名無し様が教えて下さった「ねずさんのひとりごと」のおかげで
対馬丸は1隻ではなく、もう2隻あった事。
護衛艦はそっちを守らなくてはならなかった事を知りました。
この事実を知ったあとで、「皇室日記」を見ると、両陛下は対馬丸記念館の人達の
策略にはまったのか、あるいは陛下ご自身も同じように考えているのだと思いました。
陛下は軍隊を身近に見て来たのです。
疎開先では軍の人間が守り、報告をしていたそうです。
その時に「特攻に意味があるのか」とおっしゃったそうで。軍がどう答えたのかはわかりませんが。
その時のわずかな不信感が、後々バイニング夫人の教育によって増幅された。
その軍のトップにいたのは「大元帥陛下」であった事を考えると、陛下の頭の中の
昭和天皇というのは、やはり「戦争責任を果たさなかった天皇」というイメージが刷り込まれているような
気がします。
だって。記念館での「護衛艦はどうしたの?」って
「護衛艦は逃げてしまいました」を信じちゃったろうなあ
(じゃあ、どういう質問がベストだったかといえば・・・・「なぜ民間の船なのに沈められたの?」
じゃなかったかなあ)
それ以上の事は知りたくもないんでしょうね。そして自分と同年代の子供達が
日本軍に見捨てられたせいで芯だと思い込まれるんでしょう。
魚雷を撃ったのはアメリカなのに。
齢80の陛下は今さら考え方を変えられないでしょう。
「天皇は孤独な存在」「憲法順守」を改めて誕生日会見でおっしゃったのには
人生の清算というけじめ意識もあったのかもしれません。
そして、そんな父に育てられた長男は、見事なくらい左側によってしまった。
なんせ嫁と舅が反日思想を持っているんですものね。
天皇と皇太子、二人そろってほぼ同じ時期に「憲法順守」を掲げた背景には
やっぱり「集団的自衛権」に対する政治的な反発があったかもしれません。
法律=戦争・・・のような
オフ会でも話題に出たのですが、両陛下が敬愛するバイニング夫人は、日本の象徴で
ある今上天皇に反日思想を植え込んだとんでもない女性であったという事ですね。
だからこそ、陛下はご自分の代で天皇家を潰そうとされているのです。
不幸の上に成り立つ地位など必要ないと思っているんでしょう。
慰霊の旅もここまでくると「自己陶酔」でしかない事にいつか気づかれるでしょうか。
夏ドラの前ですが、ぜひみなさんBSプライムで日曜にやってる
「プラトニック」を見て頂きたいです。
とはいってもあと2回で終わりなんですが。
再放送、オンデマンド・・・何でもいいから見て欲しいです。
これ、作者は野島伸司なんです。バックに流れるのはビリージョエル。
最初は旬を外れた女優、中山美穂と堂本剛の不倫もの?と思っていたんですが
とんでもないお話でございました。
中山美穂演じるサラは、長年心臓を患って病院にいる自分の娘を助けようと必死。
離婚した夫は社長で金持ち。彼女自身はコンビニ経営をしている。
そんな時、「娘さんに心臓をあげましょう」という青年が現れる。
それが堂本剛。
彼は脳に腫瘍があり余命宣告を受けている。ゆえに自分が死んだら心臓をあげると。
その為にさらと青年は結婚します。
話が盛り上がってくるのはここから
「死とはなにか」
「生きる事は何か」
「孤独」
そんなテーマが次から次へと押し寄せて、さらと青年は心から愛し合うようになるのです。
とにかく脚本がしっかりしているというか、まるで舞台を見ているかのようなんです。
それぞれのキャラの役割がはっきりしており、大きな事件が起きるわけではないけど
登場人物の心情がよくわかるというか。
野島伸司といえば、物議をかもしだす作家というイメージがあるかもしれませんが
彼の脚本はいつもどこか芸術的で奥深いんです。
「あいくるしい」「理想の息子」もセリフが非常に生きている。
関わった「明日、ママがいない」もタントツで考えさせられる秀作でした。
過去には「人間・失格」「高校教師」などちょっといきすぎの感があったと思います。
特に「この世の果て」はすごかった・・・・絶望感ひしひしで。
あれから20年ですか。
彼の心の中に何か「救い」のようなものが芽生えて、今、究極の形になったんでしょう。
堂本剛。
「人間・失格」以来の素直で優しい青年を演じてくれて、それがまた素敵で。
もう一度こんな彼を見る事が出来た事が奇蹟です。
一時は復活出来ないんじゃないかと心配したけど、大丈夫。
ボーカリストとしても俳優としても落ち着いてくれれば・・・・・
中山美穂も思う程老けてはいないし、役にあってます。
吉田栄作、小泉孝太郎、尾美としのり、それぞれがキャラ立ちしててすごくいいです。
ぜひぜひ見てください。