記者 ; ご両親は学生時代に出会い,結婚されました。
ご自身のご結婚についてのお考えと,理想とする男性像についてお聞かせ下さい。
また,ご結婚で皇籍を離れる女性皇族の役割についての議論が続いています。
こうしたことの受け止めも併せてお聞かせ下さい。
佳子様 ; 結婚につきましては,将来的にはしたいと思っておりますが,来年の春から, また再び大学生になりますし,現在は考えておりません。理想の男性像は,一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております。
結婚で皇籍を離れる女性皇族の役割について議論がされていることは聞いておりますが,
先ほど結婚については考えていないとお話ししましたように,まだ私にとって実感として
捉えることのできる段階のものではございません。
記者 ; 問2でご自身のご性格について,ささいなことで口論になるような,導火線が短いということをおっしゃって おりましたけども,11月の秋篠宮さまのお誕生日の会見の時に佳子さまのことをお聞きしたところ, かつてかなり激しい口論とか応酬になったことがあるというふうにおっしゃってまして, また一方,非常に参考になるですかね,的を射た指摘をしてくれることが多いともおっしゃっておりました。 具体的な,こちらでご紹介いただけるようなエピソードがございましたら,ご紹介いただけますでしょうか。佳子様 ; そうですね,結構日常的によく口論になってしまいますし,私が様々なことを指摘してしまうことも
よくございますので,これといって具体的な例はございません。
記者 ; 会話の中で何かちょっと秋篠宮さまが佳子さまから見ておかしいとか,
何か変だなと思うことをちょっと指摘されるということがあるのでしょうか。
佳子様 ; そういうことです。
記者 ;ありがとうございます。
記者 ; 先ほどご趣味のお話の中で,体を動かすことがお好きだというような話で, 今も続けていらっしゃるというようなお話があったんですけれども, これまで体を動かされたもの,やってこられたことと,今続けていらっしゃることとは それぞれどういうものなのかというのを教えていただけますでしょうか。佳子様 ; これまでは,高校の終わりまでフィギュアスケートを続けておりました。
今では,これといって特にはございませんが,家の中で体を動かしたり,
弟と家の中や外で遊んだりしております。
記者 ; 悠仁さまとはどういう形で体を動かして遊ばれたりされているのでしょうか。
佳子様 ; 鬼ごっことか,縄跳びとかです。
記者 ; ちょっとお答えになりづらいことなのかもしれませんが, 学習院の質問の中で限られた一つの環境だと感じることがあったということをおっしゃっていましたが, これはもうちょっとどういうことかお話しいただければ有り難いのですが。佳子様 ; 私は幼稚園から高校までずっと学習院におりましたので。
記者 ; どういう時にそう感じる場面があったんでしょうか。
佳子様 ; そうですね。(と,少しお考えになる。)
例えば,私と同じように幼稚園から大学までずっと学習院に通っている方もいらっしゃいますし,
そうするとなかなか新しい方と出会う機会もありません。
そういうことも含め,同じ学校にいると,やはり限られた環境だなと感じることがございます。
記者 ; 私は長く担当しているもので,ご一家のですね,お出掛けの際の取材などで, 佳子さまがご両親の後ろに恥ずかしそうに隠れているというそんなお姿を見てて, 今の会見を拝見していて,そのお姿からちょっと想像つかないと言いますか, 感動したのですけれども,皇族としてですね,ご自身が他の方とは違う, 同じ学習院の環境の中におられて,ちょっと私は違う立場にいるんだ, ということをご自覚になったのはいつ頃からでございましょうか。佳子様 ;これといったきっかけはなかったように思いますが,小学生の頃からだったと思います。
記者 ; 何年。高学年。
佳子様 ; 低学年だと思います。
記者としては「女性宮家」に踏み込んだ質問をしたかったのだと思います。
しかし「まだ実感がない」とかわされた。
当たり前です。言質をとられる佳子様だと思ってるわけ?
高校までフィギュアを続けてこられた。かの内親王がスケート場を毎月貸し切るのを
見てどんな風に思われたか想像がつきます。
そういう事が「口論」になったのではと拝察します。父君としては「大人には大人の事情がある」
としかおっしゃれなかったでしょう。
しかし、この姫宮は納得できない事は追及せずにはいられない性格なのだと思います。
言質をとられるとしたら「幼稚園から高校まで学習院」だったーーというあたりで、愛子内親王の
留学に正当性をつけるかもしれませんね。ああ、うっとうしい。
悠仁殿下と鬼ごっこかあ・・・いいなあ。みたいです。