いやーー毎度蒸し暑い事で。
なんていうか、梅雨は辛いですわーー 体中にカビがはえそうになりますねん。
そやかて梅雨をなくしてもあきません。
そしたら水不足になってしまいます。
つまり梅雨があるからこそ、その辛い時期があるからこそ日本はいい夏を迎えられるんですわ。
雨降って地かたまる。雨降って花火が綺麗。たまやーーなんてね。
最近はそんな「梅雨」を経験しない若者がおりますゆうてね。
役所の受付の方も驚きはって。
「あのーー年金免除の申請をしたいんですけど」
「へえ。じゃあ、この申請書に書いておくんなはれ」
でも・・受付さん、はっとして相手の顔を見ます。どうみても70超えてますがな。
いやもしかしたら80かもしれへん。
80いうたらああた・・年金、貰う歳やあらへんか? 何で免除申請・・・・
すると、この方、申請書を持ってきはりました。
おや。申請者はこの人の息子・・・息子さん?歳は・・・・40いくつや。
受付さん、申請書を色々じっくりみますわね。
「ええっと、去年は非課税やったんやろか」
「へえ。うちの息子、働いてませんの。旦那の扶養に入ってますわ」
ええっ・・・・だってお父さん、80は超えていまっせ。
べっつに障害者でもあらへんのになあ・・・・
世の中あべこべや。
そうかと思うと、ある日、ダンディな背の高い男性がきはりましてな。
「すいませーん。印鑑登録したいんやけど」
「へえ。印鑑と写真付の証明書があれば・・」
「いや、うちのやあらへん。家族のや」
「ほんなら今日は登録できません。書類書いて貰って送りますさかい、後日、持ってきてくれはります?」
後日、そのダンディな男性がきはりましてな。
さあ、いよいよ印鑑登録、ついでに証明も・・・・と思ったら
「登録する方の確認できるもんお持ちやないと」
けったいな窓口さんがいわはりますのや。
「へえ?うちのだけじゃいけませんか?」
「へえ・・・・すんませんなあ。あらためて・・・」
「うーん、ちょっと本人に連絡とってみますさかい」
数時間後、そのダンディな男性が連れて来たのは・・・・なんと息子やってん。
しかもその息子はん、お腹の大きな嫁連れて。
平日の真昼間。役所の窓口に立って息子の免許証差し出して印鑑登録するおとうはん。
印鑑証明まで申請しはって。登録が400円。照明が300円。これもおとうはん持ちや。
息子は椅子に座って嫁とスマホをぴこぴこ。
世の中あべこべどすなあ。
昔から親は大きな壁やいいます。その壁を乗り越えようとする子供。いいですやん。
美談になりますやん。
でも平成の世の中はあべこべどす。
なんせ皇室がそうなんですからねえ。
知ってはります?陛下・・・22日から気仙沼に行かれるんやて。
ついこの間、沖縄へいかはって。皇后様はめまいにおそわれて大変やったといいます。
その頃、東宮さん達は5時間、娘の授業参観で中等科にへばりついていましたやて。
どんだけ暇なおもうさんや。どんだけ丈夫なあたあさんや。
80の老人が飛行機乗って沖縄行って対馬丸の慰霊。その頃50代息子夫婦は授業参観。
そして22日、今度は陛下は気仙沼へ行かれるゆうて。ありがたい事ですわ。
そやけど、もうそろそろそういうのは若いもんにお任せしませんか?
しつけないからやらないでいいと思ってる。だから世の中あべこべになるんや。
人間、引き際が肝心や。いつまでも現役気分では若いもんの芽をつぶします。
一時はざーーっと雨を降らせてカビだらけになるかもしれません。
でも、その後はからっと乾いてお日様が上り、ひまわりがさくんですわ。
人の上に立つお方々からまず、見本を見せて貰わないとねえ・・・・・
集団的自衛権の行使を容認
1日夕方の閣議で「集団的自衛権」の行使を容認する決定がなされた。
他国に対する武力攻撃が発生した場合に自衛権発動を認める要件として、
わが国や「わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃」が発生し、
国の存立や国民の権利が「根底から覆される明白な危険」がある場合、
必要最小限度の武力を行使することは「自衛のための措置として憲法上許容される」
とした。
日本を取り巻く安全保障環境が変容し、他国に対する武力攻撃でもわが国の存立を
脅かし得るとも指摘した。
とりあえずほっ 何というか・・・これよりもひどい状態に陥った時は憲法改正?
そんな日が来ない事を祈りますが。
とはいえ、「根底から覆させる明白な危険」ってどの程度の事なんでしょうか?
個人的には日本海に北のミサイルが飛んだだけでも十分に「明白な危険」だと思うし
中国軍機が領空を侵犯したり、尖閣海域を航行したりしても、十分明白な危険だと
思いますが・・・・・
日本ってば、ミサイルがばんばん飛んでも「日朝会議」やっちゃう国だしなあ。
日本は領空、領海を侵犯される事に慣れてて、それくらいじゃ驚かなくなっているわけ?
お花畑もいい所です。
先日のオフ会でも話し合った事ですが。
「平和」というのは努力なしに維持できるものではありません。
「平和を守る」為には、防御能力を強化する事が大事なのです。
今まで70年近く日本が戦争をしなかったのは憲法9条のお陰ですか?
いいえ、違います。
たまたま「東西冷戦」があって、「核」という緊張関係がかろうじて平和を繋ぎとめて
いたのです。
そして中国と韓国の戦後復興が大幅に遅れた事。これが平和の最大要因です。
それを勝手に「憲法9条のおかげで日本は戦争をしなかったのだ」と解釈する
人達が本当に多い。
集団的自衛権の行使が定められる=戦争に突入するというミスリードをする人達。
じゃあ、日本がどんな風になっていくのがお望みなのでしょうか?
「日本は戦争中に韓国の女性を強制的に性奴隷にした」
「日本は戦争中、人肉をくらった」
「日本は南京で何十万もの中国人を無残に殺しまくった」
「原爆を落とされたのも、東京大空襲も、沖縄戦も対馬丸も、元はといえば日本のせい」
こんな意識を日本の若い人たちに植えつけて、「日の丸も君が代も侮蔑の対象」にし
自分の国を誇る事が出来ず、中国人や韓国人に接する度に頭を下げて謝る国民。
そんな国民が住んでいる「平和な国」は必要ですか?
団塊の世代、昭和10年代生まれの人達に言いたい
あなた方の考える「平和国家」ってなんですか?
あくまで集団的自衛権に反対する人達、日本がどんな国なったら満足なんでしょうか?
ベトナム?フィリピン?ウイグル?チベット?