東宮職が「週刊文春」に抗議しました。
「週刊文春7月10日号」では,
「愛子さま衝撃のお言葉「先生大嫌い。私の言うこときかないから」」と題して,
愛子内親王殿下が初等科の先生に対して
「初等科の先生大嫌い」「私の言うこときかないから」と発言したとする記事を
掲載していますが,そのようなご発言はあるはずもなく,
事実無根であることは関係者の一致した認識です。
愛子内親王殿下には,中等科にご入学になり,
新しい環境にお慣れになりつつあるところであり,
ご成長にとり重要な時期におありになります。
そうした中で,同誌の記事は,あり得ない事実に基づき,
読者に誤解を与えるものであるとともに,愛子内親王殿下のご成長にとり
大切な静かな環境の確保を妨げるものです。
以上を踏まえ,宮内庁東宮職においては,「週刊文春」編集部に抗議するとともに,
訂正を求めました。また,
これまでも報道関係者に対して,愛子内親王殿下のご成長を
静かに見守っていただくようお願いしているところですが,
「週刊文春」編集部に対して,十分な配慮を強く要望しました。
誰が考えたか丸わかりの文章ですが、ボキャブラリーの貧困さに呆れるばかりです。
日本語では「あるはずもなく」というのは「実はあるのよ」という意味になる場合が
多いです。
「言外に忍ばせる真実」とでもいいますか。
それを理解せず、ストレートに「筈がない=ない」と訳してしまう所が
東宮職(と称する皇太子妃)の浅はかさ。
ないならはっきりと「そういった事実はありません」と言えばいい。
また「関係者の一致した認識」というのも、裏を返せば
「本当はそうでない意見もあるけど、表向きは一致したという事にする」
という意味がありますよね。
つまり、この文章を要約しますと
「「先生大嫌い、私の言うこときかないから」なんて愛子内親王が言う筈が
ないわけで。仮に似たような事があったにしても「なかった」というのが
学習院、東宮職、皇室の一致した考え方なんです。
ゆえに、これ以上愛子内親王についてああだこうだ言うのをやめなさい。
どんなにすっぱ抜いても「なかった認識」は変わりませんから」って事です。
このような回りくどい文章に惑わされる国民はもういないと思いますけど
「恫喝」として「通じた」と東宮職は思っているでしょうね。
で、ここで語られないけど「事実」として表現されていることは
愛子内親王の不登校は事実
愛子内親王が遅刻を繰り返している事も事実
オール学習院の時、椅子があったにも関わらず立ち食いしてた事は事実
「これ」「ごみ」は事実
中等科では部活に入っておらず、中学受験組とは親しくなく、初等科からの
友人数名を顎で使っているのは事実
これまで東宮御所の「お楽しみ会」は愛子内親王の友人を増やす為の人参だった
事は事実
廊下でぶつかっても「ごめんなさい」を言わないのは事実
初等科を言いなりにさせた事は事実で、それが中等科でも通用すると思っている
事は事実
愛子内親王は自分が直すべき部分をわかっていない事は事実
という事でしょうか?
そして東宮職が否定したいのは「不登校・遅刻」ではなく
「先生大嫌い、私のいう事きかないから」と言った事の方。
まあ、内親王が目上の教師に大変失礼な事を言った・・・なんて事実が残るのは
困るけれど、不登校や遅刻だって十分に不名誉。
よほど、つつかれたくない事だったんでしょうね。
要するに「見た目」ばかりを気にして物事の本質をみない皇太子夫妻の心根が
透けて見えているのではないでしょうか?
っていうか、東宮職さん。
悔しかったら記事全部を逐一否定してごらんなさいよ。