井大介は「宝塚は晴れの日のお祭り」だと言っています。
直近は2018年雪組「Gato Bonito!! ~ガート・ボニート、美しい猫のような男〜』
90年代デビューの演出家が次々失速していく中で藤井大介のみが、今も昔も変わらずヒット作を出しているので、当然歌劇団としてはさよなら公演、お披露目公演、全ツにコンサートとあれもこれも「藤井頼り」になってしまい、最近はかなり息切れしているような気がします。それでも藤井大介以上のショー作家がいない限りは走り続けなくてはならず、いつか披露しきって枯渇するんじゃないかと心配しています。
藤井大介作品の特徴は、初期においては白い衣装。なんでここまで白に拘る?っていうくらい白が好き。それと必ずANJU振付BLシーンが出てくる。過去作品へのオマージュも強い。トップスターのイメージを具現化するのが上手な所です。
あまりにもその作品数が多いので私が見た限りで紹介しますけど。
まずバウでは1999年月組「から騒ぎ」で、初風緑の単独主演作品としてめちゃくちゃ面白い作品でした。
2000年に大劇場デビュー宙組「GLORIOUS」を発表しますが、これは姿月あさとのさよなら公演。ゴスペルを中心に非常に明るくて元気なショーでした。下級生がマイク1本を歌って繋いでいくシーンもあり、目新しさもあったのですが、個人的にはうるさくてうるさくて。騒音にしか聞こえない。
騒音にしか聞こえなかったショーと言えば、2013年雪組「CONGRATULATIONS 宝塚!!』もあり、時々こういうポカをやるというか、若いんだなあと思いつつ、お年寄りも見るんだよ・・・と心の中で思ってます。
2001年星組「イーハトーブ夢」は藤井作品の中でも名作中の名作であり、夢輝のあや柚希礼音などのキャラとストーリーが一体となり、恐ろしく感動を呼びました。今でも日本青年館の廊下でぼーーっとしてしまった事を思い出します。
2002年花組「Cocktail―カクテル―」は匠ひびきのさよなら公演でした。ショーの中にサザンや長渕剛が出てきて驚き。今じゃ初心者向けに見せるお手本みたいなショーです。
2003年雪組「JOYFUL」は朝海ひかるのお披露目公演で、クラシックとゴスペルの融合で盛り上げ方が上手で特にフィナーレの朝海と舞風の結婚式のようなシーンが大好きです。
この年、樹里咲穂のコンサート「JUBILEE-S」これはありがたい事に最前列で見る事が出来たのですが、藤井大介はそもそもスターの名前やキャラをもじる作品が得意なんだと思った最初の作品です。それは後に2012年星組「REON
」でピークかなと思うのですが。
2007年宙組「FANTASISTA」は大和悠河のお披露目公演。星とか宙とか宇宙系に強い作家でもあります。
2008年月組「Apasionado!!(アパショナード)」は正直、瀬奈じゅんより大空祐飛版の方が好きで・・・やっぱり娘役不在ってショーに影響があるのかと思いました。
ただ2011年星組「ノバ・ボサ・ノバ」で、やっぱりこれは草野先生演出の方が好きです。藤井先生だとこれはもう南米の香りがしないんですよね。2014年の「TAKARAZUKA花詩集100」も実際の花詩集を見ているわけではないけど、それを超えてはいないなと思ってしまうんですね。作りが平凡というか、藤井色を出し過ぎというか。どこかで個性を出そうとしてそれと過去作品がマッチングしないという部分もあるんです。
近年の傑作は2012年花組「CONGA!」でこれは本当にすごいショーでしたね。熱気があふれていてこれぞ藤井大介という感じです。
また同じ年の星組「Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)」も正座をテーマに非常によくまとまって、音楽もダンスも素晴らしい作品でした。過去作品のメドレーも楽しかったですよね。
2014年宙組「PHOENIX宝塚!! -蘇る愛」もテーマ曲の歌詞が凰稀かなめの生き方そのもので、かなり共感した記憶があります。
でも2016年宙組「HOT EYES!!」は80年代歌謡曲でジャニーズのノリで楽しませてくれました。本当に今でも一番好きなショーかもしれないなあ。でも花組の「SXCITER」に似てなくもないですけど。
だけど、一方で2015年星組「DEAR DIAMOND」はお気に入り柚希礼音のさよなら公演あというのに、見事にアイデアが枯渇した感じだし、2016年月組「FOREVER LOVE」
も藤井作品らしくなかったし、2017年花組「SANTE」
に至っては「カクテルの二番煎じ」のようで、ああついにアイデアが・・・と。
もうあまり働かせないでほしい。もうちょっと時間をかけてショーをつくる環境を与えて欲しいなと思う今日この頃です。
再演率がめちゃくちゃ高いのですが、安売りしなくてもいいのにと思います。
今季のドラマは結構継続してみている方かもしれません。
本来、ドラマのよしあしというのは再放送で決まると思うんですよね。
再放送を見た時に面白かったら本当にいいドラマだと思います。
でも本放送の時は毎週毎週見なくちゃいけないし、初見だし・・ストーリーを追いかけるだけで精いっぱいの人も沢山いると思うんですね。
見ている人の気持ちも落ち着かないと・・そういう意味でゆったり見る事が出来ないドラマは視聴率にも限界があるんだと思います。だからひどい内容というわけではないですよ。
今のところ、視聴率ナンバーワンは「特捜9」です。
初回が16%で、今は14%台を続けています。私は見ているわけではないのですが家の旦那が好きで・・・・何となくつけてて落ち着くっていうか、寺尾聡がいい味出しているというか?(あれ、チラ見しているんじゃん)
2位・・・未解決の女
初回が14%で今は12%台。これもうちの旦那が欠かさす見てるドラマで、鈴木京香と波留の凸凹コンビが面白いというか、鈴木京香の引きこもりっぷりが好きだなと。
3位・・・警視庁・捜査一課長
これは初回12%で先週は14%にアップ。見てないのでわからないのですが、譲位3つが刑事ものって日本人は刑事ものが好きなのね。
4位・・・ブラックペアン
12%と13%をいったりきたり。個人的には面白いドラマですが、何でもコーディネーターの表現の仕方にクレームがついたとか。薬品会社と医療用品会社の女性はドクターから使われる存在として描かれていますね。これって「振り返れば・・」の影響でしょうか?
でもあんなスーパードクターがいたらどんな病気の人も助かるよね。
5位・・・正義のセ
踏ん張って9%台。最近、やっと面白くなって来たなと思います。最初は検事に見えなかった吉高が少し見えるようになったけど、やっぱり脇の安田顕がうまいんだなと思います。
6位・・・コンフィデスマンJP
何で9%しかとれないのかわからない。あんなに面白いのに。要するに役者がうまいと視聴率がどれないんですか?
絶対今季1番だと思います。脚本も演技力もラストも最後まで面白いって。
7位・・・花のち晴れ~花男NEXT SEASON
7%から9%にアップ。若い層が見ているって事ですよね。
8位・・・あなたには帰る家がある
初回が9%で今は8%台に。これも役者がうますぎるので視聴率が上がらないと言われています。中谷美紀・玉木宏、そして木村多江・ユースケ・サンタマリアがあまりにも恐ろしい関係なんですよ。ただ、視聴者が共感するキャラが一人もいないというのは問題だと言われています。
9位・・・シグナル
9%から7%台へ低下・・だんだんわけがわからなくなってます。
10位・・・MISS デビル
これも下降線をたどってます。そろそろ正体を現してくれないと先に進めないんじゃないか?という気がします。
信じられない事に「執事 西園寺の名推理」が7%台とは!もっと上でもいいよ。みんな上品なドラマ嫌いなの?八千草薫さん、素敵なんだよ。
崖っぷちの「モンテ・クリスト伯」ディーン様より稲森いずみの方が目立ってる気がします。
でも「おっさんずラブ」が結構話題で毎回笑わせてくれるんですけど。
結局、「水戸黄門」的なものが日本人は好きなんでしょうか?
19日に挙式が予定されている英王室のヘンリー王子とメーガン・マークル。
19日はBSプライムで放送されるそうなので、英王室初の黒人妃を見てみようと思いますが、本当にこの結婚、よく女王が許したなと思います。
結局、女王にとってマーガレット王女のことと、ダイアナ妃の事がものすごくトラウマになってチャールズ皇太子の再婚あたりから甘くなっているというか、判断を緩くするしかなかったんでしょう。
ウイリアム王子の結婚の時も、キャサリン妃に関しては様々な話があって王室にはふさわしくないと言われたものですが、それでも将来の国王を産んじゃったし、代替わりのあと、この妃がコンソート妃になってから何をやりだすかわかったもんじゃないけど、ヘンリー王子は王位からは遠いけれど、それでも一昔前なら絶対に許されるはずはなく。
だってダイアナ妃暗殺説が出ている原因は何かって?ウイリアム王子達の異父弟妹がアラブ人じゃ困るという理由だったんですよ。なのに今度はアメリカ人女優だもん。
ウイリアムもヘンリーも血筋はピカ一なのに、結婚は貴賤結婚を選ぶという、世間知らずな事をやっちゃったって事ですよね。
今になってメーガンの父が写真ねつ造したことが発覚し、結婚式への出席をとりやめる事になったそうです。式まで一週間もないのにこれだもんな。
しかも結婚式に王族はほとんど出席しないとか。
ヘンリーは平民になりたいのかも。だったら称号もなにもなくて一般人になればいいのにねーと思います。今の所メーガン自身はめちゃくちゃ優等生を演じていて、そこらへんは雅子さんとは格が違うなと思いますけど。
結婚式よりもその後の披露宴よりも女王が開くパーティの方がおおがかりなんじゃないでしょうかね?
皇后陛下最後の赤十字大会雅子妃15年ぶりの赤十字大会
どっちに重きを置くべきかとマスコミは悩み、やっぱり「皇后さま最後の・・」にしたようです。
いつもだったら「雅子様15年ぶり!」と騒ぎ立てる筈のマスコミが静で変ですよね。
一人だけクラッチバッグでどこをどう歩いたらいいかわからずきょろきょろしているし、喋っているシーンはなく、ひたすた頷いて笑っているだけ。
こんなんで次回から出来るんですか?
どうしても前で手を組んでしまう雅子さん。随分背がひくく見えますが。
職場でこのニュースに接した時、驚きで声が出ませんでした。
・急性心不全
・享年63歳
そして最初に頭に浮かんだのがどういうわけか「ちびまる子ちゃん」のお姉ちゃんで、「お姉ちゃんの好きなヒデキが死んじゃったよ」って思ったんです。
前日、郷ひろみがNHKの昼の番組で肉体美を誇っていましたから、まさかヒデキが。
63歳と言えばまだ年金を貰う前じゃないですか。あまりにも早すぎますよね。
小学校の時から私は郷ひろみのファンだったのですが、当たり前のように西城秀樹も野口五郎も一緒でした。ジャニーズ事務所に所属していないアイドルというか、大スターもいた時代だし、グループじゃなくてピンで売ってた時代でもあります。
テレビでは「昭和の大スター」とか言われていましたけど、彼らが活躍していたのは昭和も後期で、世の中がバブルに向かって行く頃、演歌と歌謡曲が共存し、ニューミュージックの台頭で3つの音楽が共に競い合っていた頃、歌謡曲の王者として、あまりにも輝かしく君臨していました。
ヒット曲だって「ヤングマン」とか「ギャランドゥ」だけじゃないのよ。「傷だらけのローラ」だけでもないし「情熱の嵐」だけでもない。それだけ歌唱力があったんでしょうね。歌謡曲にアクションを取り入れた歌手とかいう紹介のされかたをしてましたが、それはちょっと違うかな。いわば体育会系のノリで盛り上げる人っていう感じ?秀樹ファンは本当に多かったもの。郷ひろみが途中でジャニーズを辞めて活動休止状態の時も、野口五郎が歌からカックラキン大放送にシフトし始めた時も、同じように毎年ヒット曲を量産し続けたすごい人ですよ。
そういえば・・・すごく古い記憶で郷ひろみが主演していた「あこがれ共同体」というドラマで西城秀樹は余命いくばくもないスポーツマンの役でした。最後の最後まで走り切って死んじゃう役でしたね。
とにかく健康的な人で一番病気から縁遠い人だと思われていたのに、まさか脳梗塞で2度も倒れるとは。数年前に近くのイトーヨーカ堂の屋上に来た時は、胸が痛くて見に行く気にもなりませんでしたが。
働き過ぎたんですよね。多分。闘病生活も20年に迫ろうという平成の最後にすっとこの世を去っていく・・散り際も美しいじゃないですか。
私達が小さかった頃から青春時代までに大きなインパクトを残した人がいなくなってしまうというのは、かなり衝撃的で、ああ・・もうこんな歳になったのかと。
この所、急に倒れてなくなる人が多いけど戦後すぐあたりから私達の世代は長生き出来ないのではないかと。そんな事をいうと「何を言ってるんですか」と言われるけど、なんせ食品添加物が多いものばかり食べて、高度経済成長による環境汚染がはなはだしい頃に育ってるでしょう?
学校給食の食パンからして危険だったわけだし。どこかで強くないのかも。
みんなコロっと死にたいというし、寝たきりで長く生きるよりはというけど、こんな風に回りが心の準備が出来ないうちにあっという間に亡くなられると、人間って何だろうと思わざるを得ません。
80過ぎの人はかなり元気なのにねえ・・・
心からご冥福を祈ります。長くリハビリを頑張ってきたのですからもう頑張らなくていいじゃない。今は静かに・・・・・
最初のニュースが流れた時点で「へえ、遺族をまた敵に回すのか」と思いました。
今月1日、チッソの後藤社長が水俣を訪れ慰霊式に出席した後、
「異論があるかもしれないが、私としては救済は終わったと思っている。株の売却はできるだけ早くしたほうが患者さんも安心できる」と発言。
被害者の救済終了を条件に子会社の株式を売却し、利益を公的債務の返済などに充てる計画だった。
抗議を受けて18日にチッソの社員が後藤社長の回答文を読み上げる。
「誠に申し訳なく深くおわびを申し上げます」と謝罪したうえで、「深く反省し、『救済の終了』を始めとする不安と不快の念を与えた発言を撤回します」
正直、いつまで続くの水俣訴訟という感じですが、最初の江頭社長の時に会社を潰す覚悟で救済にあたっていたらここまでこじれなかったんじゃないですか?
お金を使って被害者を黙らせたり、暴力団を雇ったり、さらには江頭社長自らが「この貧乏人が」と発言し、被害者に詰め寄られていましたよね。
だから・・なのかと思います。
水俣病被害者の多くは亡くなっていたりするし、認定を受けないままの人もいます。そこらへんの複雑さが今もまだこじれている。
ただどんなに社長がそう思っていても「救済の終了」などという言葉を使うべきではなかったと思います。雅子妃が来年皇后になるにあたっての地固めなのか?
もういい加減水俣を忘れてくれよ・・・の意志なのか?と思いますけど、それでも発言してはいけなかったと思います。
後藤社長は辞任する意思はないそうですけど、そうしておかしくはない事案です。なぜもっとテレビでこういう問題をやらないのかと。
新潟の女の子が殺された事件は痛ましいけど、「我が子を犯罪から守るために」特集なんて長々やってる暇があったら、こっちを取り上げて欲しかったです。
ご質問にお答えしますね。
日本の皇族はハリーとメーガンの結婚式には行きません。あちらの王族、ヨーロッパの王族も招かれていません。メーガンの仕事関係とかハリーのお友達で終わるようです。
ところで、ハリーがチャールズの子ではないというのはいつ頃からの噂なんですか?
そして一体、父親は誰ですか?
今度はメーガンの異母姉がマスコミにぺらぺらとお喋りをしているようなんですけど、
そもそもどうしてメーガン・マークルの家族は関係がよくないのかわかる人いますか?
ぜひぜひ教えて下さいませ。
ご日程
両陛下
5月11日・・・天皇陛下 → 勲章受章者と会う
5月13日・・・両陛下 → 生誕150年 横山大観展鑑賞
5月14日・・・両陛下 → 島サミットについて説明を受ける
勤労奉仕団に会釈
天皇陛下 → 勲章受章者と会う
5月15日・・・天皇陛下 → 信任状奉呈式
勲章受章者と会う
通常業務
5月16日・・・皇后陛下 → 平成30年全国赤十字大会
第20回記念別府アルゲリッチ音楽祭 オーケストラ・コンサート~アルゲリッチ Meets プロコフィエフ 躍動する未来(後半))鑑賞
両陛下 → サモア首相夫妻と会う
5月17日・・・両陛下 → 第8回太平洋・島サミット首脳会議に出席する各国首脳夫妻等と茶会
皇太子同妃両殿下
5月11日・・・両殿下 → 厚生労働省社会・援護局長から進講を受ける
5月15日・・・皇太子殿下 → チェコ下院議長と会う
勤労奉仕団に会釈
5月16日・・・皇太子妃殿下 → 平成30年全国赤十字大会出席
5月17日・・・皇太子殿下 → 勤労奉仕団に会釈
島サミット茶会
秋篠宮家
5月11日・・・眞子内親王 → 第52回日本伝統工芸染織展鑑賞
5月12日・・・両殿下 → 第28回森と花の祭典―「みどりの感謝祭」式典出席
5月12日ー13日・・・紀子妃殿下 → 京都府訪問
・第31回大聖寺文化・護友会総会出席・懇談
5月14日・・・両殿下 → 外務省から進講を受ける
5月16日・・・紀子妃殿下 → 平成30年全国赤十字大会出席
秋篠宮殿下 → 山階鳥類研究所特定賛助法人懇親会出席
5月17日・・・紀子妃殿下・眞子内親王 → 島サミット茶会出席
美智子皇后が雅子妃に甘く、尽くすのは
・ 自分より劣っているから(自分のプライドを傷つけないから)
・ 大事な長男の嫁だから
・ 脅されているから(小和田家に?)
色々憶測をされても仕方ない程、倫理観を捻じ曲げてしまいましたよね。養蚕の事にしたって「無理せずに出来る範囲で」などと言ったら、最初からやれと言ったわけではないという事になりませんか?
赤十字に出れば、雅子妃をみんなに紹介するかのようなしぐさをする・・・これにも説があって
・雅子妃が動きを間違えた為に、皇后がフォローした
とかいうのがあるようです。そうやって甘やかしていると本人はそれでいいんだと思って上機嫌。雅子さんが上機嫌だと皇后も嬉しい・・・そういうノリですか。
翌日の島サミット茶会には出てこない
それは彼女がコミュニケーション障害を持っているからだとわかりますよ。わかりますけど、一般人にはわからない。結婚25周年の記者会見も断固拒否する程、喋りたくない。だけどそれを「批判されたから」と人のせいにするのはよくないですよね。
ところで、赤十字については追記。
ここでは皇后陛下が前に出て挨拶をしている時に、雅子妃が呼ばれ・・呼ばれたような?気がして前に出てしまい、ついでにご紹介・・という風に見えます。
https://www.youtube.com/watch?v=UQLMtgyLkj8
上記はお帰りの時の映像ですが、紀子妃と信子妃、久子妃の間に微妙な空気を感じるのは私だけでしょうか?
お清めに悠仁殿下小学校最後の運動会です。
なんとりりしいのでしょう。
ヘンリー王子とメーガン・マークル 結婚式
英国民の66%が無関心と言われていましたが、とりあえずウインザー城内の聖ジョージ礼拝堂で結婚式をあげました。
「花嫁の父」をお願いしたのはチャールズ皇太子。ここらへん、メーガンのしたたかさを感じるなあ。
結婚式の中継を見てていいなあと思ったのが、聖ジョージ教会のたたずまいです。
村の教会のような温かみを感じます。市民たちも丸くなって見物しているのです。
そわそわしているヘンリー王子と、ロールスロイスで颯爽と登場のメーガン・マークル。
二人の結婚式はイギリス国教会式&アメリカ・・中でも黒人文化の融合で行われました。特にアメリカの司祭がオーバーアクション気味にキング牧師の話を出して愛を説く事に驚いたというか、これって政治的な意味合いが強いのかしら?と思わざるを得ず。
ゴスペルと聖歌が一緒に流れる。一般ならそれでもいいけど王室的にはどうなの?
かつて支配した国と支配された国出身、そして新興国であるアメリカ出身の妃の誕生は「開かれすぎた王室」にならないでしょうかね。
シンプルだけどベールが長いドレス。
似合っていますよね。とても。
これぞ恋愛結婚の象徴!
とはいえ、違和感を感じなくもないです。血筋よりもボランティア精神と、政治的思想が紡いだ結婚ともいうべきでしょう。
日本のテレビは「王室が異人種を受けいれたグローバルな結婚だ」と評価していましたけど、王室がそこまでグローバルである必要があるんでしょうかね。
ま、もっともイギリスはヨーロッパ各地と血で結ばれているから、今さらアフリカ系が一人加わってもいいのかなと思いますが。
完璧なお妃になりそうなメーガン。
メーガンのティアラはメアリ王太后の為に作られたティアラ。
BSプライムでエリザベス女王の戴冠式の話をやっていましたが、戴冠式のあの王冠はめちゃくちゃ重いんですって。
うつむくと首が折れるか王冠が落ちるか・・・でも王冠はとても重要なものと女王はおっしゃっていました。
「首が痛いからティアラなし」の皇后に言ってやってくださいな。
ジョージ王子とシャーロット王女。
エリザベス女王とエジンバラ公
チャールズ・スペンサー伯爵夫妻
ベッカム夫妻
キティ・スペンサー。ダイアナ妃の姪で美しすぎると評判
スペンサー家の人達。
ジョージ・クルーニー夫妻
ピッパ
カミラの息子
ところで、称号は「サセックス公爵」
土曜日に姫と行ってまいりました。
席に坐った時、2つ前の列がいやに騒がしいなと思ったんです。だって「きゃあー久しぶりー」とか挨拶しまくっている集団、っていうか30代とか40代の女性が多々いて、「うるさい」と思ったんですけど、よくよく顔を見てみると・・・あれ?何だか見たことある!野々すみ花?陵あきの?はっちゃん?十輝いりす?陽月華?和央ようか?大峯麻友?春風美里?美郷真也・・・・とにかくずらーーっと、名前を思い出せないけど、全部宙組の卒業生でした。しかも並びも全部学年順。
テレビであんなに活躍している野々すみ花が地味にひっそり座っているなんてね。
卒業生総見って所で、休憩時間には大急ぎで楽屋へ行こうとする和央さんと我が家の姫がぶつかりそうになる始末で。何だか関西のノリでしたし、目の保養でした。
天は赤い河のほとり
正直いって、何でこの作品を選んだかな・・・似たような話を作っちゃえばよかったのにって思いました
中身が薄っぺらい、薄っぺらすぎてもはやけなす事も出来ないよ。
だって「胸キュン」シーンだけはしっかり作ってあるんだもの。
そもそもヒロインがカイルとラムセスに愛され、取り合いされ、いつも拒否ってる図というのは見てて飽きます。カイルは王子様なのに肝心な時に活躍する場面なし。
弟が殺されても腹心の部下が殺されても、綺麗さっぱり忘れちゃったように見えるし、カイルの兄達は何を考えているのか?と・・
ここは王妃様達は全部抜いて、兄弟同士の話にすべきだったのでは?
桜木みなとが早々に舞台から消えた時にはびっくりしてしまいましたし、愛月ひかるが何を考えて寝返ったのかもわからないし・・・お姉ちゃんを愛してた?ユーリには心を開いた?ここらへんからめちゃめちゃ。
最終的に「戴冠式をやりたくてこの話を作った」と言われて納得するしかないのかも。戴冠式の衣装も、もうちょっと派手でもよかったかも。白じゃなくてキンキラキンでよかったよね。
ただ、この話をナキアとネフェルティティの「どうして二人は権力に固執したか」という視点で描き直すとそこに絡む王子達が翻弄されて行き、面白い話になったのではないかと思います。
ナキアもネフェルティティも好きではない相手と政略結婚させられて、その子供を産まされたわけです。
その結果、夫である王をないがしろにし、あるいは暗殺して自分が権力を持ち、あるいは自分の息子を王位につけようとする。ちょっと内容を忘れてしまったけど芹香斗亜がいいセリフを言ってて、私としては
「だから美智子皇后や雅子さんがその地位に固執するのか」と思ったり。ただ、日本には正常に戻そうという地からが全然働かないわけですけどね。
観客も主役の真風涼帆の話よりも王妃方の悲しい恋物語の方が共感できたと思うのです。
今回、話もめちゃくちゃだけど真風も芹香も表現力が乏しく、ト書きに書いていない部分をどう表すかという点について一切考えていない事がわかり、ある意味、がっくりです。お披露目だから、まだ初心者マークだからという点を差し引いても、ちょっとこれは問題じゃないの?
星風まどかの小柄さは回りに埋もれてしまうし、こんなに子供っぽいと映美くららの二の舞、野々すみ花の二の舞だよーーと心配になります。
シトラスの風
ミラーボールが回り始めた途端、元ジェンヌ達が「おおーーっ!」とどよめき、幕が上がった瞬間、拍手で大興奮でした。それをみている事が面白かったわ。
我が家の姫にとっては「初生シトラスの風」で感動したようです。そっか、あの時はまだ小さくてビデオでばかり見せていたんでした。
そういう私も「初生ステート・フェアー」で「ラ・カンタータ」をビデオでしか見てなかったと。
あれから20年ですか。宙組発足時には生まれていない子も観劇しているし、あの簡易的な1000DAYS劇場を知らない人も多いのですよね。
1000DAYSが狭かったせいなのか、あの頃の宙組が本当に背が高かったせいなのか、今回の宙組は全員が舞台に乗っても、どういうわけかスカスカ感あり、で何で?どうして?と考えてばかりいました。
オープニングは思い出が多く、OG達も手拍子したりして盛り上がり、でもその後は、いわゆる「岡田ロマンチックレビュー」の切り貼りが続き、そうなるとやっぱり初演はこうだったとか、あの頃はどうだったとか、そんな事ばかり頭の中で考えて、肝心の目の前にいるスター達の本質を見逃してしまいそうになります。
ほとんどパステルカラーの後に、唐突に出て来た「ダンディズム」の曲と衣装にちょっとびっくり。芹香斗亜のせいじゃないけど、あれは合わないわ。
「SOUL SPIRITS」は組長が主役みたいなものだし・・真風がどうのって話じゃないですよね。
「アマポーラ」は華やかで穏やかで好きです。
「ノスタルジア」は髪型といい衣装といい、一生懸命に花總の真似している星風まどかが気の毒ですけど、あの時、婚約者を演じていた和央ようかは芹香斗亜にどう思ったでしょうね。
「明日へのエナジー」にはOG達の興奮と盛り上がりが半端なくて、ついついこっちも見入ってしまうのですが、やっぱり人数が少なく見えたし、出雲綾のような声があまり聞こえなかった事が残念。なんで純矢ちとせにもっともっと歌わせなかったんだろうと思います。
最後の「SUNRISE」がいわゆる「20年目の宙組は新たな夜明けを迎えた」ということで、セットも衣装も美しく、真風のお披露目にふさわしい場面になって嬉しかったです。
20年経過し、宙組はまた元の寄せ集めに戻ってしまったような気がします。
宙組が発足した当時、それぞれの組カラーを強く持つ人たちが集まって、なかなか見ている方もすっきりしない部分があったんですね。
特に姿月あさとと花總まりの相性の悪さが目立って、そこに歌が和央ようか、湖月わたるという「背が高くてかっこよくてダンスも上手だし歌もそこそこ、でも表現力に欠ける3人組」の存在によって、組の雰囲気が氷のようだと思った記憶があります。
ばらばら感はずっと続いていたけど、大空祐飛と朝夏まなとによってかなりまとまったと思いました。でも真風涼帆率いる宙組は「かっこいいけど表現力がイマイチなトップコンビと2番手」による初心者マークというよりは未熟さの目立つ組で、芹香斗亜の存在がまだ馴染んでいない事もあり、初期の宙組に似ていると思った次第。
まして今回は「お客様」扱いの星条海斗もいて、なんでこの組でさよならを決めたかなと残念に思うことばかり。
ただかっこいい男役をさらにかっこよく見せるには「胸キュン」シーンを多用するしかないのかもしれないけど、それではいつまでもおこちゃまの組で、セリフの裏の気持ちを表現出来てこそ本当の男役であり、娘役であるということに早くきづいてほしいですね。
雪組
汀夏子(東千晃)・・・炎の妖精はトラブルメーカーだった
50期。同期には鳳蘭、朝みち子、但馬久美がいる。1970年、郷ちぐさとダブルトップになり、1972年に単独トップに。
なんせ「ベルばら」しか知らない私ですので全然語る資格はないんですけど、相手役の東千晃とはあまりうまくいかず、東が星に組替え後は麻実れいと男役同士で仲がいいのばっかり・・・って本当なんですか?まるで今のヤンミキ、オサアサ、でもそのずーーっと前にジュンターがあったってこと?
背がひときわ低いってことといつも髪が赤いという印象しかなく、でもOGになってから、宝塚の舞台に戻って来ると人一倍一生懸命やってるって感じで、だから炎の妖精と言われるのかなと思いました。
「ベルばら4強」の一人であり、「星影の人」の沖田総司が本当の当たり役?で、いつも歌うのは「丘の上のジョニー」
だけど退団してからはかなり金銭トラブルに巻き込まれているようで。
麻実れい(遥くらら)・・・観客を目で殺す男役
56期。同期に萬あきら、小柳ルミ子?
麻実れいといえば「うたかたの恋」の初代ルドルフで、相手役の遥くららは「戦後最大の娘役」と呼ばれたすごいマリー・ベッツェラで。この二人を見ることが出来なかった自分が悔しいです。
私が覚えているのは映像の中の「ベルばら」雪組編でアンドレを演じていたんですが、下手じゃないけど何かが違うと思いながら見てた記憶しか。確かNHKでも「このところ成長著しい麻実れい」と紹介されていたような気がします。
相手役の遥くららが退団したあとは固定の相手役を置かずに、退団公演「はばたけ黄金の翼よ」でヒロインを演じたのが一路真輝。これ、映像で見ましたが一路さんの幸せそうな顔ったらないし、あの新婚初夜の襲われるシーンのすごい事すごい事・・・さすがに「目で殺す」人だわーーと。雪組には勿体ない(失礼)あの濃さはどう見ても星組系よねと思ったら最初は星組だったのね。
紫綬褒章を受章。1995年に結婚していきなり2児の母に。「宝塚OGの希望と呼ばれています」と「徹子の部屋」で言ってましたっけね。今もって存在感が半端ない人です。
平みち(神奈美帆)・・・なぜトップになったのか?
59期。同期には一樹千尋・大地真央・未沙のえる。
モサクファンには本当にごめんなさい。そして「たまゆらの記」大好きな人にも。見てないから言える事なんですけど、どうしてこの人がトップになったのか未だにわからないんですよねーー
あの有名な「エコーズ」で室町あかねと一緒にカマキリやってた人?あれはインパクトあるし、ダンスが上手なんだと思う。歌もめちゃくちゃ上手で「彷徨のレクイエム」は好きだなと思います。関西テレビでやってた「はいからさんが通る」の少尉なの?と思いだしたくもない映像が・・・
技術的に上手でもはっきりいってスター性があったか?と言われたら・・・ごめんなさい。私にはわかりませんでした。
杜けあき(鮎ゆうき)・・・杜の都の初代スター
65期。確か「ベルサイユのばら」をテレビで見て宝塚に入るって決心したんじゃありませんでした?本名が「狩野」さん・・結構いいお家の出かな?白百合なんてお嬢様学校だしねーー
東北初のトップスターって事ですよね?でも仙台人はそのすごさがちっともわかってないんですよ。杜けあきがトップになって平成の「ベルばら」ちょっと名前が売れて、私の友人達ですら名前を知るようになってって・・そこまではいいんですけど、だったらもっと仙台市が彼女を大事にすべきだったし、菓匠三全ももっと早くスポンサーにつくべきでした。白松がモナカもね。
私がいくら「宝塚のトップになるのはすごい事なんだよ」って力説しても「だから何?な反応にほんと、がっくりしました。朝海ひかるが萩の月のCMに出るようになってやっとって感じ?でも仙名彩世も蓮つかさもぜーんぜんでしょ?
正直、あの当時、つまり杜けあきがヅカに入った頃に大声で「私、宝塚が大好きで毎月上京しているんです」なんてとても言える状況ではなかったと思います。朝海ひかるも東京までバレエを習いに新幹線通っていたけど、それを公にした途端にあれこれ陰口を叩かれるというか、「道楽者」の烙印押されて終わりですよね。
ピアノやバレエや習字を習っている子は沢山いたけれど、じゃあそれを職業にする為に親元を離れて生活するって事が出来ない時代だったのです。それって何だかとっても親不孝なことみたいでねーー中村雅俊も鈴木京香も仙台なのに何でかねーと思います。芸術そのものに対する理解度が関西とは雲泥の差。
今でも私のお友達のお姉さんは「宝塚」の「た」の字も言わずに生活してますよ。
長くなっちゃったけど、そんな時代によく歌劇団に入ったなあと。よほどお家に金銭的余裕があって理解があって・・なんでしょう。
私、彼女の「ベルばら」はテレビで見た口なんですけど、一言でいうと「くどいアンドレだなあ」と思いました。静間さんの衣装もしつこいデザインでキラキラしすぎだったし、それにしたってアンドレの絡みつくようなくどさが印象的で「これはベルばら」って言えるのか?と思いました。
でも杜けあきあたりの時代から、男性も宝塚をよく見るようになって作品の批評が増えたのも事実で、そういう意味では宝塚歌劇を「少女趣味な人が見るもの」から「歌舞伎や新派などと同じような舞台芸術の一つ」になったんです。
友人が杜けあきファンで「ヴァレンチノ」のビデオも見せて貰いましたけど、代表作の一つでストーリーがよかったし、宮本亜門の演出も悪くはなかった・・・でもどうも宝塚を見ている気にならなあったなあと。小池修一郎と相性がよかったのは確かですよね。
後はなんせ見ていないので。
一路真輝(紫とも・花總まり)・・・娘役より美しい男役
68期。同期に英真なおき。
最初は「ベルばら」を映像で見て「あんて女の子っぽオスカル様なんだろう」と思い、次に「風共」を映像でみて「女役の方が生き生きしている気がする」と思い、「はばたけ黄金の翼よ」のビデオを見て「女の子そのもの」と思い・・・・
なんですけど、やっぱり退団してみたら歩き方から何から男役だったって話です。
杜けあきが優等生を貫いて雪組を芸術の組に押し上げた一方で、それでも「宝塚」の枠からはみ出る事がなかったのに対し、トップ時代に作品に恵まれたとはいえず、美しくて知名度もありながら代表作なしで退団するのか?と思われた彼女に「エリザベート」が降りて来たという意味で、彼女は「持っている」人だと思います。
なんせ娘役よりも本当に綺麗な顔立ちだったし、歌は宝塚一上手で・・それだけに「男役」としてどう見せるべきか演出家が困ったろうなというのは感じるんです。涼風真世みたいにフェアリー系ともいえないし、炎の妖精路線というわけにもいかず、最終的に「人ならぬもの」だったってことですね。
個人的に好きな作品は「バロック千一夜」「サジタリウス」で、「あかねさす紫の花」はどうも飽きてしまうし・っていうか当時の雪組の微妙な番手争いが透けてみえるので安心してみてられないっていうのはありました。(いや、生で見たわけじゃないんですけど)
退団してからは本当によく喋るし人を笑わせるのが得意な人で、退団してからすぐ大河ドラマに出演することになってNHKの昼の番組に出た時に、「毛利元就のお兄さん・・をやるわけではなく・・」と言っただけで会場が爆笑し、アナウンサーに「一路さんってこんな人だったんですね」と言われてました。
また、わりと初期の頃にコンサートへ行った時、「エリザベート」ガラに白城あやかとウイーンへ行き、「マッキー」と呼ばれたと歌より喋りが面白かった記憶があります。余談ですけどエリザベートの衣装も白城あやかのが一番立派だったんですって。じゃあ、花總まりの衣装なんか見せたらあっちの人はどう思うんだろうと・・・
最近ではトートを演じると鬼気迫る感じですし、女優としてもいい味を出すようになりましたよね。
高嶺ふぶき(花總まり)・・・理想のフランツ・ヨーゼフだったのに
69期。同期には麻路さき、久世星佳。
一つの組に同じタイプのスターをトップと二番手として置くのは不幸の始まりなんじゃないかと思います。
高嶺ふぶきはそれこそ一路真輝と同様に、というかある意味それ以上に美しい男役でしたけど、常に「何が得意なのかわからない男役」と言われて来ました。どんな役もそつなくこなすけど、「ヴァレンチノ」のナターシャ程インパクトは感じないという意味で、いっそ娘役だったらよかったのにとさえ思う程。
しかも3番手に男そのものでバックも強い轟悠と新人公演時代にNHKで取り上げられ、いつの間にか4番手まで登って来た優等生の香寿たつきがいるという状況下、一路時代は轟とダブル2番手状態でしたよね。芝居でもショーでもそういう立ち位置が見ている者を不安にさせるというか、「エリザベート」でも本来は脇役に徹するフランツ・ヨーゼフを無理やり「二番手の役です」って言ってる感じでしたしね。
でも、このフランツ・ヨーゼフが今までどの組がやった「エリザベート」よりも素晴らしかった。いうなれば「実際の皇帝陛下はこんな人だったんだろうな」と思わせる人でした。高貴さと優しさと皇帝ゆえの冷たさを併せ持つ人で、それゆえエリザベートの孤独をなかなか理解出来ないんです。
本人が望んだかどうか別にして結果的に2作退団。お披露目になった「虹のナターシャ」は大変な駄作だったけど、最後の「仮面のロマネスク」はこれぞ高嶺ふぶきの悪の色気全開という事で最高の出来になりました。
花總まりとの相性はものすごくよくて、あの花總まりがちゃんとした娘役に見える貴重な相手役、それが高嶺ふぶきでした。
幻の「晴れた日に永遠が見える」それに太田哲則版「アーネスト・イン・ラブ」ともいうべき「アリスの招待状」が名作として心に残っています。
今は・・・本当に太ってしまって、まるで自分を見ているみたいで悲しい。本人は必死に明るくふるまっているけど、あれだけの美貌を誇った彼女の変わりようには彼女自身が一番傷ついているんじゃないかと思います。
轟悠(月影ひとみ)・・・亭主関白が歳をとって好々爺に
不作の71期。同期に稔幸、愛華みれ、真琴つばさ。
「凱旋門祭」の一部をスカステで見た時、轟悠の真綾希帆へのあまりにも優しい視線に驚いてしまって。そういえば一度も月影さんにあんな顔をした事ないなあと。
轟悠は宝塚でしか生きる事が出来ない人だと思います。外の世界に出たら最後適応障害起こしてダメになる・・親もそれをわかっていたから宝塚に入れて理事にまで押し上げたのかなと思う程です。
轟悠時代はいわゆる1000days劇場の頃ですが、偶然入り待ちに遭遇したんですね。ファンはずっと座って轟さんが来るのを待っていたんですが、そこをすーーっと轟さんが歩いて行っちゃったんです。で、ファンたちが茫然としている中を、はっと気づいて慌てて振り返って手を振って去って行った・・というシーンを目撃しまして。
ファンですら気づかないうちに通り過ぎる人なのかーーと。
絵麻緒ゆう(紺野まひる)・・・わがままなのに憎めない
73期。同期は天海祐希、姿月あさと。
一言で言うと「星組の御曹司」だったんですよね。いい意味でも悪い意味でも。天海祐希のような光輝くスター性があったわけでも姿月あさとのようなすごい歌唱力があったわけでもない。でも、星組的美男子というか、並み居る男役らの中でアイドル的な少年といった感じでした。
数々の逸話もあり、例えば「うたかたの恋」の新人公演ではルドルフを演じたけど、相手役の花總まりに「あなたのいう事はさっぱりわかりません」と言われて喧嘩になったとか、「ファンなんかいらない」といったとかね
その性格のわがままさというか、世間知らずさというか、絶対に外の世界にでちゃいけない人だったかなと思います。
それでも星組の男役らしく白軍服がよく似合い、金色の髪も美しく、そこにいるだけで華やかでしたよね。
一番綺麗だと思ったのが「美麗猫」のポスターで金色の衣装が本当によく似合ってました。あの衣装は後に貴城けいも着ているのですが絵麻緒には華やかさや品のよさと危なっかしさの面で叶わないと思いました。貴城けいが雪の御曹司でしっかりしていた・・つまり雪はそういう組なんですよね。
「エリザベート」のルドルフで遅咲きのブレイクをするんですけど(和央ようかのルドルフ以上に品があったよね)確かにあのルドルフは奇跡的な美しさと演技力でした。本人も心から死にたくなったとか言ってたし。ということは憑依型の男役だったのでしょうか。
確かにダンスは下手だし歌も下手だったけど星組の中にいる分にはトップにしてもいい人でしたし、応援もしてました。だから香寿たつきとトレードと聞いた時は驚いたし傷ついたし可哀想でした。どうにかなっちゃうんじゃないか思ったほどです。でもこのエキセントリックさが絵麻緒ゆうの魅力だったんだなあと思いました。
いきなり轟悠の下につけられ、同期もいたし、月影瞳もいたけどでも最後まで馴染んでいなかったような気がします。なんせ次には歌劇団一押しの朝海ひかるが控えていましたし、そのせいなのか顔がむくんできてましたよね。
最後の「追憶のバルセロナ」が正塚先生としては精一杯のコスチューム物で、それが似合っていたのが救いでしたか。
朝海ひかる(舞風りら)・・・宝塚の内村航平は難易度Eのダンサー
花の77期。77期って安蘭けいに花總まりに春野寿美礼に成瀬こうきに・・と研10になっても半分くらい残っていた程綺羅星の期でした。
中でも朝海ひかるは最も遅咲きだったと言えるでしょう。それというのもついに新人公演の主役をやる事無く・・・ただどういうわけか97年TCAスペシャルあたりからプッシュが入りだして、出来たて宙組の4番手におさまってました。
香港公演のビデオを見た時は、そのあまりにも可愛らしい風貌にてっきり娘役なんじゃないか?と思ったほどで。(なんせ花組をあまりみてないので、新人の頃は知らないのです)
でも信じられない事に男役だった!しかも背高のっぽの宙組の中ではかなり小柄に見えちゃって。「エリザベート」のルドルフもかなりエキセントリックで、どこか原作を離れてしまったような気がしました。
ところが、朝海はあっさり「エリザベート」東京公演前に雪組に組替え。
元々雪組で実力を発揮していた安蘭けい、月組から組替えになってきた成瀬こうきと「だんご3兄弟」をやらされるとは思いませんでした。
同期3人が揃い踏みすると、その下にいる78期以下がものすごく損をするんですよね。しかも、総合評価オール5の安蘭けいと、組替えによって殻を破れたのか、急激に男役度を上げて実力派に育った成瀬こうきに比べると、朝海は小柄過ぎて、「バッカスと呼ばれた男」では娘役をリフトしたら相手の方が太く重く見えてしまって、あの時は「あまりにも男役失格でしょ」と思ったものです。
周りがトップへの地固めを始め、「凱旋門」で新人公演主役の代わりの「役替わり」をさせ、安蘭が星に組替え、成瀬が絵麻緒と退団することになると、本人的にはプレッシャーでしょうがなかったのか、急激に自信のない顔つきになって。朝海にはトップスターでいるより、宝塚でダンスを踊っていたかったんですよね。
それが本人の希望はそっちのけであれよあれよという間にトップスターに上りつめ、
「春麗の淡き光に」「JOYFUL」でお披露目。
だけど、「春麗・・」はどう考えても新人公演の音月桂の方が上手だったし、貴城けいの方が華やかさと安定感がありました。相手役の舞風りらは「自分に頼らず何でも一人で出来る人」という事で選ばれた元花組同士。最初から最後までラブラブ感の一切ないカップルでした。
どの座付き演出家も朝海ひかるにどんな役が似合うのは測りかねていたんだと思います。ショーはイメージの世界ですから妖しい雰囲気と華麗なダンスで見せる事が出来たけど、芝居では何をやっても男役としてのよさが見えてこなかった気がします。
「レ・コラージュ」「タカラヅカ・ドリーム・キングダム」のローズの場面など、難易度の高いダンスになればなるほど見せてくれる人で、その集大成が「タランテラ」だと思います。荻田浩一は朝海に「クモ」の役を与え、最初から最後まで難易度Eの振付をさせたのでした。(舞風りらも同じでよくついていきましたよね)
あの植田景子も朝海に与えた役は堕天使ですから、どこかでトート閣下あたりを意識していたのかもしれません。
水夏希(白羽ゆり・愛原実花)・・・雪組をまとめあげた人
79期。同期には立樹遥や未来優希。
月組に配属された頃からホープだったんですよね。そこから彼女の数奇な運命が始まる・・・
まず98年、花組に組替え。この時、月組ではすでに大和悠河のプッシュが始まっており、上級生が次々組替えに合うんですね。そして花組で「ロミオとジュリエット99」でバウホール初主演を果たします。
この時、77期には春野寿美礼、78期に瀬奈じゅんがいました。
2000年「あさきゆめみし」の明石の上がかなり好評だったようです。でも本拠地の2か月後にはベルリン公演に狩りだされ、戻って来たらいきなり宙組へ組替え。
ネットではこの時、本当に色々な噂が飛び交い、しかも荒れてあれて・・・水の実力をよく思わなかったのが瀬奈じゅんだったとか、いじめられたとか、それで急きょ宙へ異動したとかね。というのも花ファンは東京公演の明石の上を楽しみにしていた人が多かったらしいのです。
宙組では何と言っても2000年の「フィガロ!」が傑作で、水夏希の明るさによく似当てました。でもトップになってからだったらもっともっと面白かったろうなと思う作品でもなり、この頃はまだ演技が硬かったかな。
このまま宙組で落ち着くのかと思った2004年の「各組スターの特出」によって、雪組やら花組やら(瀬奈はいなかったね。「ラ・エスペランサ」に特出していたのはあとは霧矢大夢だけ)半年も宙に戻れず、もどったと思ったら2005年には雪に組替え。
この時も結構噂を聞きまして・・・「花總さんは何と言っても和央さん命だから、水君が少しでも立ち位置をずらすと「それじゃタカコさんが見えないじゃないですか」って演出家に直談判して抗議するのよ。本当に水君、可哀想だったわ」と。
私は「へえーー」としか言えなかったんですけど。
だけど雪組には当時、貴城けいがいて、なんでこの人が急に宙組で1作トップ?と不思議だったし、急激に雪組が変わり始めたというか、その割には「霧のミラノ」ではすんなり馴染んでかっこよかったけど。
2006年に雪組トップスターに就任。相手役に返り咲きの白羽ゆり、二番手に花組から彩吹真央を迎えての新体制。
「ゆみこちゃんは「エリザベート」のフランツ要員なだけよ」って言われた事もあったなあ。「エリザベート」のポスターを見た時、思わず「アオセトナだ」って思ってしまって姫と爆笑した記憶がありますが、初演の雪組以来の素晴らしい出来栄えでした。
2007年に世界陸上の開会式に出た事をきっかけにAQUA5を結成。365日休みなく駆け抜けました。CDは出すわ、テレビには出るわ、こんなに露出度の多い宝塚っていつ以来なんだろうと毎回楽しませて頂きましたし、笑わせるのが得意な水夏希の受け答えが大好きでした。また、コンサートにも行く事が出来て仲のよさを感じたというか、雪組ってものすごくまとまっているなと思いました。
ショー「RIO DE BRAVO」では初めてポンポンを使って客席参加型を演出。それは今も当たり前のように受け継がれていますよね。
相手役の白羽ゆりというより、彩吹真央との相性が抜群で、だからこそ「マリポーサの花」が駄作の割には人気になったし、「ロシアン・ブルー」もコメディセンス抜群のよい作品になりました。また「カルネヴァーレ睡夢」のバイオリンとトランペットのシーンは二人の絆を感じましたね。
それだけに退団公演「ロジェ」は急によそ者感に包まれて意外でした。
退団してからもご活躍で、先日、スカステで「ラストダンス」を見ましたが、素晴らしいエビータでした。
水時代の雪組は下級生がよく育った時代でした。下級生にすれ違いざまに声をかける程、よく見ているトップさんだったようで、ゆえにみんな頑張ってレベルの高い、しかも明るく元気な雪組になったと思います。今でも水夏希の時代に戻れたらいいのに・・と我が家の姫はよくこぼしてますけどね。
(いいのっ!だいもんがいるんだからっ)
音月桂(舞羽美海)・・・不運過ぎたトップスター
84期。同期に北翔海莉、未涼亜希、白羽ゆりなど。
典型的な雪組系トップスター。つまり優等生なんです。
生え抜きで、2001年「猛き黄金の国」の新人公演主役では本役さんより上手だと絶賛され、同じく2001年「アンア・カレーニナ」のセルフホスコイは、とても下級生とは思えない演技を披露、2002年「追憶のバルセロナ」のフェイホオではとにかく目立つ役回りでどうやら正塚先生に気に入られているみたいと感じました。
2002年バウ「ホップスコッチ」ではピーター役。
私、日本青年館の初日に行ったのですが、まあ席がガラガラで気の毒でした。この頃、ちょっと小生意気だったのか、自分の実力に自信があったのか、共演で最も上級生の立樹遥に対してかなり生意気発言しててちょっと怒った記憶があります。
立樹遥は自分が自分がーーというタイプではないし、壮一帆もその頃はまだおとなしかったし・・優等生の音月が得意になるのもしょうがないのかもしれませんけど。
「春麗の淡き光に」新人公演もやっぱり本役より上手で、日本物がとても似合う男役でした。ここらへんから快進撃が始まり、笑顔がとっても可愛らしくかっこよく歌も演技もダンスも上手という将来有望な男役・音月桂はさっさとトップになるのかな?と思われていたんです。なんせフィナーレのエトワールを3回もやってるし、「仮面のメサイア」でも羨ましい程いい役に恵まれていましたし。
あまりに順調すぎる下級生生活だった為なのか、トップになってからは散々でした。
まず、水夏希のさよなら公演が正塚作品「ロジェ」だった事。いつもの暗い話で何だかなあと思っていた所に、まさかプレお披露目2010年「はじめて愛した」も正塚作品だった事。
専門家からも「何で立て続けに正塚作品なのか?音月桂は明るいスターなのに暗すぎて」という意見が多かったです。
2011年「ロミオとジュリエット」雪組版から同期の未涼亜希がやってきてサポート・・まではいいけど、相手役が舞羽美海に決定したんだよね?というタイミングでまさかのジュリエットダブルキャスト。しかも相手は入団したばっかりの夢華あみで、彼女は96期のいじめ事件に深くかかわっていた子で、せっかくのお祝いムードが台無しになってしまいました。
夢華は当たり前ですが入団したばかりで体も出来上がってないし、演技もド下手だったし、何がどうしてこういうキャスティングになったのか不思議でしょうがない。
といった所に今度は東日本大震災が起きて、それでも上演し続ける宝塚に批判の矛先が向き、毎回組長が言い訳のごとく「上演させて頂いてます」の挨拶と、組子がロビーで募金活動するとか・・まさにめちゃくちゃ。
2011年「ハウ・トゥ・サクシード」と2012年「フットルース」はDVD化もされず、抹殺状態。2011年「仮面の男」は児玉明子のせいで、劇団が異例の措置をとり、東京公演のみがDVD化される事に。
谷先生の「SAMOURAI」は「皆殺しの谷」が出ちゃった作品で駄作。「ドン・カルロス」はまさかの木村信司で「心から心へ」の楽曲しかいい所がない作品。
ここまでくると本人も辞めたくなる気持ちがわかります。
結果的に「JIN-仁」で同期の北翔海莉と未涼亜希の3人そろい踏みで有終の美を飾ったけど、「GOLD SPARK」は高嶺ふぶきのさよなら「ゴールデンデイズ」に匹敵する程さよなら色のない作品で気の毒でしたね。
その後はEXILEの事務所入り。つい最近の「越路吹雪物語」では久しぶりの男役姿と笑顔の美しさで我が家の姫が号泣。
ドラマ向きの顔でもあるし、舞台よりそっちの方がいいんじゃないかなと。
壮一帆(愛加あゆ)・・・タナボタトップスター
82期。同期に涼紫央
1996年 → 花組
2001年 → 雪組
2006年 → 花組
2012年 → 雪組でトップ
動きだけ見てると香寿たつきに似てなくもないですが。
雪組時代からしかしらないのですが、その頃の壮一帆は押しの強い音月桂の迫力に負けていたような気がします。単独で何かやれば品もあるし上手なんだけど、肝心の「華」の部分で音月などに負けていたというか。
2003年「春麗の淡き光に」ではとても優しいおにいちゃまを演じて、感じがいいなと思いましたがショーになるとあまり目立たないんですよね。
2003年「春ふたたび」はスカステで見ましたが、本当に素晴らしい貴公子で、日本物がこんなに似合う人だったんだと再確認。
2004年「送られなかった手紙」は実際に見に行ったけど記憶なし。
2004年「あの日みた夢に」あたりで、ちょっと存在感が出て来たかもという所に2005年「DAYTIME HUSRER」で敵役に挑戦。力の入った演技で魅了。
それでも雪組時代はいずれ音月桂に抜かされるだろうと思っていて、いわゆるトップ候補ではないよねと思っていました。遠慮があったのか、周りがそうさせたのか、今一つ個性を発揮できずにいたような気がします。
が!2007年に花組に返り咲くと、やりたい放題が始まります。「明智小五郎の事件簿」から何かがふっきれて好きにやろう!みたいなムードが出て来たんでしょうか?
演技に多少の雑さが出てきた理、滑舌が悪かったりと欠点も見えて来たのですが、それでも「だからなに?」的な開き直りが功を奏したようです。
2009年、真飛聖のお披露目公演「太王四神記」ではプルキルを演じて大好評でしたけど、大空祐飛の組替えで、またも3番手に落ちた?と思ったら、大空のご栄転でまたも立場がアップ。
真飛聖をトップとして立てるという姿勢が全然みられず、「花組らしさは私が持ってう」的な自信に彩られた2番手時代。あまりにもタイプが違い過ぎたトップと2番手のぎくしゃくが見えてしまいました。
2011年、蘭寿とむが宙組から返り咲いて、二番手が続きますがこちらではどんなにやりたい放題しても蘭寿がどん!と構えていて息もピッタリで。でもこのままだと壮一帆は専科かなあと思っていたりもしたんですが、音月の早期退団により、タナボタでトップになりました。
本人も早霧せいなへのつなぎだとわかっていたんでしょうね。3作で退団。
2013年「ベルサイユのばら」フェルゼン編・・これは作品がベルばら本来の話から離れているようにも見えましたけど、よく頑張ったなと。
「SHALL WE DANCE」もそこそこの出来。でもショーの「CONGRATULATIONS 宝塚!!』 はただうるさいだけ。滑舌が悪いトップと2番手が歌うんですから、聞いてる方が大変なくらいでした。
ラストの2014年「前田慶次」はいい作品で有終の美を飾ったなと思います。
今じゃすっかり綺麗なお姉さまですけど、でも舞台で活躍しているようで嬉しいです。
早霧せいな(咲妃みゆ)・・・荷が重すぎた?
87期。最初は宙組配属 → 2006年雪組へ
この人程、トップの羽根を背負いながらついにトップスターらしくあった事がなかった唯一の人だと思います。
どんなスターでも立場を与えられれば何とかトップに成長する。だけど、この人は最初から最後までトップスターのオーラを放つことなく、ただ淡々と仕事をして、成長もなく、優等生の望海風斗のかげに隠れてしまった人です。
雪組に組替えになった時から路線にいたのは知っていますし、このまま順調にいけばトップスターだなあと思っていました。
でも正直、早霧せいながトップになって雪組がどんな組になるかという事が想像できず、どういう役柄を与えたら輝くのか、それもわからなかったです。
体育会系でダンスがとっても上手ではあったけど、あのひどい悪声と滑舌の悪さはせっかくの作品を意味不明のものにしてしまうし、表現力のなさも際立ってしまった。それを感じたのは2015年「星逢一夜」で、間の取り方とか、セリフの喋り方とか、演じ間違いも結構多くみられて、ちょっと残念でしたね。
さらにショーになると歌が全然だめで歌詞も聞き取れないくらい。大事なところは全部望海風斗にやらせてたなあと。
歌劇団も見た目のよさを強調したかったのか、ルパン三世やるろうに剣心などキャラクターの再現率で早霧の人気を上げたような気がします。
最後の「幕末太陽傳」は雪組と早霧せいなには荷が重すぎたと思います。
主役が下手からさらーーっと登場して、え?今のチギだよね?というくらいの存在感のなさ。また、間の取り方が悪くて・・作品自体ちょっとだらだらしてはいたんですけどね。
そんな早霧せいなですが、退団して「るろうに剣心」再演するようですよ。
望海風斗(真彩希帆)・・・おそらく歴史に残るトップスター
89期。
サブタイトルを読んだら我が家の姫ちゃんはきっと「だいもんだから贔屓してる」というだろうなあと想像がつくのですが。
私が望海風斗を発見したのがかなり遅かったので(2012年花組「復活」ミハイロフ役でそんなにセリフがないのに、何だか上手な人がいるなと思いました。あとから「虞美人の桃娘?」とびっくりしちゃったんですけど。
それから芝居でもショーでも注目するようになり、作りの大きい思い切り頑張るタイプの男役だという事はわかりました。
特に2013年「オーシャンズ11」のテリーではあまりに演技が上手、歌も上手なので今すぐトップになってもいいんじゃないか?と思った程。
それから2015年に雪組に組替えになり、そこからはっちゃけてプロ根性丸出しの「私が本当のトップスターです」的な活躍をするように。
「星逢一夜」の源太はかっこよくて優しい人だったし、「La Esmeralda」でも歌唱力を一人でカバー。
スカステで見た2015年「アル・カポネ」をちらちら見てたのですが、次第に夢中になって目が離せなくなり、あの声はどこから出てくるんだろうと。
2016年「ドン・ジュアン」に至っては話がめちゃくちゃなのに、ひたすらあの熱さに圧倒されて全部見ちゃったという感じです。
原田諒と生田大和は心から望海風斗に感謝しなくてはなりませんね。
脚本のあらを埋める程の演技力が望海風斗にはあるということで、ゆえに組子に頼られっぱなしにされるのは困るし、真彩希帆とラブラブ感がなくなっても困る。
男役は「型」であり、愛を演じることが上手でなければいけないので、そこらへんの胸キュン感がもう少し欲しいかなと思います。
ティアラ特集は以前にもやりましたけど、おさらいで。
ティアラ・ティアラ4 ティアラ・ティアラ3 ティアラ・ティアラ2
今回、多少以前の記事とダブる部分もありますが「VOGUE」に紹介されたティアラを中心に紹介します。
ガールズオブグレートブリテンアンドアイルランドティアラ
ジョージ5世妃(左)の結婚祝いとして贈られたティアラが孫であるエリザベス女王に受け継がれた。
ジョージ4世ステイトダイアデムティアラ
1821年、ジョージ4世戴冠式の為に制作、その後、ヴィクトリア女王→メアリー王妃 → エリザベス女王の戴冠式で着用。
バーミーズルビーティアラ
1947年、エリザベス女王の結婚祝いとしてミャンマーから贈られた100個のルビーを1973年にティアラとして完成。
ヘイロウティアラ
1936年ジョージ6世が妻に贈ったカルティエのヘイロウティアラでキャサリン妃が結婚式で着用。エリザベス女王の妹、マーガレットもしばしば着用。
オリエンタルサークレット
ヴィクトリア女王の夫、アルバートが妻の為に贈ったティアラ。クイーンマザーがお気に入りだった。
ブラジリアンアクアマリンティアラ
戴冠式の祝いとしてブラジルからアクアマリンを貰って、ティアラとネックレス、イヤリングにしたもの。
クイーンメアリーズフリンジティアラ
1919年、ジョージ5世妃の為に作られたティアラでアン王女が結婚式で使用。
でもジョージ5世の妻であるメアリ―王妃って一体、いくつティアラを持っていたんでしょうね。
ザ・ウラジミールティアラ
1870年、アレクサンドル皇帝の弟、ウラジミール大公妃のティアラで、その後、メアリ―王妃が購入し、エリザベス女王に受け継がれた。
クイーンアレキサンドラズココシュニックティアラ
1888年エドワード7世とアレキサンドラ女王の結婚祝いに贈られたティアラ。
ケンブリッジラバーズノットティアラ
1900年初頭にメアリー王妃の為に作られたティアラ。
ロータスフラワーティアラ
エリザベス女王がジョージ6世からプレゼントされたネックレスをティアラに作り直したもの。
グレヴィルティアラ
貴族のグレヴィル夫人が身に着けていたものを友人であるエリザベス女王の母が受け継ぎ、カミラが結婚式で身に着けた。
デリーダーバーティアラ
1911年、ジョージ5世妃のメアリ―の為に制作された。現在はカミラが使用。
カミラがつけるには大きすぎるような気がしますが。(付け方が美智子ひみたい?)
ミーンダーティアラ
クイーンマザー → エリザベス女王 → ザラ・フィリップスへ
スペンサーティアラ
スペンサー家に代々伝わるティアラ。メーガンがこれを使うかもと言われていましたけど、違いましたね。美人のキティも将来使うかも?
ボルティモアティアラ
1870年代に制作。クイーンマザーがマーガレット王女の結婚式の為に手に入れた。
その後、2006年にオークションにかけられ1憶3200万相当で売却。
ジョージ6世サファイアティアラ
1947年にジョージ6世からエリザベス女王の結婚祝いとしてジュエリーセットとして贈られ、1960年代にティアラとして完成。
個人的な好みとしてはスペンサーティアラが1番ですが、ヘイロウティアラやザバースノットティアラも好きです。
こうしてみると、やっぱりジョージ5世の奥さん、メアリ―妃がダントツでティアラを所持していたようですね。大英帝国真っ盛りの時代でしたっけ?
また、結婚のお祝いとして宝石を贈られ、それをティアラに加工するという事もよく行われています。
日本の場合は、成年式のみで、美智子妃だけが東京オリンピック時にティアラを新調しています。