「すべてはNのために」はとってもおもしろいなと思いました。
窪田正孝&榮倉奈々・・結構お似合いですし、「青春」という気がします。
あのお母さんの壊れっぷりが・・・(父もだけど)
最後まで突っ走って欲しいです
「刑事・吉永誠一」はキャラクターの性格がいきなり変わっていてびっくり。
小泉ジュニアには乱暴な言葉遣いは似合いません。
もうちょっと何とかならないものでしょうか。
「ごめんね青春!」今回のツボは「腐ったみかん」でした
いやーーこれがわかる年代っていうのが嫌だーー でもわかっちゃうんだよーー
はちゃめちゃな話ではあるけど、少しずつ理由がわかってきたような気がします。
「突撃!あっとホーム」でしたっけ?
宝塚駅の傍にあるもなかやさんの店主さんが引退というので
真琴つばさ・遼河はるひ・映美くららの3人がフラッシュ・モブを企画。
かなり面白かった。
何が面白かったって。もなかやのおばあちゃん。
榛名由梨や一路真輝からのビデオメッセージに一々お返事して可愛い。
齢80 なのに信じられないくらいしゃきしゃき歩いていらっしゃる。
80年も生きると、全てに感謝って気持ちになるんでしょうね。
「いやいやもう、ありがとうございます」と柔らかな関西弁で言われるとほっこりします。
「店にあまり来なくなったら出世したのかしらーーと思ってねーー」なんて
本当にお母さんのような優しさを感じます。
これが本当の「慈愛」なのかもと、ちょっと思いました。
・・・映美くららは本当に可愛いなあ 下手な娘役よりずっと。
小渕&松島氏のダブル辞任。
これだから女は・・・・・と言われる元を作ってしまったんですよね。
小渕さんはよくもわるくも「お嬢様」
長年主婦をやっていたら収支が恐ろしく違う事くらい気が付きそうなものだけど
しゃあないっか。トカゲのしっぽ切りをしなかっただけ偉いというか。
松島さんはよくわかりません。何で大臣になったのかも。
安倍ちゃん。女性だあら大臣になれるというなら、ぜひ私を少子化担当大臣に・・・って
ちょこっと言ってみた。
道化の瞳
場所;シアタークリエ
出演者;玉野和紀・屋良朝幸・梶原善・・保坂知寿・彩吹真央・畑中洋・中河内雅貴・上口耕平
佐藤洋介・大真みらん・白華れみ
初演から人気で上演を続けてきている・・・玉野氏のオリジナル人気作品。
白血病で骨髄移植をしたものの、再発して命が危ないケンイチが母の為に
絵本を書きました。
母は目が見えず、けんちゃんの世界は病院だけ。
1幕目はけんちゃんの病気に関する話。
2幕目はけんちゃんが書いた絵本の話。
それがリンクしていく・・・・という話です。
回りはすでに1幕目から鼻をすすっていたし、2幕目は多分号泣
全てのお客を泣かせる切なさ。
母と病気の息子の話という、設定だけで泣ける、しかも結末もわかりきっている
作品ながら非常に感動させて頂きました。
ストーリーとしては定番中の定番。
目が見えない母に「目をあげて」と死んで行くけんちゃん。
そのけんちゃんの分身のような道化の人形、チャーリー
何をどう言っても「とにかく泣けっ!」って感じ。
主演の屋良君は・・・はっきりいって「お母さんといっしょ」の歌のおにいさんみたい。
声の感じがそうなのよね。
ドクターの梶原善。この人がいて本当によかった この方の助演がなければ
成功しなかったでしょう。
彩吹真央の「ママ」は優しく、美しい。二幕目のチェリルは金髪のお嬢様なんですけど
これがとにかく可愛い
こんなに金髪が似合う人もいません。
大真みらんと白華れみのダンスも素晴らしかったし。
佐藤洋介の体の柔らかさもすごいっ
適材適所に人を配置したすばらしい舞台でした。
が・・・ちょこっとケチをつけるなら。
これがもし脚本コンクールに出したりしたら間違いなくボツになるだろうなと。
なんでか?
月並みな内容だからです。
はっきりいってどこにでもあるストトーリーで誰でも考えそうな話。
それがそうなっていないのは、「道化」というアドリブが入るから。
結構な時間をとってジャグリングやら輪投げやら・・・1幕目は戦隊ものの青いのが出てくるし。
そこで大いに笑わせておいて一気に泣かせる。
演出の妙でしょうね。
それと、二幕目のローガンは意味不明な存在。
チャーリーを見るなり「あんたの母親に金を貸して返してくれなかった」と責め立てたかと
思えばクーガンを「自分の子供かもしれない」といって肩にあるあざを探させる。
グリゼルダとペデリアという養子?が2人いて、その二人を変わらず愛しているけど
それでもクーガンが気になる
結果としてクーガンの母親だったかどうかは不明。
ここらへんの処理が甘い。あますぎると思います。
それと、チャーリーがラスト、チェリルに目をあげる為にわざと事故にみせかけて死んでしまうのですが
それに対してクーガンが必死に
「なんてことをしたんだ。人はそれぞれ役割をもって生まれて来たんだよ」と
自殺した事を責めるような言葉を残しているのに、結果的に自分の芽を母にあげてと
遺言を残す。
自殺と病死では全然意味が違うけど、チャーリーとけんちゃんとクーガン、
母とチェリルが表裏一体というなら、チャーリーへの言葉は必要なかったんじゃないかなと。
ここらへん、少し修正するとよりいい作品いなると思います。
とはいえ、彩吹真央みたさに行った甲斐がありました