雅子妃と愛子内親王について
「この10年を振り返ると,雅子は,病気の治療を続ける中で,
体調をその都度整えながら,公私にわたってできる限りの活動をするための
努力を続けてきました。
そうした中で,昨年4月末に行われたオランダのウィレム・アレキサンダー国王陛下の
即位式への参列のため,二人そろってオランダを訪問できたこと,
また,昨年後半には,宮城県,福島県,岩手県の被災地を一緒に
訪問できたことを大変嬉(うれ)しく思っております。
雅子は,訪問と現地での行事出席の実現に向けて,
体調の調整にとても気を遣ったと思います。
しかし,本人の努力も実り,無事に訪問を終えることができました。
以前にもお話ししましたが,オランダ王室からのご配慮も頂き,
こうした訪問を実現できたことは,雅子にとっても一つの自信になったように思います。
このほか,昨年は,東京で行われた障害者スポーツ大会の開会式や
皇居宮殿での文化勲章のお茶会などにも二人そろって出席することができました。
一言でいうと「無理して行ってやったんだよ」感がつきまとう、ひどい文章です。
誰も皇太子妃にオランダへなんか行って欲しいと思わなかったし、東北も同じです。
それは「皇族」としての義務を果たす為にそうしたのではないのですか?
その「義務」に対して、押し付けがましく「体調の調整にとても気を遣った」とか
「本人の努力も実り」などという言葉をちりばめる事で、
「本当は行きたくなかったのに行かされた」感が満載で。
これを読んだ多くの国民は多分「そこまで大変ならいかなきゃよかった」と思うでしょう。
まして「努力が実って」オランダへ行ったはいいけど、大恥をさらして国益に
ならなかった。これは皇族としての「失敗」に他ならないのでは?
「この訪問が実現できた事が雅j子にとっても自信」という文は、毎回
同じような文章を組み込みますが、どこまでも「自己中心的な考え」である事に
間違いありません。
そもそも誰の為にオランダへ行ったのですか?誰の為に東北へ行ったのですか?
雅子妃の「自信」の為ですか?
これまた「本当は行きたくなかったのに・・・」という裏の言葉がある。だからこそ
「自信」に繋がったなどと言うのだと思いました。
小さな子供じゃあるまいし、いちいち「出来た」事を列挙しなくても・・・と思います。
このように,雅子は,確かに快方に向かっておりますが,
これですぐに活動の幅が広がるわけではないと思います。
お医者様からもご助言を頂いているように,体調を整えながら,
まずは,できることから少しずつ時間を掛けてやっていってほしいと考えております。
国民の皆様より私たちに対して温かいお気持ちを寄せていただいておりますことに
改めて心より感謝の気持ちをお伝えいたします。
「出来ること」というのは何なんでしょう?
雅子妃も50歳です。「出来る事」を始めるには遅すぎませんか?
人と言うのは残念ながら歳を取って行き、出来る事がだんだん少なくなって
行くものなのです。
10年以上、何もできなかった人が今さら「出来る事を始めよう」と言われても
出来るものなのでしょうか?
それが唐突な「オランダ訪問」や「被災地で限られた人にだけ会う」事なのか。
私達からみると、10年前と何も変わっていないし、むしろ退化しているように
見えるのですが。
また、目標をどこにおいているのかさっぱりわかりません。
目標もないのに「出来る事から」と言われて頑張れる人間はいないでしょう。
また,愛子が,もうすぐ初等科の卒業式を迎えるのかと思うと,
大変感慨深いものがあります。6年前,一緒に入学式に出席したことが,
昨日のことのように思い出されます。
愛子は,この6年間,多くのことを学びました。
また,勉強だけでなく,友達にも恵まれ,クラブ活動など課外活動を通じ,
幅広い経験と多くの仲間を得ることができたと思います。
昨年夏の沼津海浜教育の際には,500メートルの距離泳を完泳するなど,
随分たくましくなりました。
昨秋の運動会では,6年生が,初等科生活の集大成として全員で行った組体操に参加し,
見事なピラミッドを創り上げるなど,友達と協力して演技をやり遂げたことは,
本人にとっても良い思い出となったと思いますし,
初等科を卒業してもこのような心に残る思い出を大切にしてほしいと思います。
愛子は,この春から学習院女子中等科に進学することとなりますが,
これから,より多くのことを勉強し,社会と接する機会も多くなると思います。
愛子には,知識を吸収し,さらにそれを社会で実践していくために,
自分で考え,行動できるようになるとともに,
周囲への感謝の気持ちや配慮を大切にしながら,健やかに育ってほしいと思います。
ここらへんは父親の感慨というより、母親の感情のように見えます。
父親の感想としては細かすぎて不気味です。
水泳や運動会のピラミッドなど、普通の子が普通にやってる事を殊更に
「やり遂げた」と持ち上げるあたり、親ばかすぎるのですが、ある意味
「障碍」の暴露のようにも見え。
とはいえ、永遠にカミングアウトしない気なんだなと思いました。
両陛下には,雅子の体調をお気遣いいただき,
そして,愛子の成長を温かくお見守りいただいていることに心より感謝
申し上げております。
また,国民の皆様に温かく心を寄せていただいておりますこと,
多くの方に愛子の成長を支えていただいておりますことに心より感謝しております。
出たーーありがたや「感謝」発言。なんでもかんでも「感謝」といえば
いいと思って。