彬子女王
「母が公務に復帰し始めた時、三笠宮家に何の挨拶もなかったので
祖母がお手紙を書かれました。三笠宮家と仁親王家が一緒になるので
ちょっと話がしたいのだが、この日程ではいかがだろうか。公務に復帰するのは
その後にして頂きたいという内容でした。
ところが、母は『誰から来たのかもわからないのに受け取るわけにはいきません』と
受け取りを拒否したのです」
宮務官が届けても拒否。
「最終的には手紙をファックスするという形で送りました。
ところが、その後、母の主治医から『三笠宮家に行くと殿下から受けたDVの
ことが蘇って来て支障をきたすので、お会わせできません』という主旨の手紙が
来たのです
百合子妃はこのままでは仁殿下が悪者にされると思い、信子妃の
主治医いに会いたいと希望を伝えた。ところが、医師は
「患者の同意がなければ会えません」と断られた。
信子妃はそのままなし崩し的に公務復帰。
工藤
「私のような全くの部外者であっても、信子妃が公務に復帰なさった時は
さすがに驚きを禁じ得なかった。彼女には皇族として公務に出る資格が
あるものなのかという、率直な疑問を感じた。
なぜなら家庭を放棄し、婚家の名誉を傷つけ、家族全員を苦しめたのは
他ならぬ信子妃だからである。
それならばせめて、仁殿下がお隠れになった後は、静かに京都の尼寺の
ご門跡にでもなって余生を過ごされるのがよろしいのではないかと思っていた。
彬子女王
「公務に復帰されるのであれば、今までお見守り下さった三笠宮両殿下に
御無沙汰のお詫びをとご報告をしてほしい。それから私達皇族を支えて
下さっている国民の皆様に、公務に復帰される理由をきとんと説明して
頂きたいのです」
仁親王殿下の死後
宮内庁 「宮家の当主の問題は宮家の中でお決め下さい」
三笠宮 「それは当然、彬子ちゃんでしょう」
彬子女王 「(信子妃に)このたび、持傘の宮両殿下のご意見により、私が仁親王家の
当主になることに決まりましたので、ご報告します」
信子妃 「認めない」
「自分抜きで話を進めるなんてありえない」
彬子女王 「三笠宮家の4人の意見です。そもそも三笠宮家としての決定に
従われるのは当然のことではないでしょうか」
彬子女王
「私は一度も自分から『投手になりたい』と申し出た事はありません。それよりも
三笠宮家という大きな傘の中で、祖父母のお力を頂いてやっていきないと
思うようになっておりました。
工藤
「この経緯をたどると、地さいに当主の座を虎視眈々と狙っている人物が
誰なのかは、容易に推察できるだろう」
彬子女王
「祖母はよく『三笠宮家は本当に仲の良い家族だったのよ』とおっしゃいます。
母が公務に出始めた時、妹は、御本邸の両殿下も高円宮家も近衛の庸子伯母も
千の容子叔母も、自分の今までの思いと同じ思いを抱いておられたことに
初めてきづいて、ぼそっと「親戚っていいね」と言ったんです。
時間はかかりましたが、そう言えるようになってよかったと思っています」
信子妃が三笠宮家に対し、非常に恐怖感を持っていた事がわかります。
何をされるかわからないというものでしょう。
手紙を「誰のものかわからない・・・・」云々ちうのは、そういって騙されかけた
ことがあったのではと思いますし、医者の対応は至極当然のことです。
工藤氏の「門跡にでもなって」という文章はルポとしてはいらない一文です。
ものすごく個人的な感情を感じます。
「当主の座を虎視眈々」の部分も、悪意を感じるんですけどね。
通常、宮家は当主が死ねばその配偶者が当主となります。
高円宮家がそうですし、秩父・高松もそうです。
当主が誰になるか決める必要はなかったのです。最初から信子妃なのです。
にも関わらず揉めたのは、一つには仁親王の遺言があったからでしょうし
彬子女王のプライドのせいだと思います。
高円宮家のように当主が亡くなった後、妃殿下が精力的に政治活動をして
財産を形成し、今や高円宮家といえば「久子妃」という程になっていれば
末端であってもそれなりのプライドが築ける。
けれど、彬子女王にはその裁量がないのです
三笠宮両殿下はなぜに信子妃をそこまで嫌うのか。
「息子が早死にしたのはあなたのせいよ」とでも思っているのかなあと。
というか、モラハラもあったのではないかと思いますが。
三笠宮が「それは当然彬子ちゃんでしょう」と言った時点で、もしかして「女性宮家」
推しなのか?と思ったりしますけど。思惑は別にしてそうとられても仕方ない。
当主になれば結婚は出来ない・・・・そんな事を願う母がいますか?
それにしても、母親に対してもどこまでも高飛車な女王だなあと思います。
彬子女王が騒がなければ表面化しなかった問題。
つまり、三笠宮家の名誉を傷つけたのは他ならぬ彬子女王であるように見えるのですが。
(三笠宮家の4人って・・・・信子妃は三笠宮家に入ってないのね)
実家に戻るわけにもいかず、皇族としての公務に励むも娘達に憎まれて。
一体、何の因果なんでしょうね。