えーーっと・・・・また、職場の話からいきます。
今の職場に入って3か月あまりです。
22歳の正職員さんと55歳の臨時職員さんと一緒に働いています。
うちの市でも終戦70年を迎えて、色々博物館等で展示をする事もあるし
被爆者見舞金と戦没者弔意金の支給申請もあるし。
ちょこっとそんな話になったんですね。
職員の一人が戦没者の親族で、弔慰金を受け取る話などしたついでに
私が「(8月15日の式典に)行かないんですか?」なんて話をしたら
55歳の方が「8月15日ってなんだっけ?」っていうので
「終戦記念日だよ」と言いました。
そしたら彼女は「愛国心かあ」と言ったので、意味がわからず
戦没者慰霊≠愛国心なのかーーー そういう事を口に出すのも「愛国心」なのかあ。
彼女 「うちの父があと1年遅く生まれていたら徴兵されていたんだって」
私 「お父様は何年生まれ?」
彼女 「昭和5年」
私 「昭和5年生まれであと一年で徴兵・・・・終戦の年って何年か知ってる?」
彼女 「知らない。19・・・」
私 「1945年。昭和で言うといつかわかる?」
彼女 「ええっ?昭和25年?」
なーんて不毛な会話を続けておりました 私より年上でもこれかーと。
オタクな彼女と同年の職員さんが
「昭和天皇玉音放送の原盤が公開されるらしいよ」というので
私が「絶対聞きたいですよね」って言ったら、彼女が目をぱちくりさせて
「原盤・・・ってあれ、録音だったの?」と。生放送だと思っていたようです。
そこで経緯を話すと「全然知らなかった」と。
「何でそんな事知ってるの」っていうから。そこは答えずに、陛下がおっしゃられた
忘れてはならない4つの日について質問したのですが。22歳はまるっきり答えられず
55歳も沖縄を知らなかったし。
つまりそういうものなんですよね
ちょっと情けないと思うけど、70年前の出来事を国民はそういつまでも覚えてはない。
今、そこにある危機の方が大事である事は確かです。
だって、戦争の方法っていうのは今と70年前じゃ全然違うもの。
明治維新以後、戦争が刀や弓矢の世界から軍艦中心になり、そこから化学兵器や
戦車、そして飛行機が登場し、戦仕様が変わりました。
今や、相手の顔を見なくても殺せる時代です
なのに、「戦争反対!」を唱える女性達は、まるで戦前の割烹着着たおばさまたちみたいに
白兵戦を予想してプラカードを掲げている。
ものすごく時代遅れだなあと思っています。
という事で「安保法案」可決を受け、ちらっとテレ朝の「ワイドスクランブル」を
見ていたのですが、一方的に「違憲」というのではなく、ちゃんと賛成派と
反対派の意見を乗せていたのでちょっとほっ
辻元・・・・あんたまた。
参ったなあ。可決の時のプラカードの人達。
辻元の「お願い。採決しないで。お願い」と手を合わせるしぐさには心底
呆れてものがいえず、ああ、これこそが「半島人の血筋」と思いました。
韓ドラそっくりなしぐさなんだもん。
嘘を言ってる時でも、思い込んでいるから嘘だと思っていないというあれね。
民主党はじめとする野党の「戦争反対」の意味
日本は憲法9条によって守られてきた
集団的自衛権の行使は憲法違反である。
すぐに徴兵制度を設け、若者を戦場に送り出すに違いない。
独裁者が出てきて、日本が侵略戦争を始めるかもしれない。
集団的自衛権の行使というのは、時の政府が勝手に解釈して
いつでも相手に対して武力行使できる権利を言う。
付随して、その武力行使の権利を主張するために兵隊を集める必要性がある。
ゆえに戦争容認。日本はすぐに戦争に巻き込まれ、自衛隊員は沢山死ぬ。
だから反対。
という言い分です。
憲法9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、 武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。だそうです。
集団的自衛権の行使は違憲である・・・というのが反対派の主張。
違憲かどうかが問題ではないという意見
集団的自衛権とは
切迫危機事態
存立危機事態
の時のみ、限定して行使される最低限の武力。
例をあげれば
中国の船が海上保安庁の船に体当たりした事件。
あの時、日本は憲法の縛りがあるので何もできず、動画すら公開しなかった。
命をかけて公開した海上保安庁の方は退職に追いやられました。
私は、憲法9条はあくまで「自発的に国家として相手に武力をしかける事はしない」と
言っているのであって、相手に危害を加えられた時に、国民や国家、国益を守る為の
武力行使は憲法違反ではないと思っています。
と、同時に日米同盟があるから中国も韓国も日本を攻める事が出来ないというのも
事実と思います。
その重要な同盟国であるアメリカが戦争に巻き込まれた時、日本がまるっきり
知らん顔するわけには道義上出来ないだろうと。
いかにアメリカが自国の利益のみ考えている国家であっても、立場上「同盟」を
結んでいるわけだし、互いに協力するのは自然な事であると。
自衛官が死ぬのなんのと言っていますが、そもそも自衛隊に入るという事は
そういう事です
どこの軍隊に「定年まで何事も起こらなきゃいいや」なんて思って務めている人が
いるでしょうか。
そもそも何で集団的自衛権の行使・・・・という話が出て来たかと言えば
世界的に見て、国を問わずテロの危険性が出てきた事。
今どき「日本だけは大丈夫」なんて言える筈ないでしょ。
IVANが「SMAP×SMAP」で「日本国籍を持っているという事は安全だから」
と言っていたけど、確かにそういう部分はあると思います。
だけどそれは国際社会で日本の憲法9条が評価されて安全だったわけじゃありません。
アメリカが盾になってくれていたからです。
そして今までは、そのテロやら紛争やらの大半はソ連やヨーロッパ、中東に限られて
いたからです。
でも、今、日本を狙っているのは中国と韓国です。
残念な事にアメリカはこの二つにはあまり関心がないんです。
なぜならアジアだから
どんなにオバマが頑張っても、あの二つの国を理解する事は無理だし、対して
害はないと思っているし、何より在米中韓が多すぎて。
だから、この二つに対してだけは日本は自力で国を守る必要性があるのです。
どうかマスコミやテレビに惑わされず、駅前などで声高に
「戦争反対」を叫ぶ人達の口車に乗せられませんように。