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Channel: ふぶきの部屋
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ジュニアの入院生活

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 ジュニア君・・・・ひたすら食べたいっ

入院してからのジュニア君は、ひたすら退屈な日々を過ごしています。

雑誌を読んでもゲームをやってもテレビを見ても限界があるわね。

170センチの身長で体重が56キロになってしまい、自分でもヤバイと思っているよう。

体力も随分おちたし。

で、私が面会に行くと、出てくる話題は全て「食べ物」の話

「焼肉は安楽亭しかだめ?もうちょっと量を食べれる場所がいいなあ。

御寿司だったらスシローで20皿。ラーメンは・・・」といった具合。

随分、ふるさとを離れていたのに近所の店をよくご存知で 退院したらあっちもこっちも

行きたいとそればかり。

気持ちはわかるけどさ・・・

なんと言っても病院ですから食事は貧しいです。(公立の病院だしね)

ゆえに食べ物の事を考えている時が一番幸せなんですって。

「退院したら何食べたい?」

「カレーとマーボナス。ハンバーグ」だそうです。

 

 メールは電報?

ジュニアにメールをしても返事が来ないという話になり。

何で、返事をしないとかというと

「どういう文にしたらいいか1時間も悩むので、基本的にメールが来ても返信

しません。返信がないという事は大丈夫だと思って」

だそうです

思わず「そんなんだから彼女が出来ないんだよっ!何気ない会話文だって

あるじゃん」

「そんな事は電話で言えばいい事でメールというのは緊急時にしか使っては

いけないものだと思う」

だそうです・・・・

彼は、返信によって相手が何をどう思うかが気になってしょうがないらしい。

疑問形でメールが来た時、「わかった」でいいよね?って言ったら、ただその

一言では相手が不審に思う可能性があるので、絵文字等を使わないといけない。

それをどう選び、どう貼り付け・・・という事を考えるのがめんどうだというのです。

それじゃ21世紀は生きていけないよ・・・・と、小一時間。

何て小難しく考える息子なんでしょうか

だから言ってやりましたとも。

「ママだって返事がないとジュニアに嫌われてると思っちゃうもん。

絶対に返事欲しい」

と。

「少しは気を遣ってよ」

「家族に気を遣ってどうするの」

「いやでも・・・そこは思いやりっていうか、ママへの愛情?」

愛情・・・ないの?ツンツン君は。

とはいえ、こんなジュニアと会話が続くなんて家族じゃ私だけです。

ダディも姫も無理。

食べ物の話で1時間以上毎日出来るってそうそういないでしょ。

映画の話にしてもマイナーな作品や監督の話ばっかりだし。

マンガや雑誌の話にしてもそう。

いやいや、ジュニア君と付き合うのは大変ですわ。

彼からすると、私のようにブログを書いて発信するという感覚が信じられない

んじゃないかと。

ゆえに彼はツイッターもフェイスブックも無縁。

昭和の人です。

 


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