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Channel: ふぶきの部屋
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ただいま帰りました  2

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 暑がりの私に・・・・

郡山は暑かった・・・今年は雨も降らないという事で、庭の花が枯れてる。

5月?に私が持ってきた薔薇も消え果て。

「土が合わないのね」とか言われたけど。そ。そういうものなの?

確かに除染後の土はあまりよくないみたいですけど。

っていうか、水をやらなきゃ枯れるに決まってるじゃん

 

部屋の中は一応エアコン+扇風機が回っており。

何でも宮妃が自宅で熱中症になり、点滴をしたので、以来、仕方なく

エアコンをつけているとか

「暑さも感じなければのども乾かない」んだそうで。

リビングはエアコン+扇風機だけど二階の寝室は結構暑い。

風が吹いたって暑いものは暑い。

「更年期なので」と言い訳をしたら

「更年期かもしれないけどそんなものは気のの持ちようでなんとでもなるだろう」

と宮のご発言。

いきなりこういう事言いだすから嫌なのよ でも「暑い」と言い続けたおかげで

リビングの隣の和室に寝ることに。

それでもそっちにはエアコンの風が行かないので、私は夜中までリビングにおりました。

 

 郡山宮は左巻き

たまたまテレビをつけたら中居君の番組で、横井庄一さんの話をやっており。

どこまでも終戦を知らずにジャングル生活をする横井さんを宮夫妻は

「何で早くわからなかったのかしらねー」と。

そうだけど、あの当時は・・・・って感覚がないのね。

釣瓶は「戦争はいかん。戦争しない国だから日本は愛されている」という発言に

私はちょっと「それは違う」と思いました。

日本が愛されているのは、一つには敗戦国でありながら経済発展を成し遂げた

ミラクルドリームの国だからであり、という事は経済戦争では勝って来たわけでしょ。

武器をもってやるだけが戦争ではないという事。

それからやっぱり日本人の民族性や伝統が愛されているんだと思います。

確かに横井さんのような人を出した事に関しては非常に悲しい出来事だと思います。

あの当時は「恥ずかしながら帰ってまいりました」が流行語になったり、

横井さんの物まねをしたりという風潮がありましたけど。

生き残りを馬鹿にするような風潮だったのかなと

「戦争を止められなかった日本が悪い」という思想が一般化してたからですよね。

宮もそうで、「結果的に戦争は皇室の責任」と言い切りました。

黙っていたけど、本音はむかついてむかついて。

墨ぬり教科書世代は、一夜にして価値観が変わった事を「国家は嘘つき」ととらえている

のではないかと思います。

宮妃は「学校で勉強した記憶ないから」というし、夫婦ともども親が徴兵されなかった

(体が弱かったとか、色々理由はあるけど要は徴兵検査に落ちた)

ので、戦時中に生きていたわりには戦争の緊迫感に欠ける生活だったような。

だけど、しっかり戦後の「戦争をしない」教育だけは受けてきたのだかなと。

本当は聞きたかったですよ。何で皇室に責任があるのかと。

でも、それを言っても老い先短い夫妻と喧嘩するわけにいかないし。

ただ黙っておりました。

 

 人の話をきかない宮妃

歳のせいなのか、最近読んだ本のせいなのか。

やたら前向き発言が多い宮妃ですが、結果的には私の話は聞かないという事に

気づきました

宮妃の親戚の法事があって、飯能に行ってきたそうです。

そこは3世代同居の家。

出来た嫁様で(いつもこういう話になる)夫の両親に可愛がられ、すっかり頼られている。

最近、孫達が独立して6人家族が4人になってしまった。

そこに嫁の父が具合悪いとの知らせ。妻を亡くして一人暮らしの父を思い

嫁は暫く父と同居する事に。

それを聞いた舅・姑は「うちらを捨てるのか」とお怒り

息子が「俺が残るからいいじゃないか」といっても「息子より嫁」と言ってきかない。

狭い家をものすごく綺麗に保ち、料理も上手な嫁は姑たちの命の綱のよう。

そんな話を宮妃にされたので

「でも、今まで嫁さんは御姑さんに仕えて来たんですし、少し好きにさせてあげたら」と

言ったら

「でも、いい嫁さんでねえ。あそこの家は子供と親が何でも言いたい放題出来る家なのよ」

と言い出し。ああ、人の意見なんか聞きたくないわけねーーと思って、また黙ってしまい。

どうも郡山へ行くと無口になるわーー私

おまけに、靴摺れした所がひどくなってしまい、包帯を巻かないと歩けない程に。

疲れが出たのか、終始ぼーっとしている私に、さぞや腹の中はお怒りだったでしょう。

 

 ジュニアと姫について

ジュニアと姫が小さい頃、夫婦共働きだったので、夏とか冬などは

長期に宮夫妻に預ける事が多かったです。

それこそ生後10か月くらいから預けてました。

その当時は「母たるもの、子育てより仕事を優先するとは何事か」とか

「出産だからって上の子を預けるとは母の愛がないのか」とか

散々言われましたよ

でも、今、語る事と言ったら「ジュニアと姫が小さい頃には、あっちへ行った。こっちへ行った」

こればっかり。

スキーや水泳をさせた事、ジュニアはすぐに車酔いをした事等々。

それを本当にいい思い出として何度も何度も語る宮夫妻に

何だかなあ・・・の思いが。

だったら「あの時は色々ひどい事いってごめんね」くらい言って欲しいわ。

姫が電話をかけてきて「家族をよろしくお願いします」と言ったら、感動しまくっていたしなあ。

こんな祖父母孝行な孫ってそうそういないよ・・・・なんちゃって。

 喜多方にちょっとがっかり

着いた翌日。喜多方へ。

蔵の街 と思ったら駅前のさびれっぷりが半端ない。

蔵が密集している場所は小さな塊になっているのね。

しかも付近でお祭りがあるせいか、観光客ほったらかし状態。

福島県ってあまりにも商売っけなさすぎる 不親切を通り越して無愛想だよ。

 

  捨てられない

宮夫妻が何でも大切にすることは素晴らしいと思います。

「もったいない」精神がしっかりと守られて。

でも、やっぱり生ものを翌日まで保存とか・・・お願い。やめて。

冷蔵庫の中、少しすっきりさせて。お願い。

私が「先日、お友達のお家へ行ったら素敵な器が沢山あって」なんて話をしたら

早速「我が家で一番古い九谷焼」を出して来ました。見事に壊れた急須が憐れ。

それから戸棚の中の食器や鍋などを出しては

「どうせ死ぬだけだから全部捨てようと思って。でも捨てられないの。持って行かない?」

と言うので「入れる場所がありません」と答えたら、最初は「そうよね」と言っていたのに

3度目くらいになったら「いや、ある。ママがもっと片づければいいんです」になっちゃった。

「死んだらこの家、どうなるんだかね。あんた達も処理するのが大変だから

捨てようと思ってねえ」こればっかり。

いや、この家、壊さないから・・・・そんな事より戸籍謄本とか通帳のある場所とかを

教えて老いて貰った方がいいんだけど

 

帰って来る日の午後、旦那が疲れてぐーぐー寝ている間に

宮妃と洗濯物を畳みながら、宮妃の話を聞いてたんですけど

わたしが、ひどいうつ状態だった時に財布を旦那に預けた事が今もって許せないようで

「女が家計を管理しないから今のような状態になった」と何度も言うんです。

宮妃の「夫婦は思いやりだから」の言葉の裏は

「妻が我慢しろ」という事で、何があっても息子は悪くない。私は息子の味方って話ですね。

「うちだって苦しかったのよ。ボーナスを一銭も使わず学費にあてて」とか言ってたけど

宮夫妻は社宅住まいで光熱費ただだったんだよ。

・・・・と、言いたかったけど我慢。

 

あのね。御宅様の息子さんのせで、私、仙台に帰る事が出来ませんの。

たった一つの家と土地も失いましたのよ。

お墓も建てられず・・・・だけど、こうやって郡山には来ますの。

お墓詣りだけはしますの。そういう事、話しても「うちの息子は悪くない」と言い張る宮妃。

ますます無口になる私でした。

 

不思議な事に、帰ってきたら靴擦れが治っちゃって。

やっぱり結構なストレスだったんだなあと。 

 


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