うちの職場の掃除をしてくれているおばさんは沖縄出身です。
大元は中城らしいけど、夫婦そろって「普天間出身」と言ってます。
その方と色々話をしたのですが。
「普天間って今、色々言われてるわよねーーでもね、基地が立ってから
うちらの家を建てたんだもん。何も言えないよ」
え?そうなの? 思わず自分の無知さに唖然
「要するに基地で生活が成り立ってたのよ。基地に土地を貸している人は
毎年すごい額を貰ってるんだもん。文句は言えない筈でしょ」
「でもでも・・・沖縄の人は基地のせいで生活を奪われて・・・」
「そんな事言ってる人いないよ。騒いでる人達が特別なんだってば」
やっぱりそうなのか。
「でもうるさいんじゃ・・・・」
「うるさいよーーお茶飲んでると頭の上、飛行機がぶうーーんと飛んで
がたがたがたって。でもそれをわかって住んでるからしょうがないさ。
私達が小さい頃に一度飛行機が小学校の校庭に落ちて子供達が
死んだ事があったの。そrが映画になってさーー婦人部に入ってた
近所の人に「見なさい」って言われてみたわよ。
長塚京三さんが基地に勤めている役で、みんなに責められるのよ。
基地のせいで子供が死んだって・・・あれみたらもう。涙でちゃった」
何だか・・・すさまじい。
こういうの、マインドコントロールっていうんじゃ。
映画を通して「基地があるから悪い」と言って、でもそれはアメリカがどうのと
いわず「許可してる日本が悪い」って話になるんだよね。
婦人部の方、大活躍だったんでしょうか?当時は
じゃあ、翁長さんは何を背景にあんなに頑固に拒否しているんだろう。
そういえば、いつかの「TVタックル」で「普天間に住んでいる人は本当はどう
思ってるの?」ってインタビューしてたけど、夜の店界隈の人はみーんな
「別にー基地があっていいと思ってるさー」って答えてたけど。
その時もやっぱり「騒いでる人は普天間の人じゃない」って。
そのおばさんと会話した日が5月15日。
沖縄返還の日だった事も何かのご縁だったんでしょうかね。
いや、それよりも。
私と一緒に働いている52歳の女性が
「何で沖縄の人の顔が独特なのか全然知らなかった」って言ってた事に
ショックを受けましたよ。
「昔「琉球の風」という大河ドラマを見た時から不思議だったのよね」と。
東山君の顔はどう見ても琉球じゃなかったよね。
沢田研二も。
私も乗っちゃって「昔、沖縄といえばフィンガー5だったよねー」なんて
笑ったけどさ。仲間ちゃんも国仲さんも比嘉さんも今ならキャスティングされるのかな。